川村元気「億男」

ちょっとお金の考え方について興味があったので購入してみました。


＜あらすじ(抜粋)＞
弟の借金の肩代わりをしたことで、妻とは別居し家族がバラバラになってしまった一男は、借金返済のために昼は図書館司書、夜はパン工場で掛け持ちで働いている。ある日、一男は3億円の宝くじが当選し億万長者となり、借金返済に夢膨らますが、ネットを覗くと大金を手にした人の悲劇ばかりが目につく。不安に駆られた一男は、大富豪となった学生時代の友人、九十九のもとを訪ねる。15年ぶりの親友との再会に一男はすっかり酒に酔ってしまう。しかし、酔いつぶれた一男が目を覚ますと九十九は3億円とともに姿を消していた。一男は九十九の行方を追いながら、大金をめぐり家族や友情のあり方を探していく。


僕も宝くじとかを買ったりして、大金の夢を追いかけてたりするけど、これを読んで果たして大金が手に入れば幸せになれるのか少し考えさせられるところがありました。
大金が手に入ることにより今の生活よりも豊かになるかもしれないが、使い方を間違えればかえって不幸になることも十分に考えられる。本を読み終わった後にネットでも高額当選での不幸の例を調べてみましたが、かなりのリアルな声を確認することができました。

「お金と幸せの答え」を知っている人はほとんどいないかもしれない。
ただこの本を読んで、答えを知るヒントは至るところに隠されていた。この先高額当選が決してないとは言えないけど(ていうかそれを望んで購入してるわけだが)、そこで幸せへと結びつけるようにできればと思っている。


それにしても、全然BIGが当たる予感がしない。。。



じゃこの辺で