久々のデーゲーム開催でした。少し肌寒く、ようやく秋らしい気温になってきました。選手たちも動きやすい気温になったのではないでしょうか。
本日はSS席での観戦です。
1万人超えということで注目度の高さが感じられる中でのキックオフ。何人かベンチ外になっているメンバーがいるのが気になりますが、それでも選手層の厚さを感じさせるベンチ入りメンバーでした。
屋敷と鮎川の2トップということで、狙いははっきりとしていたように感じた。前線からの素早いプレスで水戸に考えさせる時間を与えず、狙い通りの形でセカンドボールを回収できていた。何度か突破を許す場面もあったが、身体を張ったブロックで未然に防ぐことも出来ていた。
涼しくなったことで運動量も増してきたと感じ、特に弓場の守備範囲の広さで助けられる部分が大きかった。今年はパフォーマンスが上がってこなかったなという目で見ることが多かったが、ようやく弓場らしさを出せたのではないだろうか。今からでも遅くない。残留さえ決めてくれればそれだけで救世主だ。
救世主ばりの活躍をしてくれたのは今季初スタメンの屋敷も同じくで、カウンターのチャンスでゴールに流し込められれば完璧だったが、あそこで先に触るポジションがとれただけでも応援したくなるポイント。シーズン終了までに得点シーンが見られるだろうか。
0-0で折り返し、ホームで何としても結果を残したいということで更に勢いを強めたという印象を受けた後半。久々の出場となった渡邉新太は早速惜しい場面を演出し、キャプテンとしての存在感を見せてくれた。ここまでもどかしい思いで試合を見続けてきたかもしれないが、その鬱憤を晴らすかのごとく水戸のゴールを脅かし続けた。キャプテンが救世主になるって、なんだか漫画でもあり得ないような展開でワクワクしてくる。
もうちょっと長沢の投入が早かったら結果も違ったのかなという気持ちはあったが、トータルで見たら交代のタイミングも絶妙だったので終始バランスが崩れることなく強度の高いゲームができていた。今までは頑張っているのはわかるけどもう一歩出て欲しいという気持ちで観戦することが多かったけど、この試合は持てる力は全部出しているのは感じ取れたし、集中力も全く切らしていなかったので見ていて面白かった。
結果的には0-0となり、ベストを尽くしても勝てなかったのはこれが今の実力だということ。水戸だから勝たなければいけないわけではなく、同じような順位にいるチームが互いに力を出し切ればこういった堅いゲームになる。そこから打開できるチームがより上位へと進むことができるが、残り試合を考えれば急激に上がるのは難しい。今回の試合後のように選手を前向きにさせるようなチャントを送り続け、残り3試合を一丸となって戦う気持ちにさせることが結果を残すための最適解ではないだろうか。
栃木がトリニータと同じくスコアレスドローということで、4試合で勝ち点5差から3試合で勝ち点5差へと変わった。4試合と3試合では意味合いが全然違ってくるし、さらに栃木は清水戦と横浜FC戦を残している。トリニータが長崎に勝ち点3をプレゼントしたおかげで、清水・横浜FCの両者が昇格も優勝も決めることができなかったので、おそらく栃木相手に手を抜くことはないだろうと考えられる。トリニータがこけら落としでプレゼントした勝ち点を無駄にすることなく、清水と横浜FCに順当に勝ってもらいたいものだ。
(※トリニータが長崎に勝っておけばもっと有利になったのでは、、と真面目なツッコミは無しで笑)
次はアウェイ秋田戦。ホームで30周年記念マッチをやった時は思い出したくもないくらいの秋田一体を見せられたので、今度は秋田の地で三位一体(アウェイでは選手・スタッフ・サポーターを指す)を見せてもらいたいものだ。
じゃこの辺で
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