亀と鴎の挑戦

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大分トリニータ30周年記念メモリアルマッチ

2024-12-27 21:04:30 | トリニータ30th

大分トリニータ30周年記念メモリアルマッチに行ってきました。

 

投稿が遅くなりましたが、内容盛りだくさんでお送りしたいと思います。今回は試合パートをメインに取り扱うことにして、体験パックなどのイベントについては近日中に別記事にて投稿します。

 

 

 

レジェンド達勢ぞろいで記念撮影。どの世代が黄金世代なのかは、応援した時期にもよるので人それぞれだと思われます。決して強かった時代が黄金世代とも限らない。一番熱を込めて応援してきた時代こそが、その人にとっての黄金世代である。もちろんどの時代においても熱量が変わらず応援を続けてきた人にとっては、この集合写真がまぶしくて目が開かないくらいに輝いて見えているかもしれない。

私ですか? そりゃもうスマホ越しでないと直視できないくらい眩しかったですよ(笑)

 

 

 

 

DJブースはTOM GさんとMAXさんの2人で行われていました。TOM Gさんの声を聴いていると、なんだかタイムスリップした気分になりました。実際にタイムスリップしたことは勿論ありませんが、この瞬間は本当に子どもの頃に戻った気がしました。

 

 

 

 

両チームのスタメン2トップの組み合わせが最高すぎました。石崎トリニータはJ1初昇格時の主力だった吉田と高松の2トップ、ファンボトリニータはマグノアウベスとウェズレイの強力2トップ。頼むから0-0で終わらないでくれと願っていましたが、これだけの破壊力のある組み合わせなら派手な展開になることが約束されたような気がしました。

 

 

 

完全にうろ覚えなので記憶が正しいかわかりませんが、記念すべきメモリアルマッチの初ゴールは高松が決めてくれました。数々のメモリアルゴールを叩き出した高松だが、引退後においてもまた一つ新たな歴史を作った瞬間でした。

 

 

 

もう50歳近いとは思えないくらいのマグノのプレーに驚かされることばかりでした。10分限定とかであればJ2でも通用しそうです。そんな贅沢な契約はできないけど、マグノなら短い時間で結果を残してくれそうだと期待できる。

 

 

 

J1優勝監督の吉田孝行は早く下げてくれと石崎監督にアピールしていました。

 

 

交代枠は自由なので、こういった贅沢な交代シーンを前半から見られるのもメモリアルマッチならではです。背番号は30番一択なので、遠目からだと誰が入ったかなんで判別できるわけもありません。走り方で判断するしかないですが、トリサポ歴が長いとそれだけで大半が判別できてしまいます。

 

 

 

 

そして満を持して、吉坂圭介選手が登場。久しぶりのユニフォーム姿でありながら、なんとこれがトリニティ、トリニータ時代を含めて、ピッチに立つのが初めてとなる。1998年に加入し、そこから26年後にデビュー戦を迎えることになるなんて、おそらく本人が一番驚いたことでしょう。

 

 

 

威圧感のあるコーチングで笑いを誘う。当の本人は真面目であると思うけど笑

 

 

 

真正面のシュートを止められず、吉坂選手のデビュー戦はほろ苦い思い出となりました。このプレーを思い出すだけで、吉坂門下生たちはご飯を何杯でもいけるでしょう。トリニータに関わる全ての人が失笑したところで前半が終了しました。

 

 

 

 

リボンビジョンが設置されていましたが、おそらく自費で購入したのかなと予想しています。1試合限りにしては演出があまりにも手が込み過ぎだし、来年に向けてのテストも兼ねているように感じました。

 

 

 

 

後半はエンタメに全振りでした。獲得したPKを蹴るのは西川周作。俺たちの高木駿との対決が実現した。

 

 

 

 

勝負の結果は西川に軍配。元日本代表の実力を見せつけました。

 

敵味方ミックスしてゴール裏で祝福をしている中、全く参加するそぶりもしない下川もまた趣深い。

 

 

 

 

次のPKチャンスはファンボ監督がキッカーとして降臨。バニシングスプレーで30thとメッセージを残し、あとはきっちりと決めるのみ。

 

 

 

1本目はバーに弾かれる。そのこぼれ球をマグノが鮮やかに決めるも、先にペナルティエリアに入った?とのことで蹴り直しに。この時のマグノのゴールが、この試合の全ゴールの中で一番美しかったですが、記録には残らないものになります。

 

 

 

 

蹴り直しの2回目は今度はクロスバーに当てる始末に。当然狙ってできるものでもないし、いわゆる”持っている”人にしかできない結末。この写真からもわかる通り、誰もペナルティエリアに入っていなくてPKとしては成立しているのですが、なぜか泣きの3度目が適用されました。

 

 

 

今度はイージーに枠内に蹴り、(約束されていた)ファンボさんの勝利で幕を閉じた。

 

 

体感的にはもっといたように感じましたが、これが多いのか少ないのかは全く持って判断がつかないです。そもそもメモリアルマッチをやること自体が初だし、この人数が今後開催するときの基準となる。今度は1万人を超えるような目標を立てたい。

 

 

 

 

最後のほうは11人以上がピッチに入り込んでいたし、何なら広報さんも当たり前のようにピッチに入り込んで撮影をしている。もう何でもありでしたね。

 

 

 

 

そして最後は石崎監督がPKを決めて、そのまま胴上げの流れになり、ここで終了のホイッスルが鳴らされた。

 

 

 

30分ハーフの試合でしたが、体感的には5分で終わったような気がしました。多くの感動と笑いを届けてくれて、足を運んだ甲斐がありました。

 

 

 

 

最後は吉田孝行さんからの熱いメッセージで幕を閉じました。

40周年の時もメモリアルマッチをやっていただきたいし、その時もトリニティ戦士が参加してくれたらと強く望んでいる。向さん、杉山さん、田原さんともにこの日のために準備してきたのかなと思えるくらい身体が絞れていたし、吉坂さん、山根さん、小山さんもトリニティを知る人として次の機会も参加していただきたい。私自身はトリニティ時代を経験してないけど、歴史を紐解いていくとトリニティ時代はトリニータの歴史の中で欠かせないもので、早々のタイミングでJFLに上がれたことで早いタイミングでJリーグ入りができ、大分県にサッカー文化を根付かせたきっかけになれたと思っています。今回は吉坂さんしかゴールを決められなかったけど、次の時はもっとフォーカスしてもらえたらと願っている。

 

そして、これだけの豪華なメンバーが揃ったメモリアルマッチだけど、現役選手とミックスさせた形式はもしかしたら今回が最後かなと思っている。シーズン移行が始まったらウィンターブレイクの期間はシーズン中ということで、少なくとも現役選手が気軽に参加できないのかなと予想している。新シーズン前にやるとしても、そこまでオフはとれないようなスケジュールだったと思うし、何より気温が高くなる時期だと選手にとってもしんどく感じることだろう。ということもあり、OB選手と現役選手がミックスした形式での開催はおそらく難しいのかなと感じている。だからこそ今回の体験がいかに貴重だったかが、将来になって思えてくることになるかもしれない。今回参加した現役選手は、偉大なるOBの背中を見て来シーズンへの励みとしていただきたい。

 

 

じゃこの辺で


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