【チーム作りから】第20節 大分－栃木【失敗】

 

はい、もうほぼ記憶から消し去りつつありましたが、こんなところでブログレポートの連続投稿記録を途切れさせるのもなんだか悔しくなりますので、ちゃんと残すようにしました。

 

 

 

 

前回のレポートではさすがにネガティブに書きすぎたかなと少し反省していましたが、この試合を見ていたらもっと危機感を持った内容にしてもよかったかなと思えてしまいました。そのくらい希望が無いといってもよいです。

天皇杯で勝てたのは試合を見てないから何とも言いようがないのですが、結局は相手の決定力不足に助けられたことと、伊佐の調子が良かったことに尽きるかなと思っている。伊佐の好調ぶりはこの試合でも伺うことができたし、前半の決定的なシーンはさすがに相手の守備を褒めるしかない。

 

決してネガティブな印象を持たなかった前半(この時点でかなりハードルが低いんだなと思ってる、、、)で、後半に修正して持てる力を出し切れば長いトンネルを抜け出せるかなと思っていたが、現実はそんなに甘くなかった。後半早々に奪われた失点は、関わる選手みんなが背中を向いていて、正面からブロックにいけなかったことから生まれたものだと思っている。結果を残せない期間で、唯一と言っていいくらい徹底できていたことが気の緩みからか出来ていなかった。

木許、佐藤、キムに期待を寄せるくらいしか希望が見えなかった。佐藤は積極的に仕掛ける姿勢を見せることができ、この状況を何とかしたいという意思は感じることができた。

こういった気持ちを全員が感じ取ってもらわないといけないが、スローインからのミスでカウンターを仕掛けられ、あっさりと追加点を奪われてしまった。あのプレーと香川のスローインのミスにも表れているように、もはや後ろが空いていれば戻すといった動作が体に染みついているんだなと感じ取れた。長沢と香川だけではなく、全選手に言えること。トリニータのほうがシュート数が多かったとはいえ、1点が欲しいのに自陣でボール回しを続けるのを見てもどかしく感じた。

積極的なミスはいくらしても構わない。ただ後ろ向きなプレーでミスされては何も擁護できない。さすがにワーストゲームになりうる試合は前半戦だけで出揃うかなと思っていたが、後半戦の初っ端で、しかも下位に沈むチーム相手にワーストゲームに相当する試合を見させられるとは思ってもみなかった。

 

 

 

 

はっきり言って、今シーズンはチーム作りから失敗しています。シーズン前から満足に負荷をかけられなかったことが、怪我人の多さや試合を通じての失速に繋がっていると分析しています。3バックや4バックといった戦術の部分はぶっちゃけ関係ないと思っていて、さらには補強に頼る必要もないと思っている。たとえ補強できたとして、後ろでボール回しさせてる状況を見ればどんな選手であれ活かすのは難しいでしょう。

あとは補強をするにしても、自分たちの形がはっきりとしないことには始まらない。相手に合わせて戦術を決めるのではなく、自分たちのサッカーで勝負したいというのはトリテンでの保田や野村のインタビューでも感じるし、もちろん僕自身もトリニータの形で勝負してもらえるほうが応援に熱が入る。

 

ただ幸運なことに、まだやり直せるチャンスはあります。幸いにも来月の清水戦が終われば、2週間リーグ戦が開催されない期間に突入します。そこでもう一度鍛え上げるチャンスができるし、できることならミニキャンプを開いてほしい。予算が同じだとして、選手1人の補強とミニキャンプのどちらを取るかと言われれば、俺はミニキャンプのほうを選ぶ。そのくらい、今の選手たちにはまだまだ変えられる力があると信じているし、変えてもらいたいと願っている。

おそらく現実はミニキャンプなんてやってくれないと思うだろうが、今のトリニータを変えられるチャンスはこの2週間にかかっていると信じている。それまでの4試合は劇的に改善することなんてまずないだろうから、何とかごまかしながら勝ち点を積み重ねていければよいと思っている。もちろん変わらず応援し続けますが、鹿児島遠征は豪雨予報のため見送ることにしました。普通の雨であればずぶ濡れ覚悟で参戦しますが、雷だと試合開催すら怪しくなるし、無事に帰れるかどうかの心配もしないといけなくなる。あくまで自分の身を守るための判断ですので悪しからず。

 

 

じゃこの辺で