今シーズンが終了しましたので、ぼちぼち1年を振り返っていきたいと思います。なかなか編集する時間がとれず、もしかしたら例年よりも規模を縮小させるかもしれません。なるべくクオリティを落とさないようにはしたいと思います。
30周年と記念すべき年になりましたが、思うような結果は残せず悔しい日々を送ることが多かったです。それでも決して意味のない1年ではなかったと最終的には感じることができましたし、この経験を来年にぶつけてもらいたいですね。
というわけで振り返っていきます。
1月
新体制が発表され、同時に30周年ロゴもお披露目となった。より特別な1年にしたいという気持ちが強まり、片野坂監督のもと始動から良いスタートを切りたかったところだが、サムエルが長期離脱となり急遽長沢を再契約するという事態となった。ここまでフリーでいてくれた長沢に心から感謝したいと思える立ち上がりとなった。
2月
期待と不安が大きい開幕戦はかろうじて引き分け。長沢に助けられた形となり、感謝の気持ちがありつつも編成としてこれで正しかったのかという想いも少なからずあった。それでも毎度のことながら開幕を迎えられるのは楽しいことだし、ここから始まる長丁場の戦いに期待を寄せていた。
3月
ルヴァンカップは史上最速での敗退となってしまったが、リーグ戦では藤枝戦と鹿児島戦で勝利を挙げることができた。だが格下だと思っていた栃木戦では結果を残すことができず、チームの仕上がりを正確には判断できなかったというのが正直な感想。ここから自信をつけて勝ち続けるには何かきっかけがないと難しい。
白石グループさんとのユニフォームスポンサー契約が決まり、寂しい背中を早々に埋められたのは良かった。
ちなみに私事になりますが、3月をもって関東生活を終えましたので、来月から大分生活となりました。
4月
秋田戦、いわき戦のホームゲームに行くことができ、ようやくここからホームゲーム参戦が当たり前の生活に戻れると思うと嬉しくなるし、応援にも力が入るし、お金を落とすスピードも早くなる。やはりホームゲームは特別なものであると改めて感じた。
試合のほうは内容が伴ってない負け方が続いて、チーム作りがうまくいってないのかなと確信したのが4月のタイミングであった。
5月
先制しても勝ち切れない試合が続くが、なんとかしぶとく引き分けに持ち込んで勝ち点を積み重ねてきた。
早くもホームゲーム5試合目となったが、未だ勝ち試合を見れていない。選手の気持ちは見えているだけに、とにかく信じるしかなかった。
6月
勝利から遠ざかり、徐々にネガティブな気持ちも先行していく。昇格を目指せる位置にいるものの、どうしても背中のほうを振り返りたくなるし、栃木戦と鹿児島戦を落としてからはよりネガティブな気持ちも現実的なものへと変わっていった。
ちなみにアウェイ鹿児島戦は諸事情で不参加となりましたが、無理をすれば行くことは可能でした。チームが不調の時こそ応援に足を運ぶべきですが、正直に言うとアウェイに足を運ぶほどの気持ちを持っていくことはできませんでした。
7月
リミテッドユニが発表され、斬新な赤色となった。売れ残っていたら買うつもりでいたが、速攻で売り切れた模様。トリサポ流石です。
ユニフォームスポンサーにARUさんが付いていただき、よりユニフォームが華やかになっていった。中断期間を挟み、ここから巻き返していきたいところだ。
8月
待ちに待った亀祭の開演。進撃の巨人とのコラボも行われ、スタジアムには予想を大きく上回る28000人が集まった。試合のほうも劇的な勝利を挙げ、トリニータの歴史の中でも五本の指に入るくらいの思い出に残る試合となった。
結局当月の勝利は熊本戦のみとなったが、それでもこの1勝はいろんな意味で価値のあるものになった。
9月
山形戦で敗戦してしまい、遂にサポーターの不満が爆発し居残り抗議する事態となった。たとえ片野坂監督であれ、成績が残せないとこういった空気になると思っていたし、なんとか杞憂で終わってほしかったところだが結局無理でした。それでも片野坂監督は先頭に立って矛先を自らのほうに向けてくれたことで、チーム全体が一つになるきっかけになれたのかなと思っている。
藤枝戦で勝利し、リミテッドユニ未勝利記録に終止符を打つことができた。
10月
今年のうちで最も楽しみにしていたのが、長崎スタジアムシティのこけら落としの試合。試合前日に内部を見学したが、そのすごさに驚かされることばかりだった。試合のほうはトリニータの大敗となったが、最先端の専用スタジアムでの観戦は楽しいものとなった。
秋田戦で勝利し、残留を決めることができてひとまず安心。下方修正となったがミッションを達成することができた。
11月
ホーム最終戦で勝利し、梅崎の引退に花を添えることができた。ここから指導者の道に進み、将来的にはトリニータに還元してもらいたいものだ。
覚悟はしていたが、長年在籍してくれた選手の満了通告はダメージが大きい。選手だけでなく西山GMの退任も心に穴が開くくらいのインパクトだが、この判断を正しいものと思わないとトリニータは生き残っていけない。
長く愛されるチームを目指すために自分がやれることを考え、初めてmiraieに申し込むことを決めた。
12月
良い発表があることを期待したい。そして30周年記念マッチを大いに楽しみたい!
今年は私が大分に戻ってきたということもあり、久しぶりにホームゲームに通うことができました。そのおかげで例年以上にトリニータに楽しませてもらったというのが正直な感想です。
ただあくまで個人的な感想ということで、やはり今年の成績を考えると一刻も早く2024年シーズンを忘れ去りたいと思う人は多くいるかもしれません。Jリーグ全体のレベルが上がってきて、より格差が生まれてくる傾向にあると考えると、J2定着を当面の目標にするべきかと思います。J2にいるうちはサポーターの数も熱量も繋ぎとめることができるし、来季に向けての目標を持ち続けられることができる。
「大分はJ1にいないといけないクラブ」と選手やサポーターが言ってくれるのは有難いが、J1で戦っていけるには今のままでは体力がなさすぎる。資金力にしてもフロントのスキルにしても、ここからトリニータを大きくしていくためには多くの課題が残されている。そしてヴェルスパやジェイリースが着実にカテゴリーを上げていき、パイを奪い合う展開になればよりトリニータとしては苦しい展開となる。当然面白そうなところに人は流れていくと思うが、その面白さをトリニータが与え続けられることができるだろうか。
次に40周年を迎えた時に、昇降格もなくずっとJ2にいましたという展開であれば個人的にはそれで構わない。間違いなく今の状況はJ3降格のほうがよりリアルだし、ちょっと歯車がかみ合わなければJリーグ退会という展開もあり得る。J2にずっといれることが当たり前ではないし、実力がないとJ2に残れないと思いながら応援を続けるくらいの気持ちでいたい。
とはいえ、目標を低く保ったままのクラブに将来があるかと言われたらそうではなく、J2定着をノルマとしつつやはり目指していくのは上位進出でありたい。そして突如としてホワイトナイトが現れた場合は、思い切ってジャンプアップしたい。
10年先なんて簡単に予想できるはずもない。2014年終了時点で、降格と昇格をこの10年間に4度味わうなんて誰が想像できたよ。そろそろサッカーの神様はトリニータで弄ぶのはやめていただきたいと思いつつ、刺激がないと応援のモチベーションが保てないのも事実である。良くも悪くもトリニータには他のクラブにはないエンタメ要素のポテンシャルはあると思うので、他クラブをリスペクトしつつ、自分たちの価値をより高めていくことができればトリニータはより九州に誇れるクラブになることができる。
簡単にまとめると、現実的には厳しいものとなるが、いつの時も夢を持ち続けられるクラブであってほしいなと願っています。
例年であればもっと長文で振り返っていくのですが、これ以上はマイナスな要素しか出てこなさそうなのでここで締めくくりたいと思います。Part2以降も読んでいただけると有難いです。
じゃこの辺で
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