まず伝えたいのは、本日からお披露目となったリミテッドユニがカッコよかったこと。黒ソックスもびしっと決まっていたが、これが黄色にしたら遊び心が前面に出てさらに特別感が出たかもしれない。限定であればどんどんチャレンジしてもらいたいタイプである。
そんなリミテッドユニで縁起の良さを出していきたかったが、結果は1-3の敗戦となった。
神戸は大迫がJ復帰後デビュー戦となった。2013年にはリーグ、カップ戦ともにゴールをドームで奪っているので、相性が良いことは本人も感じているだろう。
ゴールは許さなかったものの、体の入れ方やスペースの抜け方は一級品であった。これが世界で戦ってきた選手なんだなと感心してしまった。
武藤にとっても似たような感想で、こちらは試合勘を掴めつつあるからか、チャンスに絡むシーンも多かった。武藤がいなければ前半をリードされるという展開は防げたかなと思う。
終盤に坂を置き去りにした突破シーンは敵ながら素晴らしいなと思えた。あそこまでタフに戦えるとチームに勢いを与えることができる。
イニエスタについては流石の一言。後半でのライン上のプレーで、野村と増山をあざ笑うかのようにかわして、ラインを割ることなくボールを渡すなんて常識を超えている。あれを目の前でやられたら間違いなく心折れてしまうだろうな。そう思うと、野村も増山も良く心折れずに、むしろ2人で崩すプレーまでやってくれたから大したもんだ。
神戸を褒めることしかやれてないが、トリニータも勿論評価してあげたいシーンは多かったように感じる。先制点を奪った香川はこれでようやくトリニータ加入後初ゴール。これまで良いポジショニングにいながらゴールを奪えておらず、ケチャドバゲージが蓄積していくばかりだった。前節の札幌戦でキーパーとの1対1を外して、そのゲージが最高潮に達したであろう。もう持ってない男とは言わせないと、ゲージを開放してゴールへと吸い込ませた。次は勝利へと導くゴールを期待してます。
古巣対戦となった増山は連戦ながらこの試合も気合十分だった。これだけ上下運動してくれるのは見ていて気持ちいい。シーズン中の移籍で挨拶しづらかったかもしれないが、試合後に神戸サポに挨拶に行く姿勢も素晴らしい。間違いなく愛される条件が揃っているので、早いうちに結果が報われてほしい。
高木が飯倉ばりにドリブルしていって、パスミスして山口に無人のゴールにシュート打たれた時はさすがに失点を覚悟した。そこを防いだのがエンリケトレヴィザン。実況の西岡さんも入ったと勘違いしたし、俺もDAZN見て勘違いした。何度見ても美しいファインプレーだっただけに、このプレーで勢いづかなかったのが残念に思う。
その他の選手たちも持てる力を出してくれたが、歴代最高クラスの個の力を持つ神戸相手に結果を残すことができなかった。判定に納得できないシーンもいくつかあったが、こういった試合はすぐに切り替えていくしかない。
今日の結果を受けて、最下位に転落した。もう下を見る必要は無くなったので、ここからは這い上がるのみ。今がJ1で一番弱いということを自覚して、何も失うことなくどん欲に勝利だけを目指してもらいたい。
残留云々の話は勝たないことには計算すらできないので、まずは広島戦で結果を残してもらいたい。頑張ることはここ4戦見ても伝わっているので、あとは結果のみ。
じゃこの辺で
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