亀と鴎の挑戦

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【青と黒で囲まれた】第5節 G大阪戦【アウェイ戦】

2020-07-19 10:57:01 | トリニータ2020

実に5ヶ月ぶりの敗戦!逆転負けは2年前の横浜FC戦以来かな?決して勝たなければいけない内容では無かったけど、やはり悔しいな。

 

観客を入れての初のアウェイ戦。パナソニックスタジアム吹田を360°囲い込むガンバサポーター。声を出せなくても、チャントがスピーカーで流れてなくても、拍手や存在そのものだけでホームの雰囲気を作り出していたことはDAZNからでも確認できた。

 

その中で戦うのは気持ち的にも難しかったであろう。青と黒で囲まれたスタジアムにはガンバの応援のみで、トリニータに対するリアクションはスタジアムの遥か遠くの外で聞こえるのみ。

その中で先制できたのはさぞかし気持ちよかったであろう。田中達也のクロスから渡のヘディング。静まり返ったパナスタ吹田に聞こえるのは渡の祝福のみ。ようやく渡の持ち味を発揮することができた。

 

これで気持ちが楽になるかと思われたが、サポーターが目の前にいるのに不甲斐ない試合はできないと思わんばかりに更に攻勢を強める。岩田がファウルをしてしまいPKになったが、これに関しては切り返した小野瀬が上手かった。

PKを決められ同点になる。

 

 

後半になってからもガンバが主導権を握る展開が続き、羽田のミスが響いた形となって失点を食らう。口酸っぱく監督が言い続けている立ち上がりでの出来事。ちょっと軽率すぎた。

 

失点後もガンバが優位に進む展開が長く、左右にボールを散らせるし中に入れてからも選択肢が多かった。予測して飛び込むと2つの失点シーンが頭をよぎってしまうのか、トリニータ側も思うように積極的な守備ができていないように感じた。

それにしても、途中投入されるのが渡邉千真とパトリックとか、予算のあるクラブのえげつなさを改めて感じた。

 

そんなトリニータも決して引けを取っておらず、デビュー戦となった藤本が期待以上のインパクトを残してくれた。個人で切り込むだけでなく、三竿とのコンビネーションでチャンスを演出し、早くもトリニータサッカーに順応している感じがした。

 

同じ特別指定選手の井上も出場しているし、さらに年下の高畑も出場している。井上も高畑もサイドで優位に立てなかったが、連戦を乗り切るには若い力なくして克服できない。

羽田もプロになってからは初出場となったが、今回のミスは反省してほしいが引きずっている暇はない。連戦でいろんな選手にチャンスが回ってくる環境だが、刀根や高橋らが同ポジションに控えているし、三竿もこの試合でフル稼働しているが次も行けそうなオーラを出しているはず。高畑や香川をDFに回すことも可能だ。

下を向いてはリベンジのチャンスを逃すので、ここからがプロのスタートということで気持ちを切り替えてほしい。

 

結果は敗戦。トリニータにも足りないところは数多くあるが、やはりガンバを勝たせたのは360°取り囲んだ青と黒のサポーターの力ではないだろうか。

今は制限中なのでトリニータサポーターも直接サポートすることはできない。選手には苦しい想いをさせてしまっているが、こればかりは昨今の状況に従うしかない。このままでは8月以降もどうなるかわからないので、更に難しい戦いが続くかもしれない。

その難しい戦いを制するのは、やはりホームでいかに雰囲気を出せるか。昭和電工ドーム大分は専用スタジアムではないから雰囲気づくりには限度はあるかもしれないが、神戸戦のように360°取り囲んでやれば選手にとっては心強い存在になるはず。

ぜひとも元気が有り余っている大分県民は、昭和電工ドーム大分に足を運んで念を送ってほしい。

 

 

じゃこの辺で


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