おはようございます。
ではなく、
こんにちは~、な時間になってしまいました。
昨日は人気の屋久杉HONUにエアブラシでクリアを吹いてみました!
いつものように三回吹き付けます。
すこし斜めから見た感じです。
エアブラシを使用した作品は店内にもまだまだ少しです。
これからも食器関係と一部アクセサリー関係だけにとどめる予定です。
やはり、先日の日記にも書きましたように、
視覚、
触覚、
にプラスして、
嗅覚、
にうったえかける、
この屋久杉の香りは、何物にも代え難いものです。
店頭では小さなコーナーをつくって、
そこにまとめて展示したいと思います。
屋久杉の香りを殺しててでも、このデザインは輝かせたい!
というアイテムだけを輝かせていきますね。
また、食器関係も、
ブラシによるウレタン吹き付けは一部です。
以前のように環境や安全に配慮したオイル仕上げは続けていきますよ。
ちなみにhonuではドイツ製のリボスを使用しています。
リボスは環境や安全に配慮した天然のオイルです。
くわしくはこちらをご覧になってください。
また屋久杉製品の手入れ方法はこちらを参考にしてください。
そして、
昨日はTさんから、素晴らしい屋久杉の山木を頂きました☆
現場では小さめの木をピックアップしたつもりでした。
しかし、店に持ってきてビックリ!
けっこうでかいです。
厚みは薄いのですが、重さは100kgありそうです。
いつもは流木を拾いに行ってます。
だから、この大きさはあってもさすがに拾い上げることはできません。
ですから本当にありがたいです。
Tさん、
ありがとうございます。
大事に使わせていただきます。
Tさんは、有名な山師の方です。
工房も設けてられるのですが、職人の方がいなくなられて、最近はあまり工場も稼働されてなかったみたいです。
渡りに船ではないのですが、
今回は貴重な屋久杉を分けて頂くことができました。
去年も台風の直撃が少なく、
あまり流木も流れてきませんでした。
このままだとやばいと思っていた矢先でしたので本当に助かりました。
屋久杉は、
島津藩の時代に切り出されたものが大半だそうです。
そして、その当時に切り出した屋久杉は三分の一しか下に降ろさずに、残りの三分の二は山に放りっぱなし!
というのが事実なのです。
そして、
その残った屋久杉が山師の力によって降ろされるか、
大水により川を伝い、
海まで流れ落ちるか・・
このふたつの選択肢だけなのです。
そして、
屋久杉は
台風の時でないと浜に上がらないのを知っていますか?
じつは屋久杉は密度が高く、
大半の木は水より重く沈んでしまうのです。
だから、
ただの大水は屋久杉を海まで流しはするが、
そのままでは海に沈み、海の藻くずと消えてしまう運命なのです。
でも、
台風が来た時は大水にプラスして大波!
そう、
この大波が流れてきた木を再び浜に押し上げてくれるのです。
こういう、自然の摂理は屋久杉の流木にもあてはまるんですね。
不思議なことです。
そしてみなさん、お気づきになりましたか?
そう!
うちのアネラ猫が亡霊のように取り憑いていました・・
やはりこの子は神の化身なんでしょうか
そして。
屋久島サウスは今日も晴れ!
工房の温度計も20度です。
あったかいですよ~