梅雨明けした途端に、台風と前線のミックスが、日本列島に張り付き、
各所で、氾濫寸前の河川の様子やがけ崩れがテレビ画面流されています。
関東北隅の平野部は、雨はそれほどでもなく、時々小雨、、静かであります。
パソコンとハードディスクにたまった写真を整理したりしておりました。
白鷺のケッコウ迫力のある写真が見つかりました。
白鷺の一種 <コサギ>が 舞い降りるところ。見ているのは,ゴイサギです。
万葉集 巻第16は、由緒ある雑歌(いわれを有する様々な歌)特集であります。
3831 白鷲の木を啄(く)ひて飛ぶを詠む歌
池神の 力士舞(りきしまい)かも 白鷺の
桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて 飛び渡るらし
※訳 池の神の演じる力士舞いとでもいうのであろうか、白鷺が長柄の桙を
くわえて飛び渡っている。
☆ 力士舞 伎楽の一つ。やや卑猥な舞 (伊藤 博 (『新版万葉集』)
写真が、上記の万葉の歌のイメージによく合っていると思い掲載いたしました。
▲ 【万葉集の歌どうり」なら、この写真をメインにすべきか しかし、イマイチ迫力にかけますもので----尚、写真はクリックで拡大します。
----<本日の付録>---
【さ ぎ 草 】 原寸では、花の大きさは,径3cm程度。
写真中央に立ち上がって部分に、雄蕊~黄色味の2片が、 雌蕊を囲む。
【 さ ぎ 草 】 かっては、日当たりのよい湿地帯には、いくらでも生えていた。
その名の通り,鷺そっくりそのままです。なんでこんな手間をかけた姿で咲くのか
進化の不思議です。
【 白鷺(はくろ)は 塵土(じんど)の 穢れを禁ぜず 】
※ 潔白なるものは どんな環境においても 本質はかわらないーー。
泥濘(でいねい)を 振るい飛び立つ 鷺白し 夢 蔡
----<了>------
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます