今回のサブタイトル「愛と不信の二人」と聞いて、あんな昔に???と友人と顔を見合わせた。
おばちゃんの好きそうなタイトルですね。
為尊親王が亡くなって実弟の敦道親王と親しくなったが、
敦道親王には奥様があるし、
和泉式部が綺麗な故のねたみやゴシップで二人の仲は思うように進展しなかった。
(あの時代絶世の美女と言われた和泉式部)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/62/e1b5a09c15a2a0a29515538989f60f5c.jpg)
試みに 雨も降らなむ宿過ぎて
ああああああああああ空ゆく月の影や止まると
あぢきなく 雲居の月に誘はれて
ああああああああああ影こそ出づれ心やは行く
お屋敷へ帰るとあれこれ告げ口をする女官がいて疑心暗鬼になる・・・・・。
どんなに聡明な女性でも、あの時代はひたすら待つしかないようです。
今と違って、携帯電話もないし、メールもできないし・・・・ねぇ。
あの短い31文字の中に、
耐え忍ぶ気持ちを読み込むとは昔の人ってみんな頭がよかったんですね!!
次回の講習が楽しみです。