おばとドングリ

今年初めておばを訪ねた。
びっくりしたらしく、嬉しそうな声で迎えてくれる。

ぜんざいを一緒に作って、熱いのをフーフー吹きながらいただいた後、
ゆっくりゆっくり散歩する。

二人で、ドングリの殻が落ちているのを数えながら拾う。
私も、遠い昔に返って拾ったけど・・・・何かに使えるかなぁ。

「戦後はドングリも食べたよ。」と懐かしそうに話してくれた。



おばに届いた年賀状が少ないのに、胸が詰まった。
「知り合いがだんだん亡くなって・・・」というおばには元気で長生きして欲しいと思います。