「ぶらぶら美術・博物館」等で、お馴染みの山田五郎著です。
誰の絵画が紹介されているのか、読んでみると、表紙の通りアンリ・ルソー、セザンヌ、デューラー、ヤン・ファン・エイク等です。
観ていて、楽しくなるルソー好きとしては、納得。
セザンヌは、絵が下手なのに、巨匠と言われるけど、初期には、自分の絵に堂々とアングル署名を入れたりしてます。
デューラーは、正統派と思っていますが、小さい人たちがたくさんいます。
納得いかなかったのが、「神の手を持つ画家」と言われるヤン・ファン・エイクですが、山田五郎さんに言わせると「偉大な巨匠なのに知名度が低すぎるのが、へん」と言う事でした。納得です。
若冲が大人気なのに、エイクの知名度が低いのは、納得いかない限りです。
「アルノルフィーニ夫妻」や映画「ミケランジェロ・プロジェクト」に出てくる「ヘントの祭壇画」が詳しく解説されています。