ハプスブルク展の後、企画展チケットで常設展も入れるので、行きました。
ハプスブルク展でけっこうくたびれたので、自分が好きな絵だけ撮影しました。
カルロ・クリヴェッリ
「聖アウグスティヌス」
クリヴェッリは、展示されている時が少ないかもしれません。精密画に
は興味があるので、じっくり観ました。細部まで丁寧に描いています。
ヤコボ・デル・セライオ
「奉納祭壇画 聖三位一体、聖母マリア、聖ヨハネと寄進者」
背景が当時のフィレンツェ市の実景でアルノ河にかかる4つの橋が描かれています。
ウェイデン「ある男の肖像」
寒くないようにしっかりと防寒してますね。
ヤーコブ・ヨルダンスに帰属 「ルーベンスの構図に基づく ソドムを去るロトとその家族」
ルーベンスらしい、ダイナミックな作品です。
逃げる途中、「後ろを振り返るな」と言われても、振り返ってしまうのは、世界共通です。ロトの名残惜しそうな表情と家族。ロトの妻は、まだ前を向いていますね。この後は、悲劇が待っています。
マールテン・ド・フォス 「最後の晩餐」お金が入った袋を持つユダがキリストの正面にいます
クラーナハ
「ゲッセマネの祈り」
このテーマの絵画はよく目にします。国立西洋美術館には、同じテーマのジョルジョ・ヴァザーリの絵画もあります。
最後の晩餐の後、祈るキリストに対して、眠り込む、ペテロ、ヤコブ、ヨハネの弟子三人です。
背後にユダに先導されるキリストを捕まえに来た群衆が描かれています。
クラーナハがもう1点。
「ホロフェルネスの首を持つルユディト」定番のお付きの侍女がいませんね。
一人でも決行できそうな意思が感じられるユディットです。
ティツィアーノ工房
「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」
聖書の生首は、剣がユディトで、皿がサロメですね。
サロメの美貌を際だたたせる侍女が
横にいます。
エル・グレコ
「十字架のキリスト」エル・グレコの絵は、引き伸ばされた身体で目立ちます。
ルーベンス「眠る二人の子供」この絵は、常設されているみたいですね。
ルーベンス「豊穣」
タピスリーの下絵と思われる作品で、女性は豊穣の擬人化です。
シャンパーニュ
「マグラダのマリア」
香油と波打つ長い髪でわかりやすい。
去年のフェルメール展に2作品が来日した、ヤン・ステーン
「村の結婚」
色々な人の様々な表情がおもしろい。
クロード・ロラン
「踊るサテュロスとニンフのいる風景」大人も子供も動物も楽しそう。
カミーユ・コロー
「ナポリの浜の思い出」
コローにとって一度しか訪れた事がないナポリは強く思い出に残ったのでしょう。
マネ「ブラン氏の肖像」
マネの晩年に描かれたこの絵はブラン氏に渡らず、マネの死後はドがが手に入れ、その後デンマークに移り、そして松方コレクションに加わりました。
ルノアール
「アンジェリア風なパリの女たち(ハーレム)」
ルノアール初期の代表作です。
クロード・モネ
「雪のアルジャントゥイユ」
モネの雪景色、好きです。
モネ「舟遊び」美しいです。
モネ「睡蓮」あまりにも有名です。
ブークロー「少女」印象派に押された感のあるブークローですが、近年評価が、上がっています。ラファエル前派のイギリスのミレイ
「あひるの子」
手に持つのは、手紙かハンカチかはっきりわからないそうです。
同じラファエル前派のロセッティ
「愛の杯」
背景の蔦もハート、杯もハート。
細かい所々にも、ハートが溢れています。
点描からシニャック
「サン=トロペの港」
スーラに比べると点描が大きくてスーラの死後の新印象派からの移行期の作品です。
ピカソ「男と女」