ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

悲しいこともあれば、うれしいこともある

2024-05-30 09:50:55 | 日記

大雨が降った翌日庭に出てみると、大好きな紫陽花(スミダノハナビ)が株の半分以上も切り取られて投げてありました。大きくなって野菜畑に覆いかぶさっていたので夫が切り取ってしまったようです。ちょっと悲しくなったのですが、泥まみれになっていた中からきれいそうなのを選んで洗い、水切りして花瓶に挿しました。紫陽花は、水揚げが悪いので、生き返るかどうか賭けでしたが、雨にぬれていたおかげでしょうか、夕方には水揚げして生き返ってくれました。

 

話は変わりますが、昨日コンビニの横で以前行っていた体操教室(カーブス)の見覚えのあるコーチが血管年齢の測定をしておられました。ついつい懐かしく声をかけて、血管年齢を測ってもらいました。何と何と、私の血管年齢は52歳とでました。うそでしょ、というぐらい信じられない数字です。私は家系的というか遺伝的というか血管系の病気になりやすいので、一番気にしているところの数字がこんなにいいなんて!

もしかしたら、前回のかかりつけ医の診察で「2キロ痩せましょう」といわれて以来、少し努力している成果でしょうか?あれからほぼ一ヵ月・・・炭水化物と甘いものを極力減らして、油もの、肉類も減らして、たんぱく質は魚と豆製品を中心に、その他のものは出来るだけバラエティに富んだおかずを食べるようにして・・・でも、あんまり厳しくすると続かないし、たまには甘いものも食べるといういい加減さで・・・

結果は、一ヵ月経った今、3キロ痩せたのです。毎日測っていても、一日では目に見える結果はでませんが、根気よく頑張った結果です。次回の診察では、大威張りで報告できます。3キロ減程度では、もともと太り気味の私なので、見た目はそんなに変わりませんけど。見た目より何より健康です!

 


いくりん展 -色々(いろいろ)-

2024-05-25 15:10:52 | 日記

「自由に描いて自由になる絵画教室」のお仲間であるほったいくみさんが初個展をされています(明日まで、倉敷市のカフェ&ギャラリー青い鳥にて)

DMの作品「白いちご」を拝見して、「いちごをこんな風に表現されるなんて!他の作品もぜひ拝見したい」と思い、行かせていただきました。小さなカフェ&ギャラリーでしたが、可愛らしいおしゃれな作品がすてきでした。若い方の感性は、凝り固まっていない柔軟性があり、本当に素晴らしいと思いました。

 


県住明け渡しが終った

2024-05-23 08:43:27 | 日記

  

※ 写真は、業者さんによる家財撤去作業が終盤に差し掛かったところ

今は亡き従兄の連れ合いさんが一人暮らしが困難になって、昨秋施設に入居したあと、保留していた県住をいよいよ明け渡しの期限が迫ったため、先日業者さんによって家財一切の処分をしました。そして昨日、管理を任されている人により何も無くなった部屋の検査を受けました。

入居規則には、退出の際は壁紙、襖、畳などの張替えをしてもらうなどと書かれていたので、どれくらいの費用が追加されるのかドキドキでした。約五十年住んだ部屋は、すっかり老朽化して、この後住む人はいない状態なのに、畳替えなどを言われるとひと言文句を言わなければと思っていたのですが、検査に来られた人はよく承知でエアコンの穴と、浴室の換気口をふさぐ工事だけでよいとのことで、ほっとしました。その穴は、鳩や虫が侵入するので塞いでおく必要があるとのことで納得しました。もう住む人はいないと思われても、災害などで急にどんな事態が発生するかもわからないからということでした。

行きがかり上、私がお世話をすることになってしまいましたが、私も後期高齢者、家財を撤去した後の掃除には一日かかりましたし、正直言ってくたくたになりました。でも、一つの大きな仕事を成し遂げたという気持ちではあります。


エッチング(禁酒会館)

2024-05-22 07:22:08 | 日記

画室の片づけをしていたら、大学のスクーリングで作成したエッチング作品が出て来た。生まれて初めてと言っていいエッチング作品。正確に言えば、中学の美術の授業で1回だけやったことがあるが、記憶もおぼろげで何を描いたかも覚えていないし、やり方も全くと言ってくらい忘れているので、初めても同然なのだ。

子どもの頃からあったと記憶している禁酒会館だ。調べてみると大正12年に建築され昭和20年の岡山空襲による焼失を免れた数少ない建築物。老朽化が激しくて数年前一部改修されたが、描いたのは改修以前だから、「禁酒会館」というレトロな文字の看板は所々剥げ落ちている。

懐かしくてアップしたが、作品自体はコチコチの固さで出来は良くない(笑)でも、当時は一生懸命でやっとだった。黒白の効果をうまく使って雪景色を表現していた同じ日本画コースのAさんの作品がすてきだった。Aさんとは音信が途絶えて長いがどうしていらっしゃるかなあ。

大学では、専門外の分野もほんの触り程度だが経験出来たことは有意義だったと思う。


ドクダミ茶・・・十薬と言われるわけ

2024-05-21 11:45:42 | 日記

半日蔭がいいと聞きますが、たまには日当たりのいい場所に

 

ここ何年かは毎年今頃庭に生い茂るドクダミを採取してドクダミ茶を作ります。今年も先日採って干したところです。夫が体調を崩してから三男のパートナーさんから勧められてドクダミと他の薬草と混ぜてお茶にして飲んでいるのです。毎日、毎日一日中、このお茶ばかり飲んでいます。そのおかげかどうか、心臓と膵臓に持病を抱えながら、驚くほど調子がいいようです。ドクダミは匂いが独特なので、嫌われ者ですが、昔から十薬(10の薬効がある)と言われているのも、まんざら迷信でもない気がします。

抗生剤のような即効性はないけれど、続ければ体調を整え、免疫力がつくのかなあと思えます。カラカラに乾いたら大きな蓋つきビンに入れて保存、1年ぐらいで飲みきる感じです。ドクダミだけでもいいのですが、飲みやすいように、我家ではハブ茶などと混合しています。

庭に生い茂ると生命力旺盛で邪魔者の雑草ですが、我家では今頃まで生やしておき花が咲くころ、お茶作りと合わせて全部引き抜きます。多すぎるのでお茶にするのは一部です。(どんなに完全に抜いたと思ってまた生えてきます。嫌われるゆえんです)


自由に描いて自由になる絵画教室

2024-05-20 08:18:01 | 日記

  

県営住宅の明け渡し(業者による搬出)に立ち合い、すっかり疲れて次の日は家でゆっくり寝て・・・もいられず、無理のない範囲で家の中の用事をごそごそしたのだけれど、二日もそうしてはいられず、昨日は午前はいつも楽しみな「自由に描いて自由になる絵画教室」、午後は私が講師をしているカルチャー教室へ。

「自由に描いて自由になる絵画教室」は、だんだん人数が増えて、大きい部屋に変わりましたが、それでもまだ人数は増えて、今回も90歳近い方がお一人入会されました(パチパチ!)

私は、今回新しい描き方に挑戦してみました。まず、背景を無作為に透明水彩で色を置き、その上に描く。本当は、教室に来る前に、自由に、適当に、いろいろな色を置いたものを沢山作っておき、モチーフと対面した時にどれを使うかインスピレーションで描くのがいいらしいけど、今回は準備が出来なかったので、その場で。

いつもながら写真がうまくなくて、色がとんでしまっているのですが、横書きの1枚は、無作為に作った背景にマジックの線だけでいろいろな形の瓶を描き入れ、パイナップル草(?)が面白かったのでアクセントにしました。

縦書きの方は、背景は同じく無作為に色を置いた上に、グロリオーサをパステルで大胆に描き入れるつもりでしたが、日頃のクセが出て、ちょっと写実的になり過ぎました(涙)

ともあれ、出来上がりの出来・不出来をあまり気にせずに(ちょっとは気にしたけど)、自由に描けて、今回も楽しい教室でした。

さあ、元気が出たので、今日はこれから荷物が無くなった県住のお掃除に行きます。後に入居する人はたぶん居ないけれど、「飛ぶ鳥は後を濁さず」ですから。

※ あとで調べましたら、パイナップル草ではなくて、サンゴパインまたは花パインというそうです。


疲れた!疲れた!

2024-05-18 09:39:23 | 日記

4階の窓から見下ろして

ふだんから「疲れた、もう限界だ」と、軽々しく口にしていたけれど、昨日程体力の限界を感じたことはありません。一人暮らしをしている親戚が昨秋施設に入り、以前入居していた県営住宅をしばらく保留していたのですが、いよいよ明け渡す必要があり、昨日その業者さんが来て残された家財の処分に立ち合いました。

女性の一人暮らし、家財と言ってもそんなにないだろうとあなどっていましたが、見積もりに来た業者さんが、2トントラック3台分あるというのでびっくり。大きな冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベッド、和ダンス2、洋タンス2、本箱類、エアコン2台、寝具類、食器戸棚、立派な鏡台、おまけに浴槽まで、ある、ある、ある。駐車スペースが2台分しかないので、1台は2回往復。

古い団地なのでエレベーターはなく、階段で作業員さん5人が運び出すのです。そして、エアコン、浴槽の取り外しからカーテンレール、テレビのアンテナ、トイレのウォシュレット、カーペット等々入居者が取り付けたもの一切の取り外し、若い作業員さんたちは軽々と重い荷物を持って上がったり降りたり、それでも朝9時半から始め、途中休憩・食事をはさみ3時頃までかかりました。

そんなにかかるとは思っていなかったので、作業員さんには飲み物を用意していましたが、うかつにも自分用は用意していなくて近くにお店もなく、その間私は飲まず食わず。荷物は運ばないまでも何回かは4階の階段を上がったり下がったり、しなくてもよいのに家具の後ろのゴミを掃除してまわったりしたものだから、終わった時にはものを言うのも大儀なほど疲れてしまいました。

そして、くたくたで家に帰って休んでいたら、右手にこむらがえりが!手のこむら返りとは初めてと思っていたら、それが何とか治まりかけたと思うと、今度は右足にも!自分の年齢を考えずに、若い時と同じように行動するおバカさん。しかも無報酬でね(笑)

そして、今朝もまだ少しこむら返りの後の後遺症が残っていて、今日は人物デッサンの日でしたが、お休みせざるをえませんでした。チャン、チャン。


喜怒哀楽

2024-05-17 06:55:42 | 日記

喜んでいただけ

  怒りもなごみ

    哀しみうすれ

      楽しかったと

        言われたい

「喜怒哀楽」という言葉をこのように読めばいいんですね(しみじみ・・・)

当たり前のような言葉だけれど、怒りを治めることの難しさ、哀しみのどん底から立ち上がることの難しさは、そういう立場に立った時に思い知ります。おいしいお料理を食べただけでは解決しない怒りや苦しみ、悲しみもあるけれど、喜怒哀楽(お寿司屋さん)は、せめてお客さんに喜んでいただきたいと願っているのかしら。

 

定期的に気の置けない友人たちとのランチ会。美味しいお料理を頂いて、楽しいおしゃべりをして、「楽しかったね、またね」とお別れする、それだけで感じる幸せを大切にしたい。その中には悪口も、誹謗中傷も、怒りも、嫉みもない、ただ他愛のないおしゃべりだけど、それがいいな。


飾り場所が決まった

2024-05-16 11:45:26 | 日記

母の日のプレゼント(本)に添えられていたドライボタニカルの小さな花束をどこに飾ろうかと思案した結果、お玄関のM先生と息子の絵の間に吊るしました。色合いといい大きさといいぴったりで満足しています。

  

これは、3年前頂いたドライボタニカルの花束。画室の入口の大きな鏡の横で、今でもきれいです。


晋山式

2024-05-14 08:53:34 | 日記

  

私の実家の本家の菩提寺(ややこしいけど)の晋山式に参列しました。つまり直接には私と関係ないのですが、付き添いで参列したのです。(とはいえ、納骨堂に私の牡丹の絵を奉納しているので、少しは関係あるかな?)

恥ずかしながら晋山式という言葉も意味も知らなければ、もちろん参列したこともありませんでした。説明によれば、「晋」という字には「すすむ」という意味があり、新しいご住職様の就任式のことだそうです。

今までのご住職様はまだお若そうに見えるのですが、ご自身の体調やその他いろいろのご事情で引退されるため、ご子息が修業を積んで準備をしてこられて、いよいよ新住職様となられることになったのです。

このお寺は火災により焼失し長年他のお寺に仮住まいだったため檀家も少なくなっていたのを、前ご住職が現在のように再建されました。なので、本堂も写真のように古めかしくもなく貫禄もない感じですが、晋山式は厳かにとりおこなわれました。

現代的だなと思ったのは、本堂に入りきれない参列者のために、別室にモニターが2台も設置され、写真のように廊下の隅に座っていた私たちにも逐一様子が見られるようになっていたことです。不信心者の私ですが、いっとき善男善女の仲間入りをしました。

 

※余談ですが、先日夫がマダニに刺されたことをアップしましたが、ここの前ご住職様も何年か前マダニに刺されて、生死をさまよわれたことがあると聞いています。