ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

キウイジャム

2022-11-25 12:26:28 | 日記

キウイをたくさん頂いたので、ジャムを作ることにしました。
ネットで検索して一番おいしそうな作り方で試作してみました。
煮崩させずにサイコロ状に切ったキウイの形が残るように作ります。
ジャムというよりもキウイの砂糖煮と言った感じですが、美味しい!!
頂いたキウイは、まだ固いので(固めの方が美味しいらしいけど)、りんごとともに数日置いて、残りのキウイも作ってみようと思います。


師走が近づいたので、毎年恒例の年末仕事一覧表を作り貼りだしました。
たいてい全部はできなくて、年を越してしまったり、来年回しにするのですが、さて今年はどれだけ片づけられるでしょうか。
でも、できたものから消していくのは快感なんですよね。
さあ、ぼつぼつ頑張ろう!

ウラギンシジミ(チョウ)

2022-11-23 09:19:12 | 日記

別に珍しいチョウではないのかもしれないけれど、私は初めて見た真っ白なチョウが、庭の椿(沖縄の久米島固有の椿で久米紅と言います。頂いたものです)の葉裏にぶら下がっていました。大きさはモンシロチョウより少し小さい。
調べてみるとウラギンシジミというチョウのようです。
羽を閉じていると真っ白ですが、ひらひら飛ぶのを見ると、焦げ茶色に空色の紋がありました。これはメスで、オスはオレンジ色の紋だそうです。


表紙は村居先生の作品

2022-11-22 09:25:59 | 日記

日展日本画の図録が届きました。
今年の表紙は、村居正之先生の作品です。
今や村居先生の代名詞のようになっている群青一色で描かれた作品「黎明」です。

日本画の群青(天然)は、藍銅鉱を砕いて作られます。そして、粒子の大きさで濃淡が出るのです。粒子が小さいほど明るい群青、大きくなるにつれ濃い群青になります。さらに濃い色は、焼いて作られます。焼くとだんだん黒味を帯びて、最後には真っ黒になりますが、その黒も何とも言えず美しい。
それらの群青すべて、まるで宝石のように美しい。

私が日本画を描くようになった一つの理由に、日本画の絵の具の美しさに魅せられたからということがあります。特に天然の色はしっとりと落ち着いた色調で日本人の感性に合うように思え、私は好きです。
でも、天然の絵の具は高価ですし、資源にもかぎりがあり、最近では人工でも作られるようになりました。私自身もめったに天然の岩絵の具はつかいませんが、ここぞという所だけに使うことにしています。
その日本画の絵の具の良さを生かした絵が描きたいといつも思っているけれど道は遠い(笑)


ほとんど同時に、私の今年の日展入選作「映」の絵葉書が届きました。さすがプロが撮っただけあってきれいに撮れていましたが、それを撮った私の写真は、細部がとんでしまってうまく撮れていません。最近ワイエスにはまっているため、かなり影響を受けてしまっています(笑)
これは、来春早々に開催される岡山日展会秀作展に出品する予定ですので、見ていただけるとうれしいです。

運動公園でスケッチ

2022-11-21 23:57:34 | 日記
  

自由に描いて自由になる絵画教室。
今回は運動公園でのスケッチでした。
風景を半抽象で描くことは本当に難しいので、抽象ということを意識せずに軽い気持ちで楽しく描きました。
午前中に1枚、お弁当を食べてから1枚描きました。
先生のアドバイスを頂くと、ぐっと良くなりましたが、まだまだですね。

運動公園は、ちょうどコスメのイベントをしているようで、アニメのいろいろなキャラクターに扮した若い人たちが、思い思いにポーズをとって写真を撮っていました。きっと楽しいんだろうなと思いました。




岡山朝日高校創立148周年記念特別展「新所蔵作品展」開会中です

2022-11-21 11:37:42 | 日記
   

遅ればせながらアップしますが、母校岡山朝日高校創立148周年記念特別展「新所蔵作品展」が11月25日(金)まで、同校内にある同窓資料館展示室で開催中です。

ここ8年間に新たに所蔵した書、工芸、絵、彫刻、焼物等の展示です。
書では河田一臼先生、今年退職された後神直子先生の作品、若林喜久平先生の貴重な戦地の水彩画、佐藤常子先生の紬の布が抽象画のように配置された風炉先屏風もすてきでした。
私の作品「刻のかけら」も展示していただいています。(パンフレットには私の拙文と作品を掲載していただいています)

同校内には車の駐車スペースもありますので、ご高覧頂ければうれしいです。

河野あき 作品展 (今日までです)

2022-11-21 11:01:39 | 日記

先週までいろいろなことが怒涛のように押し寄せ、後期高齢者の身には少々きつい毎日で、ブログもアップする気力がわかず、河野あきさんの作品展も最終日になってしまいました。(岡アートギャラリーさんで21日(月)まで)

いつか私も絵を描きたいと思い続けていた若い頃から河野あきさんはあこがれの存在でした。今も尊敬しています。
日展で油彩画を描いてご活躍されてきた河野さんですが、近年抽象画や水彩画も発表されるようになり、それがまたとてもステキで感動しています。

今回ご主人とともにヨーロッパ各地を旅されたのを、御主人の文にあきさんの絵が添えらられたすてきな本を出されていたので、早速購入させて頂きました。
ご主人(医師)のお仕事の関係でお二人でレンタカーでヨーロッパ各地をめぐるなんて、私から見れば夢のようなことです。超、超、超お幸せな方ですけれど、気さくで率直、飾り気のないお人柄、それに美貌・・・これからもますます素敵な作品を期待しています。


さてさて天神山文化プラザで開催された美術家協会展も昨日で終わりました。
日本画の出品者が年々減っているのは淋しいかぎりで、ギャラリートークを引き受ける人もなかなか無いようで、二回目となる私にもお鉢が回ってきました。個人的にも忙しい週でしたが、何とかいいか悪いかわかりませんが務めさせて頂きました。やれやれでした。



ふらりと半田山植物園

2022-11-15 11:03:10 | 日記
  
     樹木のようにそびえているニトベギク

美術家協会展の搬入を済ませた後、何となくふらりと半田山植物園に向かいました。月曜日なので休みかもと思いながら・・・(休みは火曜でした)

秋も終わり、花は少ないけれど、入園者も少なく、のんびりと一周しました。
Tさんのブログにあった皇帝ダリアやニトベギクは、樹木のようにそびえて咲いていました。皇帝ダリアは、鳥取花回廊で見たものよりかなり小ぶりの感じがしました。ニトベギクは、新渡戸稲造が日本に持ち込んだのでこの名が着いたそうですが、別名皇帝ひまわりとも呼ぶそうです。

バラは春のものかと思っていましたが、秋にも開花するようで、いろいろなバラが咲いていましたが、何となく寂しげな印象です。
オニバスや熱帯スイレンは、夏のものかと思っていましたが、きれいに咲いていました。

今年も落札して頂きました

2022-11-12 09:41:36 | 日記

京都新聞社社会事業団からチャリティ美術展の報告書が届きました。
今年も私の「ユキノシタ」の作品が落札していただけたとのことで、少しでもお役に立てたとうれしく思います。
そして、御礼として障がい者就労支援事業所の皆様が作られた草木染のきれいなハンカチが入っていました。わざわざご報告いただいたうえに、こんな心づくしは恐縮でもありますが、何だか心あたたまる思いです。

岡山の自然を描く「西村光郎作品展」

2022-11-11 23:02:42 | 日記
    

失われていく岡山の自然を残しておきたいという西村光郎さんの作品展に行きました。スマホでの写真がどうも苦手で、ちょっとピンボケで申し訳ないのですが、紹介します。
会場の操山公園里山センターは、秋日和の中、里山歩きをする人たちも訪れてとてもいいところでした。
DMにあるヤブカンゾウの群落はもう無くなっているとか、塩田跡がソーラーパネルに覆われてしまっていたり、失われていく自然への思いが感じられて、いろいろ考えさせられました。

11月17日(木)まで(8:30~17:00)です。



やっと骨描きが終った

2022-11-08 11:38:30 | 日記

我家にあるありったけの木枠に絵絹を貼って、全部で12点同時進行で制作。
草花ばかりを描きます。ありふれた題材で、あまり技巧をこらさずに普通に描きます。
それでも12点は大変でした。やっと全部の骨描きが終りましたので、今日から彩色に入ります。
軸装用の作品は注文品です。
注文をうけてから描くのは苦手です。
出来上がった作品を見てから、気に入れば買っていただけるほうが気が楽です。私は、プロにはなりきれません(涙)
でも、好きな草花たちを、難しく考えずに、気のおもむくまま描いていくのは楽しい。