ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

人物デッサンー青いターバンの女性

2024-11-24 12:02:33 | 日記

昨日の人物デッサンの教室で、予定していたモデルさんが急に都合が悪くなられたとのことで、急きょ前回帽子を被ってきてくれた方が、ターバンを被った姿で来てくれました。若くはないけど、プロポーションのいい気さくなモデルさんです。

私は、立ち姿がどうも苦手なのですが、苦手なものほど挑戦しなくては・・・ね、今回は手がきれいに描けませんでした(涙)服の模様は、帰宅してからスマホの写真を見ながら仕上げました。

再来年の1月に教室展があるので、いつもは練習、練習と思って、描きっぱなしが多いけど、これからは少し仕上げることを意識しなくてはね。拙いなら拙いなりに見ていただくのも勉強だけど、あんまり拙いのも失礼かもしれないし。

何かいつもこんなこと言っていますね(笑)言い訳でーーす。


枯れた草たちも魅力的

2024-11-21 09:55:16 | 日記

           

来春のグループ展に出品の作品を描こうと試行錯誤している。出来上がっている新作は3点ほどあるけれど、それは来年夏のグループ展用に描いたものなので、できるだけ別の新作を描きたいと思うのだ。

枯れた植物の魅力に魅かれて、新春にはちょっと似つかわしくないかもしれないが、出来たら枯れた植物たちを描きたい。前々から描きためたものもあるけれど、新たな写生もしている。だいぶ溜まったので、それらを構成してみたい。

DM用にも使用するらしいので、12月の初めには描き上げなくてはならない。もし間に合わなければ、出来上がっている3点の中から選ぶとしよう。逃げ道を作っておけば、気が楽だ。と、姑息なことを考えていると、結局描けなかったりするから、それは考えないで、がんばろう(笑)。


赤いスマホケース!

2024-11-20 11:47:30 | 日記

長男の連れ合いさんが、とてもかわいいスマホケースを持っていたので、思わず「かわいいーー!!」と言って、「私もいいのが欲しいけど、年寄り向けのスマホに合うケースがなくてねー、ネットで探せばあるよと教えてもらってやってみたけど、見つけられなくてねー」と愚痴ると、優しい彼女はすぐにネットでいろいろ探してくれました。

そして、その中から「どれがいい?」と言うので、赤い猫ちゃんの付いたのを選ぶと、すぐに注文してくれました。そして、早速届いて、プレゼントしてくれました😊 わーい(*´▽`*) こんなのが欲しかったんですよねー。うれくて、うれしくて、ホクホクしているところです。

今まで使っていた手縫いのケースは、不細工で使い勝手が悪かったけど、愛着もあるので、何か別の用途に使うことにしましょ。


昔の彫塑作品

2024-11-19 10:33:59 | 日記

部屋の片づけをしていると、いろいろなものが出て来る。思わぬところから大学の彫塑のスクーリングで制作した粘土で作った作品の写真が出て来て、懐かしく思わず見入ってしまった。

学籍番号の順で2人一組になり相手の首から上の像を作成した。私とペアになった方は若くてかわいいお嬢さんだったけど、何だか私のようなお婆さんと組になってお気の毒な気持ちがしたものだ。

この写真は、はっきりとは覚えていないがほぼ完成した時点のものだと思う。ごらんのとおり右側のが私の作品で、左側がその彼女の作品。当時は、申し訳なさが先にたって冷静に見ることができていなかったが、今改めて眺めてみると、彼女の作品の方が数段に優れていることがわかる。表情に動きがあり、私の顔の特徴を見事にとらえている。それに比べて、私の作品は生真面目で、面白味がちっともない(涙)

日本画だけでなく、いろいろなジャンルの制作にわずかながらでも触れられた経験は、今では貴重だったなあとしみじみ思う。こうしていると、片付けはなかなか進まない(笑)


何でも笑いに変える能力

2024-11-17 10:59:19 | 日記

このところ長男の家の給湯器が壊れたので、新しく付け替えができるまでの間、毎日一家で我家に入浴、夕食に来ている。老夫婦二人だけの静かな生活に活気が生まれて楽しい。しかし、いつもの老人向けの献立というわけにはいかず、久し振りに張り切ってメニューなどを見て孫たちの好きなものを考えている。幸い何を作っても美味しいと言ってくれるので、ますます頑張っているバアチャンだ。

とりわけ長男の連れ合いさんのその日の職場の出来事などの話題には大笑い。彼女は、どうもつらいことや嫌なことを笑いに変える能力に優れているらしく、彼女の話にいつも大笑いしている私がいる。

辛いことや嫌なことを笑いに変えることが出来るのは、本当に貴重な能力だとつくづく思う。


講演「原発を止めた裁判長」を聞きに行った

2024-11-11 11:55:35 | 日記

   

たぶん「そんな馬鹿な!」「ばかばかしい」と言われると思うけど、格別確かな根拠があるわけでもないのに、「それ、何かおかしい」と思うことがよくある。そして、その後「当たっていた」ということが少なからずある。原発の安全性についての議論もその一つだった。

以前見た「京都地検の女」というテレビドラマで名取裕子演じる検事が「これ主婦の勘」というお決まり文句を言って、周りから辟易される場面を思い出すが、似たような勘というか、もしかしたらただの疑問かもしれないが、「何かおかしい」「ほんとうかしら?」と思うことがある。確とした根拠を示せと言われても、そんなものはないから、思っても口にすることはないし、それ以上追及したりもしない。うっかり口にして、誰かに追及されても「これ私の勘」と言うしかないから、失笑されるのがオチだ。

原発には「安全神話」というのがあった。各原子力発電所は「原子力発電は安全です」とさかんに宣伝していた。パンフレットなどで説明されても、原子力発電についてのしくみすら知らないから、「ふーん、そうですか」というしかなかったが、「でも、何かおかしい」と思っていた。どこがと聞かれても、それも答えられない。

3,11の福島原発事故が起こった後でも、今またあちこちの原発が再稼働した、あるいはしようとしている今、そして南海トラフ巨大地震が予測されている今でも、「福島原発事故は不幸にして偶然に偶然が重なって起きた事故であり、安全性に問題はない」と言う人々がいる。「ホントかしら?」と思った私は、是非ともその根拠を知りたくて、この講演を聞きたいと思った次第。

講師の樋口英明さんは、元福井地裁裁判長、今は退官されていますが、関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めと高浜原発3,4号機の再稼働差し止めの仮処分決定を出したということで知られている。講演では、難しい原発や原子力について、わかりやすく説明され、原発がいかに危険か、地震国の日本、最悪の場合日本列島を破滅に陥れかねないということがわかった。

本当は、何故原発が危険なのか、もっともっと書きたいけれど、長くなるので残念だけどこのへんで止める。

あとひと言だけ。今年1月の能登半島の地震の震源となった地域は、以前原発が建てられる予定があった所で、住民の皆さんの反対で別の場所に替えられたことは知らなかった。もし、予定通り建てられていたら、またまた福島原発の二の舞となっていたかもしれない。無知でいてはいけないとつくづく思った。

このブログは、絵に関することを中心に書くことにしているけれど、この問題は書かずにはいられないと思った。

 


なかなか終わらない

2024-11-09 09:46:19 | 日記

スケッチ類を入れている押し入れ(あと少しで終わる予定)

画室の片づけを始めて10日あまり、毎日少しづつ暇をみつけては片づけているけれど、なかなか終わらない。単に並べ替えるだけの整理なら、もうとっくに片付いているのだけれど、「この際不要なものを捨てる」という思いがあるから、なかなか進まないのだ。たくさん溜まったスケッチ類も古いものは捨てることにして整理、使うかもしれないと保存していた紙類も古いものは捨て・・・と、選択していると時間がかかっていつまでたっても終わらない。日本画を始めて約30年ほどにしかならないのに、よくも溜まったものだ。

「あれはどこにしまったかな?」ということもしょっちゅう、それでも見つけられたらいいけれど、結局見つからないことも。今回整理していたら、「あ、ここに在ったんだ」というのはまだしも、「こんなものがあったんだ」と、存在すら忘れているものもある。そうこうしていると時間ばかり経って、いつまでたっても終わらない(涙)小さな8畳ばかりの画室の中だけなのにね。

色紙の入った箱、段ボール類、小物入れ、アイルランドの写真と資料・・・・等々。ここはまだ整理途中。

ともあれ年内には終わらせなくてはね。がんばろう。


きれいな色の葉

2024-11-06 21:15:32 | 日記

一昨日山道を走っている時に、きれいな葉っぱが落ちているのをみつけたので、拾って帰って、今日写生をしました。

どんぐりの木の葉っぱかな?どんぐりもいろいろな種類があるので、これは何という木かわからないけど、余りに色がきれいなので感動しました。


映画「五香宮の猫」

2024-11-06 08:31:59 | 日記

 

少し気分が晴れてきたので、見たいと思っていた映画「五香宮の猫」を観に行きました。映画は好きなのだけれど、めったに観に行けません。シネマクレール岡山へ行くのは「かづゑ的」以来かな?

「五香宮の猫」ドキュメンタリー映画の監督である想田和弘監督の作品です。岡山県の港町牛窓にある古い鎮守の森五香宮に棲みついた猫たちとそれをめぐる人々をナレーションなしで映していく。

最近猫ブームとやらで、テレビや本などでも猫を取り上げたものが多く、私自身もわりとよく見る。猫のしぐさを見ていると飽きないし、ひとりでに頬がゆるみ笑えてくる。人気の理由もわかる。でも、この映画は、可愛らしさだけでなく地域の人々との喜んでばかりでもない現実にも目を向けている。

「野良猫様の多い街は良い街だ」というのが持論であるという想田監督。でも、映画ではあえて否定も肯定もしないけれど、全体を通じて感じるのは人々のあたたかい視点だと思った。


気持ちはブルー

2024-11-04 09:53:05 | 日記

 ずいぶん前に描いた青い芥子

 

青い花は美しいし、青い花は大好きだけれど、気持ちの落ち込む時の表現をブルーというのは何故かしら。雨がたくさん降って、車も無く、何処へも行けず、仕方なく始めた画室の片づけも、手が止まることが多くてなかなか進まない。

昨日は憲法記念日で、それにまつわる行事があって、行きたいと思っていた。ウクライナやパレスチナの問題の早期解決を願っているので、国際法から考える講演会に行きたかった。でも、足が向かなかった(涙)

今、とてつもなくブルーだ。時々私はこんな気持ちに陥る。病気かしらん?と、医師に相談したこともあるけど、病気かどうかの境目は、日常生活が普通に送れているかどうかだという。そういう見方からすれば、いつもながら手抜きであっても、最低限の主婦としての仕事はできているから、ぎりぎり病気ではないのかも。

早く抜け出したいと思いつつ、ブログやFBを書いたり、シーツなどの洗濯をしている。なかなか終わらない画室の片づけも。