ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

そろそろ絵を描かないと・・・とは思うけれど

2025-02-13 09:47:24 | 日記

昨年暮れからあまりにもいろいろなことが続き、あまり絵は描けていない。まだ全て解決したわけではないが、そろそろ描かないと日春展出品が間に合わない。とは思うけれど、新たな問題が発生。今までは、身近なことだけれど「私自身」のことではなかった。今度は私自身の問題(諸事情で明らかにはできない)だ。何か呪われている感じ。

生きているといいことばかりじゃない。負けるもんか!そう思う。しかし、憂鬱ではある。昨日は、少しだけ絵を描いた。絵は私を気持ちだけでも救ってくれる。

負けるもんか!負けるもんか!そう強く思う。

描いたのはF3号の小さな絵(写真)。アイルランドに取材した「窓」シリーズの一つ。まだまだ未完成だが、イメージは出来ているので、そこを目指して描きこむのみ。

バックに写っているのは日春展出品用の大下絵の部分。それはまだ下塗りに入ったばかり。どちらも窓シリーズなので、並行して描いていこう。


「初春の小品展」近づく

2025-02-07 09:08:16 | 日記

岡アートギャラリーの企画展「初春の小品展」が近づきました。夢二美術館の近く桜並木の土手にあるすてきなギャラリーの岡アートギャラリー10周年特別企画です。地元でご活躍の様々な分野の作家さん19人が集います。ありがたいことに、私もそのお仲間に加えて頂きました。

若い頃からあこがれていた河野あきさん、「自由に描いて自由になる絵画教室」の師である嶋田恭子先生、日本画では玉置里美さん、藤本理恵子さん、そのほか全員素晴らしいご活躍をされている方ばかり、私の好きな作家さんばかりでもあります。

明日2月8日(土)~16日(日)11時~18時(最終日は16時)です(火曜日は定休日なのでご注意くださいませ)

ぜひご高覧下さいませ

 


高島公民館文化祭の搬入

2025-02-06 12:09:11 | 日記

高島公民館文化祭が、<1期>2月8日(土)~9日(日)10時から16時(最終日は15時まで)と<2期>15日~16日(時間は同じ)開催されます。日本画教室(雲母A・B])は1期なので、今日搬入・展示作業がありました。

Aから7人、Bからは代表が1人(全員出品ではありません)そして講師の私と9点ですが、すてきな作品が揃いました。お近くの皆さま、お寄り頂ければうれしいです。

 

    

 


孫からのプレゼント

2025-02-05 09:34:08 | 日記

お世話になっているお礼と言って、大学生の孫が夫と私にプレゼントをくれた。ユニクロのヒートテック(極暖)の下着。夫用は白、私用は黒(色は私の希望による)。昨日辺りから冷え込みが厳しくなっているのでありがたい。さっそく着こんでいる

いやそれよりも何と言ったって、スーパーでアルバイトをしたお金の中から買ってくれたこと、母親が骨折で入院しているため、夕食を我が家に食べにきていることへの御礼だという気持が涙が出るほどうれしいバアチャンだ。

 


人物デッサンー今回もミャンマー女性

2025-02-02 11:43:24 | 日記

月一回の人物デッサンKの会の教室。(先週に引き続き開催されたのは、お休みや会場の都合による)前回と同じモデルさん。手が慣れていいかもと言われたけれど、私の腕では2回程度ではとても慣れたとまではいかない。

そう考えると、私が最初にモデルを頼んだMさんは、私専属で10回以上お願いした。それくらい同じモデルさんを描くと、本当に「手が慣れ」て、目をつむっても描けるとまでは言えないけれど、描きやすかったことを思い出す。残念ながら彼女は結婚されて遠くへ行かれたので、描けなくなった。

デッサンの練習だけなら、いろいろなタイプ、人種、性別などもいろいろ描けるほうがいいけれど、それを作品にするには、やはり何かビビッと心に響くものが必要だ。私には。


「努力するのも才能のうち」と言うけれど

2025-01-31 10:19:27 | 日記

2008年制作「儚」

「努力するのも才能のうち」とは、誰が言った言葉だったか?どんなに恵まれた才能を持って生まれても、努力しなければ埋もれたままだ。大谷翔平選手もたぐいまれな才能の持ち主ではあるけれど、たくさんの努力あってこそあれだけの活躍が出来ているのだと思う。しかし才能がなくてもそれなりの努力を続けていれば、大谷翔平選手のようにはいかなくても、何かは得られるかもしれない。そういう意味では、「努力するのも才能のうち」と、言えるのかもしれない。

 

師は、私のことを努力の人だと評してくださった。私は努力をしてきただろうか?「努力」という言葉には、臥薪嘗胆、艱難辛苦など、苦しさを乗り越えてというイメージがつきまとう。しかし、私は「絵を描く」ということに関しては、苦しいと感じたことはない。むしろ、日常生活の中での種々雑多な困難の方が苦しかった。その苦しみを乗り越える力を与えてくれたのが絵だった。だから、絵を描くことは喜びであって、苦しみではなかったから、「絵を描く努力」などはなかった。

 

ただ好きなことを続けて来ただけだ。いつも言っているように絵を描く才能などはないけど、好きだから、あるいは自分の内なるものに突き動かされて続けてきた中で、たまには公募展に入選させて頂くと言うご褒美なども頂けて、しあわせこの上ない。ありがたいことだ。感謝して、残りの人生も、好きな絵を描いていきたいものだと願っている。

 

今日のひとり言。

 


裏打ち、麻紙貼り

2025-01-30 10:50:15 | 日記

日春展出品用の裏打ち、麻紙貼りがやっと出来た。時期的にこんなに遅くなったのは、おそらく初めて。年々作業が体力的にしんどくなっている上に、このところ身辺にいろいろなことが起り過ぎた。

 

いつも裏打ちは鎧貼りだから、写真のような状態までに、30~40センチ角ぐらいにくい先で分断した裏打ち紙(今回は全部で32枚)を二回どおり文字通り鎧のように貼り、その上に麻紙を全面に糊をひいて貼るのは、けっこう大変だ。

 

F50のサイズまでなら、キッチンのテーブルの上で何とか作業ができるのだけれど、Sの50号だと大きすぎてちょっと無理なので、畳の上の作業となる。畳の上を這いまわっていると腰が痛くなる。専用の大きな台など今さら望むべくもないから我慢の子(涙)もう150号なんてとても無理だ。数年前までは、150号の古い作品を剥がして、その上に裏打ちをして麻紙を貼る作業を一人でしていた。その時からしんどかったけれど、何とかできていたのだ。年を取るって悲しい、いや悔しい。描きたいテーマはあっても身体がついていかない。

さて、麻紙が貼れたので、遅ればせながら制作開始だ。小下絵はできているので、大下絵を作成(横着して拡大コピーも利用する)、小下絵で見えていなかった部分を修正して、本格的に描き始める。頑張ろう!そして、間に合わなければ来年に回そう。もう無理はしない。


困った時のお助け料理

2025-01-29 09:57:13 | 日記

スープの冷めない距離に長男が住んでくれているというのは、心強いと思っている。特に高齢になった近年は助けられることも多く、有難みを実感することが増えた。しかし、助けてもらうだけでは申し訳ない気持も無きにしも非ずだから、こちらが役に立つことは張り切ってやらなきゃね。

長男の連れ合いさんが昨年末骨折して約2ヵ月の入院となってから、息子と孫の夕食は私が作っている。老夫婦だけの食事とはガラリと変わったメニューをレシピとにらめっこの毎日。

そんな時のありがたいお助け料理はハンバーグ!普段はめったに作らないが、息子たちの家族が集まった時にはいつも登場するハンバーグ(笑)

特別な作り方をするわけではなく、ごく普通のハンバーグだが、今回はひき肉の三分の一を木綿豆腐に変えた。少しはヘルシーになることを期待して。

   

大量に作っても、みんなが集まる時は一度に食べてしまうが、今は多すぎるので、残りは丸い器(写真左)を利用してラップでやや小さめにまとめ、冷凍保存する。(形が少々いびつなのは気にしない)

今回はきのこソースのタレをかけた普通のハンバーグ。数日後には、冷凍保存したもので煮込みハンバーグ。そしてまた数日後、今度は・・・と、少し目先を変えて調理する。

私にとってハンバーグは、本当にお助け料理だ。

 


なんてこった!

2025-01-28 09:47:59 | 日記

アイルランド西海岸(コネマラ地方)

 

アイルランドに住む二男からラインが来た。アイルランドでは先週の金曜日に記録的な嵐に襲われ、大変な被害が出ていると。広範なエリアで電気、水道、電話、携帯電話が不通、そこらじゅう倒木だらけ、屋根が飛んでしまった家屋もかなりある、という状態だと。復旧作業員が足らなくて、イギリスのヘルプもあるが、いつ復旧するかわからないのだと。二男の住んでいる家も屋根瓦が少し飛んだけれど大事ないと。ネットも通じないので、このラインはゴルウェーから連絡していると。

二男が住んでいるコネマラ地方は、風が強く吹くところで、樹木が斜めになっているものが多い(写真)し、何度か嵐にみまわれたという話はあったけれど、こんなことは初めてだ。今は無事なのは水だけだそうで、連絡も出来ないから復旧したらまた連絡すると。

まあ、なんてこった!!長男のパートナーさんが骨折入院、その彼女の実家が全焼、そして二男の住んでいる所の災害、私の身辺でよくないことが連続している。こういう場合、「お祓いを受けたほうがいい」とよく言ったものだが、そんな気持ちがよくわかる。

生きていれば、いいことばかりでもないいろいろなことが起る。早く元の平穏な生活に戻りますように!

 


人物デッサンーミャンマーの女性

2025-01-28 09:25:21 | 日記

前回お休みしたので、久しぶりの人物デッサンKの会はミャンマーの若い女性。スリムな民族衣装です。最初は少し斜めに後ろにもたれた感じで描き始めたのですが、何回か休憩を挟むうちに、だんだんまっすぐに座ってこられたけれど、そのまま描き進めました。もっとスリムな方でしたが、私が描くとどうもどっしりとした感じになるなあ・・・

なかなか満足できるデッサンは描けないけれど、めげずに描こうと思います。