ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

画集「思い出のアイルランド」が出来上がった!!

2024-07-31 19:37:01 | 日記

左A4サイズ、右A5サイズ

ネット印刷を利用しての画集「思い出のアイルランド」が出来上がりました。

四苦八苦しての編集作業で、いろいろ不満の部分もあるが見切り発車で7月23日に発注して約1週間で届き、早いのでびっくり。日本画教室の記念誌を作るための試作品でもあるので、完ぺきなものでなくても、とりあえずどんなものができるのか作ってみたかったのです。

内容は同じものを、A5とA6の二つのサイズ、そして大きい方はプレミアムハードカバーのちょっと豪華な装丁で、A6サイズはスタンダードの仕上げです。表紙の色も、A5の方は白、A6はクリーム色の二通りにしてみました。

  A4 プレミアムハードカバー  24ページ  1冊  4178円(税・送料込み)

  A5 スタンダードカバー    24ページ  1冊  1448円(税・送料込み)

   

内容は、大きさが違うだけで、まったく同じものです。写真の仕上がりは、まずまずです。元の写真が良くないものもあるので心配でしたが、値段を考えれば許せる範囲でしょうか? 以前、絵の仲間が画集を作られた時、100~200万円かかったと聞いています。それは、さすがに立派なものではありましたけれども。

同じタイプでページ数が48ページになると、A5   スタンダードで 1658円(税・送料込み)、

                    A4 プレミアムハードカバーで5698円(税・送料込み)となるようです。

いずれも1冊の値段なので、2冊なら2倍、10冊なら10倍ということになります。ハードカバーは、値段が高いだけに、本としては見栄えがします。

次回会議で皆様に見ていただき、検討の材料にしていただきましょう。

 


大失敗だ・・・どうしよう

2024-07-29 11:16:52 | 日記

絹本で描いている「夏草」。下塗り段階ではいい感じだったのに、葛と露草の花に色を入れたら、雰囲気が壊されてしまった気がする。特に葛の花がまずい!どうしたものか?

葛の花だけでも洗ってみることも考えた。絹本の場合、完全に色を取り去るのはできないし、また下手をすると染みになって汚くなってしまう恐れがある。思案中。うーーん?


自由に描いて自由になる絵画教室

2024-07-28 21:29:35 | 日記

   

いつも楽しみにしている「自由に描いて自由になる絵画教室」。ずっと写実的な絵を描いてきた私がこんな絵が描けるとは信じられない気持。何をどんなに描いても全て正解という先生の言葉が自分を自由にしてくれる。自由になる!それは絵を描く行為だけでなく、生き方全てにおいて自由になることとも共通する気がする。

自由に生きたいとは心からの叫び。でもいろいろなしがらみで自分自身を縛り付けている私。自由に描くことで、少しでも解放することができるかしら。

この教室は比較的若い方が多いので、新鮮な感性の持ち主の方が多くて、皆様の作品を拝見するのもとても楽しい。最初は恐る恐る描いていたように見えていた方も、自由に楽しく描かれて、個性も見えて来ている。びっくりするような素敵な色彩や、表現をされているのを拝見するのも楽しい。

今日の私の作品は、段ボールに野菜や果物を描いたもの(左)とガラスの器にブラックベリーの実を生けたものの2点。こんな絵を私が描くなんてね(笑)


絹本制作「ミニバラ」⑦ 

2024-07-27 00:05:46 | 日記

 

絹本制作「ミニバラ」⑦です。いろいろ色を重ねてきたので、花びら一枚一枚がわからなくなりかけてきたので、ここで紅梅色で薄く花びらを描き起しました。でも、あくまで薄く描きます。   

いよいよ全体の雰囲気づくりに入ります。胡粉、紅梅、藍、群緑、黄土を、別々に膠で溶いて、用意しておきます。全体に水をひいて、花の周囲に胡粉をぼかすように入れ、中心部に紅梅を入れます。画面の周囲に黄土をぼかし、中心部の花にかからないように藍をぼかします。しばらく置いて、画面が乾かないうちに、中心部にやはり花の部分を避けて、群緑をぼかします。

最後に山吹色に紅梅を少し混ぜた色で、雄しべを面相筆の刃先を立てて、小さな点で描き入れます。花の中心部が見えている箇所には、若葉色を薄く塗ります。

ひとまずしばらく置いておき、もう一度見て気が付くところがあれば手を加えますが、良ければこれで完成です。優しいピンクのバラのかたまりを表現したいと思って描きました。


保存食作り その2

2024-07-26 08:47:15 | 日記

家庭菜園のいいところは、新鮮でおいしい野菜が食べられること。困ることは、一度に沢山できるので、老夫婦二人では食べきれないこと。友人やご近所におわけしてもまだ余るので、保存食にもしてみます。定番のものも作っていますが、同じものも飽きるので、ネットで調べて変わったものにも挑戦します。

今日は、ミニトマトをだし醤油に漬けるだけというレシピにヒントを得て、湯むきしたトマトを半分に切ってだし醤油に漬けて冷蔵庫に保存しました。湯むきするのは、夫が歯が悪いので皮があると食べにくいからですが、もしかしたら、お醤油がよく浸むかもしれません。さて、どんなお味になるかしら?

 

話は変わりますが、先日来ネット印刷を利用して画集「思い出のアイルランド」の編集に取り組んできましたが、やっと何とかまとまりましたので、印刷を発注しました😊 いい写真がなくて、写りの悪いのも使わざるをえないものもありましたし、編集ももっと検討を重ねた方が良かったかもしれませんが、ともかく一度どんなものが出来るのか、早く見たい気持ちもあったので、見切り発車しました。見切り発車は得意です(笑)8月上旬には届くらしいので、どんなものが出来るか、楽しみです。


絹本制作「ミニバラ」⑥

2024-07-24 10:28:26 | 日記

やっと全ての葉に調子をつけ終わりました。一枚一枚丁寧に描いていたので、根気が必要でした。次に、花に取り組む予定です。暑いので、ボチボチです。こういう絵は、特に焦ったらいいことにはなりません。

畑の野菜が次々におおきくなるので、保存食を作っています。写真は、キュウリのキューちゃん漬け、ナスビとゴーヤの肉みそ炒め、チリメンジャコとキュウリの酢の物。写真は撮っていませんが、他にもいろいろ。タッパーに入れて冷蔵庫で保存。苦手な料理もやらないわけにはいかない。

 

暑くて身体がだるいけど、がんばらなくっちゃ。いろいろしなければならないことが溜まって・・・そうそう、今画室は大混乱で、絵を描く環境が最悪状態。きれいに片付いていないと、描く意欲もわかない。あーあ・・・

 


編集作業ー写真集めに苦労

2024-07-22 08:40:45 | 日記

遊の会と繭の会の合同展に合わせて記念誌を作る計画が持ち上がっていることは前にも書いたが、出来るだけ安くて、それなりのものを作るため、みんなで検討しようということになっている。私も何とか自分なりに検討しなければと思って、ネット出版(しまうまプリント)を利用して、自分の画集を作ってみることにした。どの程度のものがどの程度の価格で出来るか、作ってみないとわからない。そして、「思い出のアイルランド」というタイトルで、アイルランドでの取材を基にした画集を作ることにしたのはいいが・・・

ガーーーン!!写真を撮っていないものが結構ある。撮っていても、保存してある沢山の画像の中から見つけ出すのも大変。写真もない、おまけに作品そのものがすでにお嫁入りしてしまっている。四苦八苦して、今集め中だけれど、写真の写真を撮ったものや、絵葉書にしたものを撮ったりしたものになってしまうものもあり、画像が悪くなるのを我慢しなくてはならなくなりそうだ。

ネット出版は安くできるのがいいのだけれど、編集は自分でしなければならないし、その編集も自由自在という訳にはいかず制限がある。その制限の中で、どの程度のものができるか?印刷の色も出来上がってくるのを見るまでわからない。そういう意味では、私が試作品を作るのはいいアイデアだ。使用する写真も、きれいなものや悪いものもあるから、それを比較・判断できる材料にもなる・・・と、いい方に考えよう。

どんなものになるか、たたき台と言っても、時間もお金もかけることだし、できるだけいいものにしたいのだけれど。


環展ーギャラリーコンサート、搬出

2024-07-22 08:26:57 | 日記

環展の最終日。会場でギャラリーコンサート(雅楽の演奏)がありました。岡山で雅楽の生演奏を聞く機会は少ないし、今まさにNHKの大河ドラマ「光る君へ」放映中でもあり、平安時代の雅な世界に浸りました。雅楽の楽器や、雅楽のお話も興味深くて、とても良かったです。

暑い中、お越しいただいた皆様ありがとうございました。

最終日でしたので、その後搬出でしたが、年々搬入搬出の作業が苦痛になりつつあり、どうしたものかなあと思案したことでもありました。


リフレッシュの時間

2024-07-20 09:12:41 | 日記

  

気が置けない中学時代の友人たちとの至福のひととき。最近できたという「和イタリ庵花枝」(わいたりあんかえ)でランチを楽しみました。伊万里の器に盛られた前菜(左写真)の数々の見事さ!一つ一つがどれも手のこんだお料理で、しかも美味しい!そして、写真は撮り忘れたけれど、メインのパスタは、濃厚だけれどひつこくない、最上のお味。最後のデザート三種(右写真)もどれも手作り。これまたどれも美味しい。(飲み物は、+200円でコーヒーor紅茶あり)こういうお料理は、絶対家庭では無理。レストランでこそ味わえる。

 

そして、場所を変え恒例のお喋りタイム。いつもより時間超過して気が付くと5時でした。色々しゃべったけれど、最後のまとめは、「日々の小さな幸せに感謝して行こう!」に落ち着いたかな?  そう、「お腹空かせることもなく,、飢えて死ぬこともない幸せ」「猛暑でも、エアコンの効いた室内で過ごせる幸せ」「戦禍で命の危険に怯えることなく眠りにつける幸せ」・・・当たり前のようなこんな幸せに慣れてしまっている私たち。

 

後期高齢者になって、健康の不安もなくはない私たちだけれど、こうして友人たちと美味しいお料理を食べ、楽しいおしゃべりが出来る幸せに感謝した一日でした。