写真では大きさがあんまりわからないんですが、約3リットルくらいのマーマレード製造しました♡
…こないだの日曜日の朝、ピンポーンとチャイムが鳴って、なにかな~と出てみると尾鷲の平山農園さんの立派な甘夏がた~~~~くさん届いたのです…!
お届け主さんのお名前を確認すると、なんと春日井の「あかね珈琲店」のきこちゃんからでした…!
た、た、大量です…!
ずっしりと大きな甘夏が2段にわたってびっしり並べられていました…!
こちらのチラシを拝見して、この甘夏が大事に大事に育てられていたことがよくわかりました。
農薬など不使用なのはもちろん、米糠や魚粉、菜種油粕、おから、もみ殻などを使用した自家製の安全な肥料を使用されているそうで、るーあんりちゃんやわたしも同じような肥料をていねいに作って野菜を栽培しているのでおんなじ感じでつくられた柑橘なんだなあ~!って思いました。
るーあんりちゃんやわたしの野菜、すっごく美味しいんですよ…!あんまり自慢できることないんだけど、野菜だけはウチの野菜美味しいなぁ~と思って作り続けてます…!
肥料はこんなん使いたくないな~って思うようなものもあるので、時間も手間もかかるけれど、やっぱり自分で手づくりしてます。油かすや魚粉もなかなか値が張りますが、ホントに作物が各段に美味しくなるのでこれらをいい具合にブレンドして良好に発酵させて野菜たちにあげてます。
こちらの甘夏、手に持つとずっしり重く、皮をむくと皮まで本当にジュワっとして上等品~♡って思いました。
さて、皮まで美味しく安全に食せるこの甘夏を使って、美味しいマーマレードをつくりましょう…!
5人家族で果物が余ることなんてあんまりないし、なかなかジャムにできることもないのだけど、これだかたくさんの皮までおいしそうな甘夏がある今がチャンス…!
【材料】
・甘夏…1キロ
・粗糖…500g
※本当はきれいな色に仕上げたかったのでビートグラニュー糖あたりをつかうつもりだったんですが、残念ながら切らしていたので粗糖を使いました。色がちょっと茶色っぽくなるのとスッキリした甘みではなく素朴で雑味というかミネラルたっぷりな感じの粗糖ならではの味わいになります。ザラメなどを使うとよりすっきりした洗練されたマーマレードになると思います。餡子と一緒ですねぇ。
【作り方】
・甘夏は皮をたわしなどでよくこすり、きれいに洗う。
・皮をむき、薄皮もむいて甘夏の実を取り出し、皮、実、種に分ける。
・実に粗糖をまぶしておく。
・皮は細かく切り、一度茹でこぼししてアクを抜く。
・種はかぶるくらいの水を加え鍋で煮立てお湯がとろんとするまで煮て、ザルなどで種をこしておく。
・薄皮は鍋に入れてたっぷりの水に浸し火にかける。煮立てば火からおろしザルなどにあげて水気を切り細かく刻んでおく。
・外皮、薄皮、粗糖をまぶした身、とろんとした種の煮汁を大鍋に入れて火にかける。水気があがってさらにとろみがつくまで焦げに気をつけながら煮詰めてできあがり。
(何分くらい煮たかな…20分くらいだったかもしれない…💦)
最初はさらっとしているけれど…
だんだんとろんとして煮詰まってきます。
清潔な保存瓶に入れて冷蔵保存します。
レシピは甘夏1キロ分の分量ですが(できあがり1.5キロ)、わたしは甘夏2キロ分(できあがり3キロ)でつくりました。
こちらの甘夏、1個がおよそ400gで(大きいでしょ!)5個分で2キロになりました。
残りの甘夏はお友だちにさしあげたり、家族で生食して美味しくいただきました…きこちゃん、本当にご馳走さまでした。
今、甘夏が旬で名古屋生活クラブで静岡の松永さんからもたくさんの甘夏を注文させていただいて届けていただいています。
わたしは和ものの柑橘が大好きなので、今の時期は幸せな季節です…!
きこちゃんて、お取り寄せの天才なんですよ…!九州のサン海苔さんの海苔も、きこちゃんに教えてもらったし、その他もたくさんたくさん良いものや美味しいものを知っていて、いろんなことを教えてくれて楽しいです。
マーマレードは焼きたてパンにつけたり、ヨーグルトにのせたり、お肉をソテーするときに酸味と甘みをつけたりして美味しく使ってます。
お肉を醤油とマーマレードで「マーマレード焼き」にすると、なんとも甘辛く、酸味もあるご馳走になります。
3キロもあるけれど、また来年まで作れないのでゆっくりいただいて行こうと思います。