朝の番組では、さっぱりしていて、それぞれ行ったことある場所であったり、朝からそんなに会話のない二人での食事、これはの視聴は最高である。
今日は、上越市桑取からの下り坂のスタートである。
近くに住んでいたころは、25年まえよく日帰り温泉に行った場所であった。
両サイドから大きな山がせり出し、平らな農地も少なく、一日の日照時間も短く、よくこんな辺地に、住んだものだと思わざるをえない。不便なところであった。
火野正平がサンショウウオの卵を見つけたり、タラの芽を見つけたり、変わった鳥を見つけたりと、番組をくいるように二人で見る。ランチの時は、地元の食堂に入り、おすすめの物を、美味しそうに食べるのも見ものである。先々での地元の人との会話も面白い。
この隣の谷浜は、長男の嫁な親が出た所である。平地は少なく、住宅は崖にぺこりと家がついているようだ。まともに食っていけず、親は都会で一旗挙げるため上京、そこそこ出世し、その孫は田舎は、田舎は、と私たちに上から目線で連呼する。
今や、郷里は過疎となり、となりの市に吸収され、細々と生活している、
火野正平は、人生下り坂最高、と通り過ぎていく。