身を切る改革はどうなった。
国民に負担を強いる前に自ら(国会議員のこと)身を切ることが前提。
これは野田前首相が何回も繰り返し言ったことだ。
それが今は遠いむかし話のようになって聞こえてこない。
よく喉元過ぎれば暑さ忘れるというがこの言葉は喉元過ぎてもますます熱くなっている。
消費税アップがもたらす影響は特に年金生活者にとっては深刻だ。
専門家の試算では、夫婦世帯で240万円の年収だと3%アップに加え年金保険料などの引き上げ、過去の物価下落を反映した年金カットなどを含めると年間7万1300円もの負担増になるのだという。
当事者の一人として愕然としている。
汗水垂らして働き通し、老後の楽しみにと少しづつ溜めてきた預貯金を、今少しづつ旅行など娯楽に使っているがこれではできなくなる。
先日 地域の敬老の会が催された。地元の国会議員が挨拶したが白々しく聞こえた。
これでは国会議員が云うようには長生きできない。