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国文学者である谷沢栄一と、英語学者の渡辺昇一。あとがきより・・・バブルが弾け、日本は戦後最悪の平成不況に突入した。この事態を引き起こした責任者はいったい誰なのか・・・。
2人の経済の素人だが熱心に調べ上げて解ったことを語り合い、バブルのあと責任を取らない官僚を完膚なきまでに糾弾している。平成8年に出た文庫本だが、まだまだ不況脱出とはいかない現況の大元を作り出した事だから、なぜ、あのときこうなってしまったのかを正確にしておくことも大事なことだろう。舵取りを間違えた大蔵省(旧)の役人は責任を取らないのであるから、国賊というのもあてはまらないこともない。
この本の中身について、もっと詳しく知りたい方は↓のアドレスからどうぞ。
『誰が国賊か 今、「エリートの罪」を裁くとき』 谷沢永一&渡部昇一 共著
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