本日は再びスキーとスキー場活性化に向けたアイデアを2つご紹介させていただきます。
スキー人口は近年減少し、最盛期1990年代の1/3と言われます。ただ、休日のスキー場は今も結構賑わっています。一方平日はガラガラなので活性化のヒントは平日にあると思料致しました。
アイデアのキーワードは「オプション」(自由選択)です。言い換えますと「もしも、ある状況になったら特典を選ぶことができる!」というサービスです。人は選択できると満足感が上がると言われますので、そこに着眼しました。
(出典:「ルスツリゾート」さんHPより引用)
スキーとスキー場活性化に向けたアイデア2つ
①技術保証付スキースクール(ライザップ式スキースクール)
スキースクールは試してみたいけど、「受講料が高い」、「本当にスキーが上達するのか不安」といったことで躊躇する方も多いと思います。(自身もそうです。)
そこでのアイデアが「技術保証付スキースクール」です。内容は、例えばコブの滑り方のスクールで受講後、コブの滑りが受講前より上達していない場合、受講料の半額が払い戻される特典が付いているというものです。言わば「ライザップ式スキースクール」です。これで料金と上達の2つの躊躇する理由が解消されます。
平日3日間コース等を設定すれば、平日に熱心なスキーヤーが集まります。
上達の有無の基準が課題ですが、受講前にスクールと受講者で上達達成レベルを同意し、受講前と受講後のビデオ撮影で確認するやり方等が考えられます。
②天候にリンクするリフト券
平日はその日の天候によりリフト券の料金が払い戻されるというアイデアです。例えば、朝に1日券を3,500円で販売し、午後2時までの半分以上の時間、ゲレンデで雪や雨が降っていた場合、料金の半額が戻される特典が付いているというものです。
これにより平日、天候がよくない日にもスキーヤーが集まります。
天候の基準が課題ですが、30分毎にある定点の画像で確認し、証明するやり方等が考えられます。
(出典:「ルスツリゾート」さんHPより引用)
各スキー場もアイデアを出し、一定年齢以下のリフト券無料、車乗車4人以上の駐車場無料、次回リフト券割引、1日オープン時間の拡大、朝オープン前ゲレンデ一気滑走サービス等様々な集客策を講じていただいています。
スキー人口減少の根本的な要因はバブル崩壊による所得の減少やレジャーの多様化等にあり、今回は根本論でなく小手先の拙いアイデアで恐縮ですが、参考になりましたら幸いです。
スキー活性化に向けたアイデアの掲載記事はこちらです。スキーの復活を切に期待いたします。
【スキー活性化アイデア】スキー場内ビデオ撮影サービス - スキー移住群馬県沼田市・シニアスキーヤー