古いテープを再生する と ヘッドがドロドロ、茶色の磁気粉が散乱、キャプスタンに粉が固着、デッキ周辺は埃だらけ、、、となる場合のリスクマネジメントで独自に工夫している方法です。
そもそも この分野には精通しておらず、あくまでも個人的、テープ再生したものはすべてWAVファイル化で永久音源保存を目的にしています。多少、テープをいじめてやっても仕方ない、もう一度だけ再生して音源を残しておこうか、、、これが 目的で 予め しっかり清掃する手順を考えました。
テープの長期保存方法やメンテナンス方法がここに記載れています。
「釜入れ」とか「焼き入れ」 とか。。。 歴史的にも論理的にも わかりません。なお、タンパク質は56℃で”非動化”、、つまり、生理活性を失い、かつ、タンパク質一次構造を失う温度です。歴史的経験則では 温泉卵の温度に近い、、と思ってください。卵の白身。。。つまり オボアルブミンという糖タンパク質。。まあ、それと テープとは違うんでしょうが。。。。。
http://www.openreel.net/baking.htm
我が家では、古きテープを ディジタルWAVファイル化することが目的です。したがって、今後、2度と聴かないテープが多いことを前提に予めテープに悪さ加減とデッキへのダメージのリスク低減を目標にした古きテープの整備方法です。現時点では、この処理後の悪化は観察されていません。
現在稼働している2台のデッキを長持ちさせるために、部屋中が埃まみれに成らぬように、、
最近、磁気粉が飛び散って、なんだか、咳き込むようになるのではと 気になっています!
再生する前に、まずは数十年の錆と汚れを巻き戻しで 取っておきます!
左側のテンションレバーにも 巻き付けて 反対を ホッチキスで留める。。なかなか良い除去効果です。
磁気粉がとれていますね。
しかし、反対側のテープに固着している粉は飛び散ります! アレルギーになりそうです!マスク着用必要です!
ウェットティシュは必要品です! 以前はどうやっていたんだろうか?!いあいや まだ新しいテープだったので粉吹きはなかったですね。
もはや こういう状態になると、マスクがMUST です!
やっぱり 光を照射すると テープの磁気破片や粉が飛び散っていますね。。マスクMUST。粉塵被害になりそうです。
テープの保管は これ! パワードライを彫り込んで 湿気を減らす!
はい