てんすい温泉から下に下ってきました
小説「草枕」の舞台となった前田家別邸です
当主・前田案山子(まえだかがし)
明治30年の大晦日に漱石が訪れ正月から数日を過ごした部屋が
漱石館として当時のままに保存され一般に公開されています
屋敷の前には小川が流れています
門には夏目漱石の肖像画
句碑
漱石がこの離れに泊まった際に詠まれた句だそうで
新婚で迎えた熊本の初正月のできごとに懲りて旅にでたものの
一人残してきた鏡子夫人のことを気遣う複雑な心境を詠まれた句だそうです。
漱石館「那古井の宿」
「草枕」の中では ここが 「那古井の宿」だそうで
次女卓(つな)がヒロインの那美として描かれているそうです
離れの図です ここから下に降ります ここから左に行ったところにお風呂場があります
お風呂場も名場面の場所だそうで
草枕では入浴しているとき湯煙の中に那美さんが手拭を下げて湯壷へ下りて来る情景が描かれているそうです
湯口は男湯側のみにあります。
このために湯温が高い男湯へ入ろうとしたつなと漱石の接近遭遇があの名場面を生んだものだそうです こちらが女湯 こちらが男湯 どの部屋も外からの見学でしたが無料公開されていて 自由に見学することができました