今日はカテゴリに迷いましたが、PC関連としました。その理由はGoogleのサービスに関係するからです。
Googleのサービスを利用している方は非常に多いと思います。特に情報検索では老舗のYahoo!を上回っています。
私も検索を始めとしていくつか利用しています。
なぜ、こんなタイトルなったかと言うと、あるIT関連メディアの記事がきっかけです。
Googleが日本国内で新しいスマホ”Pixel3”シリーズを発売するのですが、スマホを買い替えるその記事の筆者の考え方が気になりました。
便利さと個人情報を引き換えにすると言う考え方がです。もちろん筆者は記事にするために考えた末の判断なので、それを批判しようと言う気はありません。それを自分に置き換えたときに”自分はどう考えるのか?”が気になったのです。
結論から言ってしまえば私は「便利さと個人情報を引き換えにしない。程々にする」です。
ITmediaに掲載された記事「スマホ乗り換えで「Pixel 3」を選んだ理由」を引用しながら考えていきたいと思います。
2018年10月14日付の記事です。
Googleのハイエンドスマホ「Pixel 3」が日本上陸。iPhoneとハードウェアスペックや価格を比較されがちですが、AppleとGoogleのスタンスの違いにも注目です。
[佐藤由紀子,ITmedia]
(中略)
それに、Pixel 3の、というか、Googleのハードウェアの特徴はハードウェアのスペックではなく、それを経由して使う「AI+ソフトウェア」にあると思います。
AppleとGoogleがオリジナルのハードウェアを出す目的は、それぞれ違います。Appleはもともと、ハードウェアが主な収入源ですが、Google(の親会社Alphabet)は今でも主な収入源は広告です。
Googleがハードウェアを出すのは、ユーザーがそのハードウェアでGoogle検索やGoogleフォト、Googleマップなどのサービスを使ってもらうことで個人情報をどんどん集め、その個人情報で最適化された広告を見てもらうのが目的です。
これはその通りですね。Googleは広告をユーザーに見てもらう事で収入を得ています。その個人の嗜好に合わせないと広告を見てもらう事が出来ないし、そのためには個人情報が必要となります。
(中略)
2017年からGoogleが打ち出しているキーワード
一方で、Googleにどこまで自分の個人情報を差し出すかは難しいところです。私もかなり抵抗を感じました。でも、ある時点で腹をくくって投降しました。Googleのハードウェアを使うからには、個人情報を使ってもらわないと便利さも中くらいになってしまうからです。
SNSなどに個人情報を提供するのは極力避けているのですが、Googleには全てさらけ出しました。GoogleがAIを使ってどこまで便利にしてくれるのかを見ていたいからです。
もちろん、AppleもAIに取り組んでいますし、(収入源は広告ではないので)個人情報では商売しないと誓ってもいます。だからAppleを選ぶという人も少なくありません。ただ、そうした誓いもあって、検索をはじめAIの機械学習に使えるデータ量ではGoogleに分があるともいえます。
そんなわけで、個人的にはPixel 3(手が小さいのでXLじゃない方の、128GBモデル)を予約しました。画像検索の「Googleレンズ」やFeliCaで使える「Google Pay」を使うことで、これからも個人情報をどんどんGoogleに提供していくことになりそうですが、その分どんどん便利になってくれることを期待しています。
ここに問題の本質があると思います。
「ネット上の便利さと個人情報を引き換えにできるのか」という問題にぶつかってしまうのです。
この記事を書いた筆者はおそらく記事を書くために個人情報をGoogleに提供することを決めたのだと思います。
それ自体に問題があるとは思いませんが、普通の一個人が果たしてネット上の便利さと個人情報を秤にかけてまで追い求める必要があるのかどうか。基本的には個人の考えによるのでしょうね。
私は便利さは程々にしてもいいのでは?と思っています。とは言え、必要な情報が全く入らないのも考えものですから、引き換えになる個人情報も程々になります。
かくいう私もGoogleを利用しています。
PCではGoogle Chrome
GMail
の二つです。
iPhone、iPadではアプリで
Google Chrome
Gmail
Google Maps
Google Earth
Googleカレンダー
の五つですね。
YouTubeはPCで見るぐらいですので入れていません。
これらで個人情報を入力していますが、必要最小限に留めるようにしています。Googleが信用できないのではなく、必要以上の情報を出さないようにしているだけです。それでも広告がうるさいです。ですが、ほとんど見ないのでGoogleのAIもどんな広告を表示すればいいのか困っているようです(笑)。
Googleは個人が特定できないように個人情報を加工し、ビッグデータとして販売する可能性も残されています。
Amazonは配達してもらう必要があるので住所等も入力していますが、極力コンビニ受け取りを利用するようにしています。その代わりにクレジットは利用しないでいます。ギフト券で支払うか、代金引換にしています。
Yahoo!のアプリも乗換案内と防災情報のみを利用しています。Yahoo!グループは個人情報漏れを何回もやっている常習犯です。自己防衛のため、個人情報の塊になるようなサービス(カレンダーなど)は利用しないようにしています。Yahoo! IDもYahoo!から提供されたものを利用し、こちらからは必要以上にアクセスしないようにもしています。
個人情報の塊と言えるのはスマホです。
iPhoneとiPadには二重にロックをかけています。
一つはFace IDかTouch IDと6桁のパスコードです。パスコードは誕生日や電話番号などとは全く関係のないものを使用しています。と、言っても私個人には関わりのあるものです。
もう一つはアプリのロックです。可能であればパスワードだけでなく、Face IDまたはTouch IDでロックをかけています。
ネット上の便利さと個人情報をどう考えるのかは当人が決めることです。ですが、個人情報をネット上の便利さが上回るとは私には思えません。現代社会においてネットは欠かせないインフラになっています。
だからこそ、多少の個人情報の提供はやむを得ないところはあります。しかし、なんでも提供するということにはおかしさを感じています。
Googleのサービスを利用している方は非常に多いと思います。特に情報検索では老舗のYahoo!を上回っています。
私も検索を始めとしていくつか利用しています。
なぜ、こんなタイトルなったかと言うと、あるIT関連メディアの記事がきっかけです。
Googleが日本国内で新しいスマホ”Pixel3”シリーズを発売するのですが、スマホを買い替えるその記事の筆者の考え方が気になりました。
便利さと個人情報を引き換えにすると言う考え方がです。もちろん筆者は記事にするために考えた末の判断なので、それを批判しようと言う気はありません。それを自分に置き換えたときに”自分はどう考えるのか?”が気になったのです。
結論から言ってしまえば私は「便利さと個人情報を引き換えにしない。程々にする」です。
ITmediaに掲載された記事「スマホ乗り換えで「Pixel 3」を選んだ理由」を引用しながら考えていきたいと思います。
2018年10月14日付の記事です。
Googleのハイエンドスマホ「Pixel 3」が日本上陸。iPhoneとハードウェアスペックや価格を比較されがちですが、AppleとGoogleのスタンスの違いにも注目です。
[佐藤由紀子,ITmedia]
(中略)
それに、Pixel 3の、というか、Googleのハードウェアの特徴はハードウェアのスペックではなく、それを経由して使う「AI+ソフトウェア」にあると思います。
AppleとGoogleがオリジナルのハードウェアを出す目的は、それぞれ違います。Appleはもともと、ハードウェアが主な収入源ですが、Google(の親会社Alphabet)は今でも主な収入源は広告です。
Googleがハードウェアを出すのは、ユーザーがそのハードウェアでGoogle検索やGoogleフォト、Googleマップなどのサービスを使ってもらうことで個人情報をどんどん集め、その個人情報で最適化された広告を見てもらうのが目的です。
これはその通りですね。Googleは広告をユーザーに見てもらう事で収入を得ています。その個人の嗜好に合わせないと広告を見てもらう事が出来ないし、そのためには個人情報が必要となります。
(中略)
2017年からGoogleが打ち出しているキーワード
一方で、Googleにどこまで自分の個人情報を差し出すかは難しいところです。私もかなり抵抗を感じました。でも、ある時点で腹をくくって投降しました。Googleのハードウェアを使うからには、個人情報を使ってもらわないと便利さも中くらいになってしまうからです。
SNSなどに個人情報を提供するのは極力避けているのですが、Googleには全てさらけ出しました。GoogleがAIを使ってどこまで便利にしてくれるのかを見ていたいからです。
もちろん、AppleもAIに取り組んでいますし、(収入源は広告ではないので)個人情報では商売しないと誓ってもいます。だからAppleを選ぶという人も少なくありません。ただ、そうした誓いもあって、検索をはじめAIの機械学習に使えるデータ量ではGoogleに分があるともいえます。
そんなわけで、個人的にはPixel 3(手が小さいのでXLじゃない方の、128GBモデル)を予約しました。画像検索の「Googleレンズ」やFeliCaで使える「Google Pay」を使うことで、これからも個人情報をどんどんGoogleに提供していくことになりそうですが、その分どんどん便利になってくれることを期待しています。
ここに問題の本質があると思います。
「ネット上の便利さと個人情報を引き換えにできるのか」という問題にぶつかってしまうのです。
この記事を書いた筆者はおそらく記事を書くために個人情報をGoogleに提供することを決めたのだと思います。
それ自体に問題があるとは思いませんが、普通の一個人が果たしてネット上の便利さと個人情報を秤にかけてまで追い求める必要があるのかどうか。基本的には個人の考えによるのでしょうね。
私は便利さは程々にしてもいいのでは?と思っています。とは言え、必要な情報が全く入らないのも考えものですから、引き換えになる個人情報も程々になります。
かくいう私もGoogleを利用しています。
PCではGoogle Chrome
GMail
の二つです。
iPhone、iPadではアプリで
Google Chrome
Gmail
Google Maps
Google Earth
Googleカレンダー
の五つですね。
YouTubeはPCで見るぐらいですので入れていません。
これらで個人情報を入力していますが、必要最小限に留めるようにしています。Googleが信用できないのではなく、必要以上の情報を出さないようにしているだけです。それでも広告がうるさいです。ですが、ほとんど見ないのでGoogleのAIもどんな広告を表示すればいいのか困っているようです(笑)。
Googleは個人が特定できないように個人情報を加工し、ビッグデータとして販売する可能性も残されています。
Amazonは配達してもらう必要があるので住所等も入力していますが、極力コンビニ受け取りを利用するようにしています。その代わりにクレジットは利用しないでいます。ギフト券で支払うか、代金引換にしています。
Yahoo!のアプリも乗換案内と防災情報のみを利用しています。Yahoo!グループは個人情報漏れを何回もやっている常習犯です。自己防衛のため、個人情報の塊になるようなサービス(カレンダーなど)は利用しないようにしています。Yahoo! IDもYahoo!から提供されたものを利用し、こちらからは必要以上にアクセスしないようにもしています。
個人情報の塊と言えるのはスマホです。
iPhoneとiPadには二重にロックをかけています。
一つはFace IDかTouch IDと6桁のパスコードです。パスコードは誕生日や電話番号などとは全く関係のないものを使用しています。と、言っても私個人には関わりのあるものです。
もう一つはアプリのロックです。可能であればパスワードだけでなく、Face IDまたはTouch IDでロックをかけています。
ネット上の便利さと個人情報をどう考えるのかは当人が決めることです。ですが、個人情報をネット上の便利さが上回るとは私には思えません。現代社会においてネットは欠かせないインフラになっています。
だからこそ、多少の個人情報の提供はやむを得ないところはあります。しかし、なんでも提供するということにはおかしさを感じています。