2021年3月17日より受付が開始されたオンライン専用プラン”LINEMO”のまとめです。実店舗での申込はできませんのでお気をつけください。
このプランは”eSIM”に対応しています。
・料金
2,728円/月(本体:2,480円、消費税:248円)
・家族割
回線のカウント対象外です。
・データ容量
20GB
20GBを超えてしまった場合は通信速度が1Mbps(Mbps:メガ(Mega)ビット(bit)パー(per)セコンド(second))に制限されます。データ容量を追加すると元の通信速度で通信できます。データ容量の追加は1GBにつき550円(税込)かかります。
LINEは一部機能(通話関係、トークなど)がカウントフリーとなります。
速度制限の可能性があります。詳細は公開されていません。
海外でも利用可能ですが、別料金となります。
・国内通話
30秒あたり22円(税込)かかります。オプションで国内5分以内かけ放題(550円/月(税込))か国内24時間かけ放題(1,650円/月(税込))を選択することもできます。
・キャリアメール
ドメインが"softbank.ne.jp""i.softbank.ne.jp""vodafone.ne.jp"のキャリアメールは使用できません。ソフトバンク(プラン変更)、ドコモ・auからMNPで移行する場合は注意が必要です。
申込をする前にGmailなどのフリーメールでアドレスを取得し、必要なメールの転送や友人などへのメールアドレス変更の連絡を行ってください。また、DMを受け取っている場合は変更手続きもお忘れなく行ってください。
・決済サービス
決済サービスの提供はありません。提供を検討しているようですが、時期は未定です。
「ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い」を利用していたサービスは解約となります。事前に支払い方法を変更するなどしましょう。
・Yahoo!プレミアム
解約となります。
・対応機種
4G/5G対応かつVoLTEに対応している機種であれば使用可能です。
iPhoneはiPhone 6s以降であれば対応しています。SEにも対応しています。
Android系スマホは使用可能かどうかはLINEMOのHPの対応機種一覧で必ず確認してください。
・アフターフォロー
修理依頼などや問い合わせはオンライン上で手続きやチャットで問い合わせを行います。
移行上の注意点
・ソフトバンクやY!mobilのプランから移行すると重要なサービス含むいくつかのサービスが利用できなくなります。そのための準備も手間がかかります。それを考慮しても価値があると思えるかどうかです。
・他社から移行する場合、MNP予約番号の有効期間が10日以上必要です。できれば直前に取得した方がいいでしょう。
・Android系スマホの場合、APN(アクセス(Access)ポイント(Point)ネーム(Name))の設定が必要になります。これを行わないと通信ができません。iPhoneの場合はAPN構成プロファイルのダウンロード・インストールが必要になります。
・他社で使用していたAndroid系スマホの場合、SIMロックを解除しても対応周波数帯の関係で使用できない可能性があります。これはキャリア毎にカスタマイズされているためです。
他社のAndroid系スマホを使用する場合は、必ず対応周波数帯を確認してください。
【参考】ソフトバンクで使用している周波数帯
4G:Band 1,3,8,11,28,42(Band 1がメインですので、この周波数帯に対応していないと使用できないと考えていいでしょう。Band 8も必要です)
5G:n77,n257(n77に対応していることが必須です。n257は高速通信が可能です)
・iPhoneはキャリア毎のカスタマイズをしていません。SIMロックを解除することでキャリアに関係なく使用できます。
日本で販売されているiPhone12シリーズは5Gのミリ波帯(n257)に対応していません。残念ですが…
このLINEMOもそうですが、ドコモのahamo、auのpovoは申込から各種手続きをオンライン化することで低料金化しています。電話相談窓口もありません。その代わりにチャットで相談することになります。
Amazonなどで手続きできる方であれば、難しいことはないと思います。LINEMOのHPでも申込の事前確認ができますが、3社の中では分かりにくいガイドですね。
eSIMに関して動画での説明やPDFで文書化されているところは、流石だと思います。
2021.04.04 eSIM、LINEのカウントフリーについて記載。
2021.04.07 キャリアメールのアカウントを追加(vodafone .ne.jp)