イチゴロー’s Memorandum

日々の出来事、雑感や思いついたことの記録です

藤井聡太竜王の強さ

2022-02-14 20:53:35 | 日記
藤井聡太竜王が対局後の記者会見でいつも言うのは「まだまだ弱点も多いし、実力が伴っていない」です。
あくなき強さの追求。結果は後からついてくると言う考え方に集約されるのではないでしょうか。

〝日韓EV戦争〟「現代自動車」が日本市場に再挑戦全米での販売台数が初めてホンダを抜いたと…

2022-02-14 11:43:08 | 日記
自動車は安全性が最優先です。隣国のEV用バッテリーは発火などの問題を起こしており、米国では何度もリコールされています。この事をさらっと流していますが、非常に重要な問題です。
価格が安いだけで売れるのではない事に気がついてほしいですね。

将棋のタイトル

2022-02-14 11:34:53 | 日記
昨今は藤井聡太竜王の活躍で賑わいを見せている将棋界ですが、将棋のタイトルは次の8個があります。順番は日本将棋連盟が定めた賞金額による序列です。
竜王と名人は同格のタイトルとされています。
叡王は2017年に創設されたタイトルのため、永世称号の規定がありません。

竜王戦、名人戦、王位戦、王座戦、棋王戦、叡王戦、王将戦、棋聖戦

・竜王戦
 予選は1−6組に分かれて各組でトーナメント戦が行われます。本戦出場枠は1組が優勝、準優勝を含む上位5名。2組は優勝、準優勝の2名、3組以下は優勝者となります。
 本戦は変則的なトーナメントを2組に分かれて行います。その優勝者が挑戦者決定三番勝負を行い、先に2勝した方が挑戦者となります。
 竜王戦はタイトル保持者と挑戦者が1日制、持ち時間8時間の七番勝負を行い、先に4勝した方が竜王となります。
 永世称号は連続5期または通算7期以上で永世竜王となります。

・名人戦
 名人戦の予選はフリークラス、C級1、2組、B級1、2組、A級に分かれ、その内のA級に所属する10名がリーグ戦を行い、最上位1名が名人に挑戦します。従ってA級に昇格しなければ挑戦者になる事はできません。
 名人戦はタイトル保持者と挑戦者が2日制、持ち時間9時間の七番勝負を行い、先に4勝した方が名人となります。
 永世称号は通算5期以上で引退後に**世永世名人となります。

・王位戦
 王位戦の予選は王位保持者とシード4名を除くの全棋士と女流棋士2名が8組に分かれて参加します。各トーナメントの優勝者とシード4名が2組に分かれてリーグ戦を行い、その最上位者が決定戦を行い挑戦者を決定します。
 王位戦はタイトル保持者と挑戦者が2日制、持ち時間8時間の七番勝負を行い、先に4勝した方が王位となります。
 永世称号は連続5期または通算10期以上で永世王位となります。

・王座戦
 王座戦の予選は少し複雑です。1次予選は順位戦のC級1組以下の棋士と女流棋士4名でトーナメント戦を行い、上位6名が2次予選に進出します。
 2次予選はシード(タイトル保持者と前期ベスト4)を除く棋士と1次予選通過の6名でトーナメント戦が行われます。通過人数が年により異なりますが、10名前後です。
 挑戦者決定トーナメントはシードと2次予選通過者の計16名で行われます。このトーナメントを勝ち抜いた棋士が挑戦者となります。
 王座戦はタイトル保持者と挑戦者が持ち時間5時間の五番勝負を行い、先に3勝した方が王位となります。
 永世称号は連続5期または通算10期以上で永世王座となります。

・棋王戦
 棋王戦の予選は順位戦B級2組以下の棋士でトーナメントを行い、上位8名が挑戦者決定トーナメントに進出する。
 挑戦者決定トーナメントは前期ベスト4、タイトル保持者、永世称号保持者、順位戦B級1組以上の棋士で争われる。準決勝、決勝の敗者は敗者復活戦を争い、最終的に決定トーナメントの勝者と対局し挑戦者を決定する。
 棋王戦はタイトル保持者と挑戦者が持ち時間4時間の五番勝負を行い、先に3勝した方が棋王となります。
 永世称号は連続5期以上で永世棋王となります。

・叡王戦
 叡王戦の予選はシード者(前期挑戦者決定トーナメントのベスト4以上)以外の段位毎に勝ち残りトーナメントを行い、各2名が挑戦者決定トーナメントに進出する。
 シード者4名と予選通過者12名で挑戦者決定トーナメントを行い、優勝者が挑戦者になる。
 叡王戦はタイトル保持者と挑戦者が持ち時間4時間の五番勝負を行い、先に3勝した方が叡王となります。
 叡王は創設が2017年とまもないため、永世称号の規定がありません。

・王将戦
 王将戦の一次予選はB級1組以下の棋士(二次予選からの出場者を除く)がいく組かに分かれてトーナメントを行い、二次予選進出者を決定します。(年により変動)
 二次予選(シードあり)は18名でトーナメントを行い、勝ち抜いた3名が挑戦者決定リーグ(シードあり)に進出します。
 挑戦者決定リーグはリーグ残留者4名と予選通過者3名で争われ、最上位車が挑戦者となる。
 王将戦はタイトル保持者と挑戦者が2日制、持ち時間8時間の七番勝負を行い、先に4勝した方が王将となります。
 永世称号は通算10期以上で永世王将となります。(保持者は大山康晴、羽生善治のみ)

・棋聖戦
 棋聖戦の予選は順位戦C級1組以下と女流棋士2名で争われ、8名が二次予選に進出する。
 二次予選はB旧2組以上(シード除く)と二次予選進出者8名の棋士で争われ、8名(変動あり)が決勝トーナメントに進出する。
 決勝トーナメントはシード8名と(変動あり)と決勝トーナメント進出者8名(変動あり)の16名で争われ、優勝者が挑戦者となる。
 棋聖戦はタイトル保持者と挑戦者が持ち時間4時間の五番勝負を行い、先に3勝した方が棋聖となります。
 永世称号は通算5期以上で永世棋王となります。

現在のタイトル保持者
竜王:藤井聡太
名人:渡辺明
王位:藤井聡太
王座:永瀬拓也
棋王:渡辺明
叡王:藤井聡太
王将:藤井聡太
棋聖:藤井聡太
タイトル戦は4月から翌年3月にかけて行われます。番勝負ですから、時には3タイトルが同時に開催されることもあります。
冠数が多ければ多いほど番勝負の対局が多くなり、その他に一般棋戦もあるのですから大変な忙しさになります。羽生善治九段も7冠を保持していた頃は殺人的な忙しだったと思います。