ニュースアプリで北海道のニュースを見ていたら地元の放送局が「観光客がヒグマに近寄って危険」というのがありました。
今回は体長80センチほどの子熊に2メートルぐらいまで接近したようで、近くに母熊がいた可能性が非常に高いです。観光客が襲われなくて何よりでした。
ヒグマは凶暴性が高く、この時期は冬眠から覚めたばかりですから餌を求めていることが多いです。肉食ですから餌の中に人間も入ります。
本来、ヒグマは臆病なので人間にはあまり近づかないのですが、最近は人間を恐れなくなっているようで札幌の街中にも出没しています。
北海道開拓の歴史は自然との闘い、特にヒグマとの闘いです。ちょっと調べると分かりますが、開拓時代にはヒグマに襲われて開拓地を放棄しているケースもあります。
ヒグマに近寄ることは大変危険な行為であると同時に決して餌を与えてはいけません。ヒグマはそれを覚えて襲うようになります。
野生動物に餌を与えることはヒグマに限らず厳禁です。
今回は子熊が可愛いと思って接近したようですが、写真を撮る時も車から出るのは危険な行為に他なりません。
観光だからといって安易な気持ちで野生動物に近寄ることはぜひ止めてほしいと思います。
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