今日は夕方からかなりの大雨です。・・・
そんな中、まずは中2生が学校の帰りにテスト範囲のプリントをもって来てくれました。
「おう!サンキュ~。すぐにつくるからな~」例のプリントの依頼です。
続いて、中1生女子たちが自習にやってきました。・・・
「うわぁ~!靴下ずぶ濡れやぁ~」・・・
とかなんとか言いながら、入って来ます。・・・
「先生~これぇ~」と同じく範囲のプリントを出してくれます。・・・
「おう!ありがと!」・・・
早速範囲内の全教科のプリント作成に掛かります。・・・
今回のテストの範囲は言うほど広くないです。去年はかなりの範囲が出されましたが、今年は少なめです。・・・
(えっ?こんなんで良いのか?)と、ふと疑問になります。このままではどこかでしわ寄せがくる。おおむね2学期中間、期末辺りがピークになりますね。そうなると、この夏休みにどれだけ進められるかにその後が掛かってきます。こどもたちの頑張りにも限界がありますからね。僅か9月~11月でどれだけ進むのか考えただけで頭がボーっとして来ます。・・・
こういう流れを知らない生徒は、必ず2学期の成績は落ち込みますね。・・・
我々が分かっている以上、そういう罠にははまりませんぞー!・・・
逆に今回の範囲が言うほど広くないので、点数を稼ぐことが出来ます。これはチャンスです。しっかり取り組めば全員ドンと上げられますね。頑張りましょう!・・・
とかなんとか考えながら、プリントを作成し続けました。できたものは端からどんどん渡して行きます。・・・
「はいどうぞー!」・・・
「やっと来たぁ~」・・・
待ちわびてくれてありがとう!・・・
昨日も書きましたが、まだ提出課題を終わらせていない子もいます。まずはそれをこなしてから、出来るならば今日中に・・・
全員に話しながら配布して行きます。・・・
はじめてそれを手にする生徒もいます。最近来てくれた子たちです。・・・
中には、「えっ?」と目を点にする子もいますが、「だから言っただろう。予測して課題を終わらせておけって!慣れてる子はすでに終わって、このプリントを待ちわびているんだぞ」・・・
周りを見回して、納得していたようです。・・・
このやり方も、一年経ってようやく浸透しました。・・・
テスト前一週間は、提出課題ではなくテスト勉強をする。・・・
本来そうですからね。でも、学校側ではこどもたちがたぶんテスト発表まで何もしないだろうと言うのを前提に課題を出しています。テスト勉強の代わりにさせようとしているそうです。どっこいそんな事をしていると結局やらされる感があり、身につかないのです。どうせやるなら、前もって言われる前にする。言われたら余裕でこなし、自分の弱い部分を潰すために一週間を使う。そうすれば、確実に伸びて行きます。これが計画的にやる事ですよね。・・・
ただ、あくまで本人たちの意志に任せます。やらない子もいます。テスト発表になり焦ってやらされて、時間が無くなり答えをうつして丸付けして提出。結局テストではまったく分からない。そういう子は時間が掛かりますが、少しずつ出来るようになります。気長に行きましょう!・・・
そうこうしている内に、3年生女子から「終わったよ~」というありがたいお言葉。・・・
「さすがやなぁ~!よし!プリントへ進んで~」・・・
それを聞いている2年生たちは、「えっー」と言いながらどんどんペースを上げて行きます。・・・「今日中に終わらせるように!」・・・
教室の外では雨が厳しくなり、毎回恒例の窓枠からの雨漏りがし出しました。・・・
ケイタイにメールで「どしゃぶり注意!」の連絡が・・・
それでもみんな気にせずどんどん進めてくれます。次第に時間が長くなってくると、みんな集中力が途切れ来ます。お互いの会話が多くなり、自習室から笑い声などが聞こえるようになります。私も入り込んで、テスト範囲の確認やら注意点やら話して行きます。・・・
「先生、副教科のプリントほしい!」と、新たな注文が・・・
大阪府では、相対評価されますし、高校入試に内申点が絡むのです。当然副教科も重要です。副教科も上げておかないとトータルの点数が上げられず入試不合格になる生徒も多いのです。・・・
「よっしゃ~何がいるねん?」・・・
「陸上競技とバスケ」・・・
「了解!」・・・
早速作成し、渡して行きます。・・・
そして、本日も終了です。・・・
外は土砂降り。・・・
傘をさして、一人ずつ全員を見送ります。・・・
「おつかれさん!気をつけろよ~」・・・
こういう事が、今日から一週間続きます。・・・
実は、とても楽しいです!(こどもたちは大変ですが~)・・・
明日に、期待!・・・