昨日、和歌山県北部にて、震度5強の地震があった。・・・
幸い、大きな被害もないとの事で、安堵した。・・・
ちょうどその時、テレビをいつも通りつけていたが、画面に「緊急地震速報」が流れた。・・・その瞬間にぐらぐらと揺れ始め・・・正直、画面を見ているだけで何も行動が出来なかったが、体は反応して「覚悟」出来たような気がした。・・・
震源は、和歌山県。・・・お母んが住んでいる。・・・すぐに電話するが、地震後は当然つながらない。NHKの速報を見る限り、被害が出ているようには感じなかったので、しばらくしてから電話する事にした。・・・
嫁さんの実家からも心配の連絡が入ったり、ツイッターにより安否の連絡が入ったりと、大震災後だし、南海地震の事もあるので、みなさん「またか!」という感じだろう。・・・
ありがたい事です。・・・ご心配して頂いた方々に感謝いたします。・・・
私も子供のころから、月に何回か震度3ぐらいの地震を経験し、慣れっこになってますが、関西の震災や東日本の震災で大きい地震はやはり怖いです。・・・
子供の頃、おとんに聴いた事がある。「地震で、家潰れへん?」・・・おとんは、「さぁ~?潰れるかもしれんなぁ~」・・・えぇ~?・・・おとんは、笑いながら・・・
「その時は、その時や~」・・・なんと、頼もしい!・・・
和歌山には、南海トラフという断層があり、過去にもとんでもない地震が発生している。・・・
南海地震が発生したら、もうどこにも逃げられないし、ある程度の覚悟をしておかないといけない。・・・だから、毎月の定例的な小さな地震が起こるたび、「小難は、大難を避ける!」と、念仏のように、おとんがつぶやく。・・・
大阪では、関西の震災が起こるまで、大きな地震がなかったから、大阪市に住む方々は口々に、「大阪は、地震起こらへんねん~」と、信じきっていた。・・・確かに、ピクリともしなかった。和歌山で、毎月のように感じてた地震がほとんど感じない。・・・そんな時に、神戸を震源とした震災が起こった。・・・その後は、復興や地震対策に力を入れ始めたのだ。・・・
和歌山でも、対策はして来ているが、当然何もかもカバーできる訳ではない。・・・原発は、ない!・・・だから、地震を通り過ごし、生き残れば、また立ち直れる!・・・みんな、そんな気持ちで、ある程度、腹をくくっている。・・・
だからと言って、何も準備をしていないのか?と言えばそうでもない。・・・手巻き式ラジオライト充電器もあるし、ストックの水もある、インコたちの食料も余分にあるし、・・・
生き残った時の事を考えて、しばらく生き延びる方法を考えている。・・・
日本全国、いつかは必ず起こる大地震。・・・覚悟をしておきながら、けど決して後ろ向きでなく、前を向いて、明るく毎日必死に生きて行く。・・・これが、関西の人の生き方だと思う。・・・
会話には、必ず、ボケと突込みがいるように、何処でもお笑いがあり、喧嘩してても、それを納めるのにボケたり突っ込んだりして、その場をしのぐのが大阪人。・・・
辛い事があっても、決して振り返らずに、笑って前に進む。・・・「あほちゃうか?」と言われながらも、「あほちゃうねん!ぱーでんねん!」と更に前に進む。・・・
「出過ぎた釘は、打たれる!」・・・「出過ぎ過ぎた釘は、打たれるどころか、応援される!」それが関西。・・・
頑張ろう!ニッポン!・・・
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