大震災の影響で、原発が大丈夫ではなくなって、東日本では節電を余儀なくされています。・・・
先週、ここ大阪でも関西電力の通達により、「15%の節電のお願い」が出された。・・・
「15%の節電って、何をどうしたらいいの~?」・・・嫁さんがつぶやく。・・・テレビでも家電量販売店でも節電グッツや節電家電が紹介されて、日本全国当たり前!状態だ。・・・しかし、この節電に「待った!」を掛けたのが・・・
大阪府知事のとおるちゃん!・・・「言っている根拠が分からん!原発を縮小するから、これだけ必要と言うのなら、協力するが、経済界からは原発必要とする要望書が出ている。どうなっているのか!」・・・かなりのお怒り状態!・・・「何の根拠もなく、原発を容認させる為の布石なら、節電は5~10%以上はしません!」・・・はっきりと言ってます。・・・
そうです!大阪人は、納得しなければ、動きません!・・・ただ、人の為なら、人情に厚い大阪人は一肌も二肌も脱ぎます。・・・筋の通らない、納得のいかない事は、絶対に従いません!たとえ、国でも。・・・負けるな!とおるちゃん!大阪の為に・・・
大阪人の話が出たので、特殊な場合の実例を・・・
大阪のおばちゃんの話。・・・あくまで、一部の方ですが・・・(苦情が来ると手ごわいので念のため)・・・
最近テレビのCMで、「コバエポットン」と言うのがあって、関西限定のCMだが、内容がいかにもの設定になっている。・・・
大阪のおばちゃんが、台所の流しの三角コーナーに捨ててあるバナナの皮を指さし・・・
「ちょっと!困るわ~お宅で買うたバナナ!食べた後の皮から、コバエ湧いてますよ!これ、問題ですよね~」と、訴えるバージョン!・・・「そうならないために、コバエポットン!」・・・
普通なら、食べた後の皮にコバエが集まるのは当然だし、これからの夏にかけて、バナナに係らず飛んで来て付くだろうし、ハエも集まってくる。・・・それを、大阪のおばちゃんは、販売者の責任にしてしまいます。・・・実際にある話なんですよ、これが・・・
また、他の例。・・・スーパーでの話。・・・
「お宅で、お米を買ったものですけど~米に虫湧いてますよ~どういう事ですか?」・・・
店側は、食料品を扱っている以上、虫などの混入は絶対に避けたいところであるから、すぐに自宅を訪問し拝見したそうです。・・・
お米は、米びつに入っていて、しかも買ってから、半月立っている。さらに、以前からある米の上から、買った米を入れたようです。・・・
これでは、実際に販売したお米に入っていたかどうかまで分からない。・・・だが・・・
話をこじらせる訳にはいかないので、新たなお米を持って行って対応したらしいです。・・・
また、食材を半分ほど食べてから、買い間違えたからと、取り換えに来る場合も・・・
これらは、大手のスーパーでの話。・・・相手が大手だろうが、商店だろうが、この手のクレームは日常茶飯事なのである。・・・
ただ、お客さんも相手を選んでいるようで・・・
野菜を買ったら、イモムシがぞろぞろ~・・・気にならない人は、それを取り除いて料理に使うが、嫌いな人はそれだけで許せない!・・・
「すいません!イモムシ一杯居てるから~替えて~」・・・商店に持ち込むと、・・・
「あん!虫がついてるという事は、そんだけ新鮮やいう事や!無農薬やからのう~」と、はねのける!・・・こういうお店には、変なクレームは言わない。かえって、大手の方が言い安いかもしれない。・・・ごねごねクレームでも受けてくれる場合があるから・・・
さて、ではどうやってクレームを鎮め、今後は言わせないようにするか?・・・
初めは代替え品を用意して対応し、なぜそんな事態になったかを、お客さんと考える。そして、二度と起こらないようにお客さんと行動するようにする。そうすれば、お客さんはお店の味方になってくれる。・・・モンスタークレイマーを味方に付ければ、鬼に金棒!クレイム処理の方法を的確に教えてくれるから・・・
何度もお店にクレームを付ける人は、そのお店のファンだったりする。苦しめて、注目を得て仲間になりたいと言う心理なのだ。・・・中には、嫌がらせもあるが、その見極めは店長次第。・・・嫌がらせもしくは、金目当ての犯罪的なクレームは、きっちりと対応し、当局に相談するとか弁護士に相談するとかの確固たる態度が必要です。・・・
大阪で、商売するのは一苦労も二苦労もありまっせ~・・・肉を切らせて、骨を断つ!これが大阪の商人の商売。(一部ですが)・・・その上を行くのが大阪のおばちゃん!・・・
お客さんを味方に付けることが秘訣ですな~・・・
今日は、大阪人の気質のほんの、ほんの一部を紹介しました。・・・
「クレームお断りやでぇ~」・・・・・
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