人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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学級崩壊してる?・・・

2013-03-02 23:04:02 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、夕方に公立高校後期試験について書きましたので、今はそれ以外の事を・・・

今日も面談があり話していると、ある中学校では「学級崩壊」して来ているとの事でした。・・・

時間に関係なく他のクラスの子が出入りしてたり、それをしっかり注意できない教師がいたり、授業が成り立たなくなっているようです。・・・

お子さんに聞いてみました。・・・

「学校、どうなん?」・・・

「むちゃくちゃー」・・・あそう。・・・

「先生は、どうなん?」・・・

瞬間に顔が曇りました。・・・

「最悪!」・・・

どうやら、学級どころか学校自体が危機状態のようです。・・・

確かにここに通ううちの生徒達もなかなか成績が上がらずに苦しんでいます。・・・

授業が出来ていないのに、定期テストを行い点数をつけているようです。・・・

大体が、こどもたちが教師を信用していませんね。何がどうなっているのか知りえませんが、こどもたちを見ていればおおむね分かりますよね。・・・

教師の対応も、真剣にこどもたちのためにやっているようでも無さそうですし、ワザとらしい対処しか出来ないんでしょうね。こどもたちは、とても敏感です。その辺のところを感覚的に捉えられます。嘘を見抜くのです。・・・

親でもそうです。見抜かれていますね。どこまで真剣なのか見極めて行きますね。だから、信じられる親や教師なら付いて行くのですよ。・・・

でも困った問題が、新3年生などです。・・・

こんな状況下でも、内申点をつけて行きますね。それが結局来年の入試に響かなければ良いのですが、そうはいかないでしょうね。・・・

こどもたちは、悪くないのだ!・・・

初めから暴れん坊はいませんよ。・・・

何かのきっかけがそうさせたのです。・・・

面談に来てくれた彼に話しました。・・・

「学校が信用できなければ、一応出席だけしておいてね。休んだら出席日数があるから、受験できなくなるかもしれんからな~」・・・

「勉強は、ここでやれば良いし入試対策もどんどん進めよう。学校に合わせてたら受験すら出けへんようになるぞ!」・・・

彼の目がキラキラしているのが分かります。・・・

彼は、私の話を真剣に聞いてくれていました。瞬きの回数が少ないので、不安になるくらいでした。・・・

いつもの事で、また1時間半ほどしゃべりっぱなしでした。(ごめんなさい~)・・・

彼にもしっかりとした「夢」があります。確実に現実のものに出来るからと話すと、内からやる気パワーが出て来ているのが感じます。すごいですね~!・・・

週明けから体験学習で来てくれます。何とかしてあげたいのですが、ひとまず体験して貰って、費用も掛かりますからね~。と話して、終了となりました。・・・

人間、訳も話さずに抑え込まれれば誰でも反発します。大人の常識が間違っている場合も大いにあります。・・・

以前にも話しましたが、例えばトイレの水。・・・

洗面台で手を洗って、そのまま水を出しっぱなしにして出て行く子がいました。・・・

それも毎回です。・・・

その事を当時のスタッフに話したら、・・・

「張り紙をしたらどうですか?効果ありますし、出しっぱなしにしてたら、張り紙に書いてるやろ~と叱れるじゃないですか」・・・

なるほどね。・・・(これだからだめなんじゃ~まったく~)・・・

「そしたら何か!(怒ってます)水道の張り紙して、それからゴミが散らばってたら、ゴミは捨てようの張り紙して、更に別の何かが発生したらそれについての張り紙をしたらええんやなぁ~」・・・

張り紙だらけになって、いたちごっこになります。・・・

そういう事ではなく、根本的な原因を突き詰めないと全く改善にはなりません。・・・

更に言いました。・・・

「うちは、その辺のレベルの低い学校とは違うんや!」・・・

往々にして学校ではそういうやり方をしたがります。・・・

でも、高級ホテルやレストランで、そういう張り紙を見かけますか?無いでしょう。・・・

それは、お客さんを信じているからです。「うちのお店には、そういうモラルのない方はいらっしゃいません」・・・

これが正解ですよ。・・・

我が教室でも、その手の張り紙はしてません。・・・

ただ、きれいに保つようにしています。そして、「汚れていたら、教えてね!じゅくちょう」というかわいい小さなPOPだけ貼っています。・・・

例えば、「汚したら教えてね」だと、だれも言って来ません。自分が悪者になりたくないから、疑われたくないからです。・・・

で、先の話の続きですが、・・・

何故だろうか?って考えたのです。・・・

蛇口のまわし方が分からないからかもしれないし、自動で止まると思っているのかも知れないし、また、せっかく綺麗にした手で汚れたままの蛇口を触るのが耐えられないのかもしれません。・・・(こどもたちは、疑いません。)

そこで、本人たちを呼んで説明しました。・・・

しかし、その後も出しっぱなしでした。・・・

「忘れてた~」という生半可な答えでした。・・・

もう一度説明しました。・・・

でも、やはり出しっぱなしです。・・・

その瞬間に、授業中でしたが本人たちを呼び、事実を見せました。なぜこれではいけないのか、しっかり説教をしました。・・・

それ以後は無くなりましたが、その後お辞めになりました。・・・

どうやら友人同士、トイレで遊んでいたようです。勉強をしに来ているのではなかったんですね。・・・遊べないなら行きたくない。という事ですな。・・・

臭いものにはふたをする。的な発想は、何も結果をもたらしません。どんどんエスカレートして行くものです。これが駄目でも、あれは良いだろう。あれが駄目でもこれくらい良いんだ。と言うように・・・

原因は何かをしっかり突き止めて行かないと、いつまで経っても改善されませんね。・・・

あの時に、単に張り紙をしただけでは、根本的な改善にはならず、遊びが続く限り水は出しっぱなしになっていましたね。・・・

まずは、信じる事です。そこから改善策を講じないと、なにも良い事はありません。・・・

こどもたちを信じて、何が原因なのか考えて、色々試して、そうしているうちに原因が見えて来ます。辛抱強く、根気よく、決して諦めない。・・・

こどもたちは、決して悪くないのだから・・・

明日に、期待!・・・

 

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