昨日は日曜日だったので、ほんの少しいつもより早く帰宅し、いつもより多めにハイボールを呑んで、今朝は遅く起きました。・・・
ほんの僅かな事ですが、これが私の休日なのかもしれません。・・・
教室にいつもより一時間遅めに到着しました。・・・
エレベーターを出ると入口のドアの横に、ぽつんと見慣れたかばんが置いてありました。・・・
先日までの受験生のものです。・・・
「あれ?どうしたのか?」・・・
辺りを見ても誰もいません。・・・
どうやら、教室が開いていないので、荷物だけ置いてどこかへ行ったようです。・・・
かばんを中に置き、いつも通りに掃除開始。・・・
「すでに合格してるし、遊びに来たのか?」・・・
そんな事を考えながら、いつもより遅い準備です。・・・
このかばんの持ち主は、夏休み以降一日も休まず自習や授業をこなしてくれていました。学習スタイルは、生真面目に同じ事を何度も繰り返して行くタイプ。だから、他の生徒よりも時間が掛かります。それでもそのスタイルを変えようともせず、ひたすら効率の悪い方法を繰り返していました。自宅では、兄弟が多いため集中できないからと、毎日6時間ずつ来るようになったのです。・・・
日曜日なども、13時になれば必ず現れていました。時には、今日のようにかばんだけ置いて用事を済ませてから来ていたのです。・・・
なんとなく懐かしく感じました。つい二週間前までの光景ですが、もう何年も前のようにさえ感じます。・・・
夜になり、彼女が現れました。あちこちに行く用事があり、荷物だけ置いて出かけていたそうです。懐かしい声が教室に響きます。・・・
講師スタッフが彼女を見つけて、「おめでとう!」・・・
「ありがとう!」と、はにかみながら笑って答えていました。・・・
彼女の目的は、早速の高校からの課題をこなさないといけないので、やりに来たそうです。・・・うれしいですね~。・・・
課題を始めますが、どうしても話題は高校へ行ってから「バイト」しないといけないとか、制服がめちゃ高いとか、クラブはしないとか、友達はみんなバイトの面接に行き始めているとか、そういう話が飛び出します。・・・
一つ一つ、「うんうん」と聞いていつしか高校の課題よりも話の方が盛り上がります。・・・
それでも良く見ると、そこそここなしていました。以前のように、分からない問題には丸印をつけて、聞いてくれます。・・・
以前なら、スタッフを呼んで説明して貰いました。が、今は私ごときのつたない解説でも十分解けるレベルになっています。・・・
「ここの数字が怪しいんとちゃう?」・・・
「これ?・・・オウそうか!」(女子です)と、ちょいちょいっと解き始めます。・・・
ほんとうによくできるように成長してくれました。・・・
嬉しいもんですね。・・・
先日も書きましたが、数学的な脳の使い方が出来ているんですな。・・・
頭の中全てを瞬時に動かせるようになってくれています。・・・
ありがたいです。・・・
講師スタッフに感謝です。・・・
そして、こどもたちに感謝です。・・・
こどもたちにとって、高校は通過点です。我々は、これからもいつまでもみんなを応援しています。・・・
必要な時は、お立ち寄りください。お待ちしております。・・・
明日に、期待!・・・