今日は日曜日です。・・・
今週のこどもたちへのお手紙を作成。今回はおまけがつきます。・・・
数学の問題をプリントして入れました。なかなか面白い問題なのです。・・・
18.5×3.14-8.5×3.14=???
数学ができる方は簡単に解けますね。おおむね5秒から10秒で出来ます!・・・
一種のパズル的な感覚ですね。ただ、どうしても順番に筆算で計算する子も多いですね。・・・XやYを使って解く事も出来ますし、( )を使って解く事も出来ます。見た感じで感覚的に答える事も出来ます。・・・面白いですよ~。・・・
これは近隣の中学校の昔の問題です。なかなかうまい問題です。・・・
数学的に考えられる子はサクサクできますが、そうでない子は時間が掛かります。・・・
一つの問題を、一方からしか見れないとなかなか数学が理解できないそうです。多角的に、応用的に、色んな可能性を考えて解ければ、数学的感覚が備わっているという事らしいです。・・・
聞く処によると、国語や社会などは頭の前頭葉などで考えているそうですが、数学は頭全体を駆使して考えているそうです。だから、頭の全体を使えるようにいつも鍛えておかないと、いきなりは動かないそうです。また、ひらめきや想像力も大事なんですな~。・・・
面白いので、ご家庭でみなさんでチャレンジして貰いたくて、今週のお手紙に同封しました。・・・
良いものは、全員で共有します。・・・
ところで、公立高校後期試験の合否発表から一週間です。・・・
ほとんどの子達は、すでに高校へ向けて夢をはせている事だと思います。・・・
今日は少し振り返りましょう!・・・
今回の後期試験。大阪府下第一学区から第四学区まで(来年は学区制が無くなります)、各高校の募集人員を合計すると、22957人です。そして、応募者数は28677人でした。・・・
という事は、5720人が不合格になっています。(計算上)・・・
受験者のほぼ20%が落ちたことになります。・・・
その子たちは、それぞれ併願の私立へ行く事になると思います。大阪府下には、各学区内で二次募集をしている所もありますから、あくまで公立にこだわるならそこへ行く子もありますね。二次募集の試験日は明日、明後日という処でしょうか。面接と学校での内申点です。・・・
ただ、第四学区などは全て定員オーバーだったので二次募集はありません。(たぶん)・・・
もしも、私立にも行かないのなら、中学浪人する事になるか、そのまま社会に放り出されるか、秋入学の公立高校(単位制)へ行く段取り(勉強)をするかです。この単位制の学校は、大阪府下に2校ありますが、たぶん偏差値は50ぐらい必要だったと思います。(夜間はもっと低くなります)通常は4年制(昼間でも)だが、うまく単位を取得するカリキュラムもあり、それで行くと3年で卒業できます。単位制なので大学で単位を取る方法と同じです。必要な講義を習得して行くものですね。なぜ詳しいかと言うと、うちの長男がそこを20歳で卒業したからです。色んな事があって、入学できた高校を辞めて編入し直したのです。・・・
そういう選択もあります。・・・
私が勝手に心配しているのは、私立にも行かない(いけない)、秋入学の高校へも行かない(いけない)、ただどうしたら良いのかさえも分からない生徒です。・・・
中卒での正社員の仕事は、ほぼ無いに等しいです。アルバイトにしても、せいぜい月3万ほど稼げれば良いほうです。しばらくはその雇ってもらったバイトで何とか家に食費を渡せますが、その内自分のお金も欲しくなります。家にお金を入れずに、同じような境遇の子達と仲良くなって、そのうち仕事もしなくなります。・・・
中学卒業で、社会に出て頑張った方々を何人か知っていますが、それはとんでもなく大変な世間の嵐に巻き込まれながらも、自分を見失わず、ただ夢を持ち続けて、ひとり孤独に耐えながら、でも周りの同級生は楽しそうに高校へ行っている。いや、そんな事さえも気づけないくらいに働いて、働いて、働き続けて、さらに自分で色んなことを学習し直して、気がつけば20歳。成人式に行くと、周りは全員お子ちゃまに見えたそうです。・・・
中卒でフラフラする子、バリバリ働いてそれでも夢を諦めない子、共通しているのは、全て自己責任という事です。高校へ行くのも、社会に出るのも自己責任です。・・・
高校で勉強して行くのも、自己責任です。まだやらされているようでは、その後の人生はある程度見えてます。・・・
人間、進む方向は違えど、過去には戻れません。その過去の行動が今の現象となり、今からやらんとする行動は、未来を決定しますね。(当然)・・・
前を向いて歩き出さないと、いつまで経っても未来は変わりませんよ。・・・
与えられた境遇から逃げようもなく、ならば受け入れて、そこから新たな出発を果たしてはどうですか?天は、全てに平等に機会を与えているはずですよ。生き続けるという機会を・・・
明日に、期待!・・・