今日は、昨日の悲惨な点数を受けて、即対応に動きます。・・・
まずは、今後どうするか?・・・
このまま、仕方ないで終わって何食わぬ顔で進めていては、絶対に不親切です。なので、昨晩考えた事を実行に移します。・・・
初めに考えたのは、まず夏期講習で通常よりも別枠でお代金を頂いている訳ですから、中には「金返せー!」と言わんばかりに迫ってくる方も出るでしょうし、退塾すると言い出す方も出るでしょう。・・・どうするか?・・・
ただ、我々としては、出来る限り誠心誠意行った上での結果なので、全責任を背負っていると言うのと少し違います。また、そこまでの具体的な委託をするような契約でもない。・・・
でも、そうはいかないのがご時世です。・・・
そうならないためにも、無料追加や理科講習、国語講習も行いました。ただただ、みんなの成績を上げたいと言うのが本筋の考えでしたが・・・
で、昨日の結果です。これはかなりやばいです。・・・
そこで今日まず、今後の展開をどうするかです。・・・
1年、2年はまだ期間がありますから、まずは次の中間テストでどこまで上位に食い込むかで最終決定となりますから何とかなります。問題は、3年生です。・・・
実力テストの結果で、進路が決められてしまう可能性が高い。ここは、取り返したくても、もう出てしまった以上不可能です。後は、来月の実力テストでどれだけ高く上げるかです。・・・
そこで、今から来月に向けてと、入試に向けてのカリキュラムを先行させる必要があります。・・・ましてや、今回の失敗では、生徒たちが「その気」になっていなかったという事もあげられます。いつもよりかは、キツイ夏休みだったが、教室以外でいつも通りの夏休みをエンジョイして調節してたんですな。・・・
「家にいて、勉強する訳でもなく、テレビ見たりしてるんで、自習に行かせますー」という連絡があったり、自習に来なさいと言っても、やれなんだとか言い訳して来なかったり、というのがありました。普通3年生で考えられない事ですが、事実です。そうかと言えば、毎日自習に欠かさず来る子もいました。・・・
結局は、危機感が全くなく、また我々もそこまで浸透させられなかったのが敗因です。・・・
もういい加減にしないといけない。・・・
そこで、今後は「自学」させる事にしました。・・・
自学・・・(私の解釈では、自習型自立学習。)・・・
決まった曜日、時間に来させて入試対策のカリキュラムを消化して貰います。・・・
本当は、秋以降からの実施計画をしていましたが、そんな事をしている状態ではないので、今から進める事にしました。・・・
それを今日のお手紙に書きこみ、配布しました。・・・
そして、その手紙には、大きく反省している事、親御さん方がわざわざして頂いた事が無駄になった事などを、正直に書きました。・・・
我々の威信にかけて、次の実力テストは確実にハイレベルな点数にしてやらないといけない。そうしないと、行きたい高校へ行けなくなる子も出て来ます。これは、大問題ですからね。・・・
そして夜。・・・
いつものようにお見送りをし、お迎えのお母さんと話していると、・・・
「えっ?1点?英語ですか?」・・・
ある男子生徒の実力テストの点数です。・・・
この子は、学校でいじめが原因で学習できない状態にあり、苦しんでいて、うちに相談に来られました。・・・
そして、当初お約束したのが、「早ければ9月には良い結果が出せますよ。」と言っていたが、・・・
夏期講習も通常授業にプラス40コマ(40時間)を依頼してくれました。・・・きっちりそれをこなし、国語の講習も全て参加し、本人も期待に胸を膨らませて挑んだ実力テスト。・・・
全てが、無駄に思えるような点数となりました。・・・
「お母さん、約束通り行かなくてすみませんでした~」・・・
「いえ!それでも、数学が上がって来てます。前は、まったく書けなかった答案ですが、今回はひとまず書きこんで行ってます。少しずつ出来て来てますよ」・・・
えっ・・・
「英語は相変わらずですが、英語を失くして他を指導して貰う事は出来ますか?」・・・
「ええ、出来ますがでも、英語も多少は出来ないとトータルのバランスが取れませんよ。他が全て90点以上取れるんなら話は別ですが、そうはいきませんからね。」・・・
「そうですよねぇ~」・・・
「たとえ少しずつでも上げられるように、ゆっくりですが進めます。数学は、もっと出来るようにして行きますね」・・・
「よろしくお願いします~。あっ、来月から週に2コマ(2時間)増やして下さい。頑張れるそうなんですよ!」・・・
えっ・・・「あ、ありがとうございます~我々も頑張ります!」・・・
思わぬ進展に、言葉を失いかけました。・・・
ありがたいお言葉です。・・・
このお母さんは、御子息の事をよく理解して、その上でうちに任せてくれるようです。・・・本当にありがたいです。・・・
そして次の時間の別のお母さんとの話では、・・・
「数学68点でした~。どう思います~?」・・・
えっ?(あれだけ夏期講習でスイスイ解けてたのに?)・・・
「ほんとうですか?申し訳ありません!我々が至らなかったんです~でも、なんでそんな点数なんでしょう?あれだけ出来てたのに~?不思議ですねー」・・・
「そうでしょう!うちも不思議なんや~なんでやねん~ってね。」・・・
「でもまぁ~まだ、一年生ですから、次の予習でどんどん進んで中間テストでハイレベル点数を出して貰いましょうよ!復習は、この冬にガッツリ・ギュウギュウやらせますから~」・・・
「そうやね~。よろしくお願いします~」・・・
「こちらこそ!よろしくお願いします。」・・・
よかったー・・・
まだ、信じてくれてたぁ~。・・・何としてでも、何とかしないといけませんな~。・・・
この子は、英語はともかく数学が苦手で来てくれた子です。それでも、1学期の期末では大幅に伸びたんですが、今回落ち込んだようです。一度は出来るようになってたのに、どうなってるのかそこが不思議です。その辺も見極めて改善します。・・・
そして、サッカー部の彼。・・・
「おい!テストどうだった~?」・・・
「・・・駄目・・・」下を向いて、足早に帰って行きます。・・・
彼は、入塾当初から毎回成績が上がり続けてました。どうやら、今回はだめだったようで・・・
それでも、私から逃げるようにして帰って行きます。相当悪かったのか、それとも他に何かあるのかも知れません。心配です。彼のサッカー友達に聞いても「さぁ~?」と気のない返事です。(お前ら本当に友達か~?)・・・明日、親御さんに連絡し確認してみます。変です。・・・
とまぁ~。今日の出来事です。・・・
明日は、更に怖い親御さんを持つ3年生がやって来ます。・・・「どうかぁ~!かみさま~!」・・・
明日に、期待!・・・えっーーーーーーー!・・・
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