イソップ寓話に、「嘘をつく子供」と言うのがある。・・・
もうご存知だと思います。・・・「オオカミ少年」とも言われています。・・・
ここまで書いて、すでに何を言いたいのかを理解できる方もいるかと思います。・・・
そうです、昨日の「東京駅大量殺人予告事件」です。・・・結局は、本人が海外在中で、いたずら目的の愉快犯であったようです。・・・すぐ自爆してくれたので良かった。・・・たぶん、ネット仲間が尽力してくれたおかげでしょう、事実は見えませんが。・・・
これまたみなさんご存知でしょうが、大震災時に、ツイッターを使って、嘘の情報や被害を発信したり、また津波警報に信頼性をなくした方々が逃げ遅れたりしました。・・・
イソップの「嘘をつく子供」のお話そのものです。・・・
私が子供の頃に読んだり、見たりしたお話では、嘘をついてみんなが騒ぐ姿が楽しくて、何度も嘘をつく、その内に誰にも信じて貰えなくなり、本当にオオカミが来た時には、誰一人動かなかった。そして、子供はオオカミに襲われ、守るべき羊たちも襲われてしまった。・・・
最近の本では、子供は大目玉を食ったぐらいで終わり、嘘つきはいけないぞと言うくらいで、戒めている。・・・
この本の中には、大まかに二つの戒めがある。・・・一つは、「嘘はいけない」。一つは、「危機管理」。万に一つあるかもしれない、と感じる心。・・・
子供の頃、この話を読んで、「そもそも、嘘はいけない事だ」、「それでもついてしまったらどうしよう?」、「誰も来ないなら、一人で、どうやって闘うか?」・・・など、色々と考えて、悩んだことがある。・・・
「あの人、いつも口だけ~」、「うそつき!」、「信用できん!」、「口から出まかせ~」・・・誰でも言われた事があると思います。・・・人間、誰もが嘘をついたことがあるものです。・・・
気を引くため、自分を守るため、などなど・・・意図的に人を騙し、苦しめて自分の利益を得る方法は、搾取、恐喝にあたります。・・・(犯罪に遭われている方は、最寄りの警察、弁護士の無料相談まで~)・・・
では、人に信用してもらうには、どうすればいいのか。・・・
信じるの信は、解体すると、「人」と「言」に分かれます。・・・人が言うから、「信じる」なのです。・・・赤の他人(第三者)に、「この人は信用できる!」と言って貰わないと、信用して貰えません。・・・
例えば、たくさんのファンがいる人が、そのファンの前で、「この方は、信用できる。」と言えば、信用されるでしょう。・・・たくさんのファンがいる人は、そのファンに信用されているからです。・・・ファンを日本語で漢字で書くと、「信者」となります。・・・決して如何わしい宗教ではない。・・・信者がたくさん集まると、「儲」になります。・・・大阪人が儲けると言う言葉を使うと、いかにも的な銭儲けのように感じるが、ちょっと違う。・・・元々、「儲ける」の意味は、何もしないでも授かると言う時に使います。・・・子供を儲けたとか、株で儲けたとか・・・宗教的な事では、信者さんが増えれば儲かります。・・・話が反れました。戻して・・・
信じてもらうには、信者・ファンを増やす事です。・・・商売でも、会社でも、ファンのお客さんがいないと成り立ちません。・・・要は、お客さんであるみんなに支持されないと、信用がなくなるという事です。・・・(今の政府?・議員?)・・・
さて、今回の殺人予告。・・・初めから、嘘だと思って取り入らなかった方もいるでしょう。・・・また、ネットの話だから元々信用できないと言う方もいるでしょう。・・・ひょっとしたら、と考えて駅に行くのをためらった方もいるでしょう。・・・ひょっとしたら、と考えて駅に野次馬取材に行った方もいるでしょう。・・・
メディアも何処も取り上げませんでした。・・・防犯上の問題もあったのでしょう。・・・
警察も何も言いません。・・・秘密裏に動いていたようです。・・・
場所が東京駅なので、監視カメラで全ての人の行動を監視していたのかもしれません。・・・最近では、細かく細部まで監視できているそうですが・・・トイレ中も監視?(分かりませんが)・・・
下手に、ネットやツイッターで騒ぐのは良くないのでしょうが、正直、今の政府や国の機関をどこまで信用していいのかが分からなくなって来ている。・・・メディアも選ばないと、行き過ぎた報道もあるようですし、・・・
結局!イソップの寓話の話は、今の日本の全てに及んでいそうです。・・・だから、自分の判断で責任を持って、誰かを信じて行かないといけないのかもしれません。・・・
本当に信じられる人は、あなたの近くにいるのかもしれません。・・・
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