三日後、中学・高校でも中間テストの提出物、範囲の発表です。
いよいよ、今学年最初の「試練」であります。
特に中1生は、いったいどういうものなのか?どれくらいの採点基準なのか?難易度は?等々、何も分かっていませんね。小学校レベルでものを考えるしかない。経験したことが無いのだから・・・。
それでもしっかりやる事してれば確実に採れます。
例えば、ある男子は「英語のピリオドやクエッションマークくらい無くても丸か三角くれるよ~!ゼロ点じゃないさ~」と考えています。どっこい!無ければゼロ点です。
「少しくらい~~」
これが小学生レベルなんです。
もう甘くはない。英語のアルファベットの大文字小文字を正しく、きれいに書いていなければそれだけで✖です。
理科社会で、漢字が分からずひらがなばかりでも、先生によっては✖!
数学の答えが正しくても途中式が間違いなら✖!途中式が間違ってるのに、答えが合うはずがない。
容赦ない!
「えっなんで~~」
否定否定否定!
人格さえも否定されたような感覚にもなる。けど、それが中学以上の世界。
そこはもう自己責任の世界に入りました。
今の所まだ気づいていません。
言ったこと、やらかしたこと、悪ふざけもすべて自己責任で問われます。
ほとんどの行動が評価されて、先の高校受験・大学や専門学校、就職についてまわります。
やってしまった事は、自分で解決しないといけない。そのまま放置は出来ません。今は放っておけてもいつか必ずやり直す時が来る。
それよりも、真面目に陰ひなたなく努力する事。前向きに、未来を見つめる事。そして、どうしたら良いのか絶えず考える事。
「玩人喪徳」(人をもてあそべば、徳をうしなう)
嘘をついたり、人様に迷惑を掛けるような事をわざとしてみたり、だましたりしていると徳(信用)を失うという事。
一度信用を失うと取り返すまで、容易ではない。
「玩物喪志」(物をもてあそぶと、志をうしなう)
モノに執着し過ぎると、やるべき事(志・士の心)をうしなうという事。
本来やるべきことを、モノにのめり込んでしまい出来なくなるという事で、スマホやゲーム依存がそれ。勉強も仕事もしなくなる。
人間が堕落する事を戒める言葉です。
過去数千年、人間の欲は変わっていません。
その欲を自ら理性で抑えて活きる事が本当の人間の生きる道。
中学では、そういうことを学ぶのです。
明日に、期待!
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