今日は、中3生に合格の為の「三種の神器」を渡して行きました。・・・
9日、10日は寒くなる可能性があります。必勝カイロ、キットカット(講師のメッセージ入り)、試験当日の注意点を書いたプリントを配布しました。(合格お守りは、以前に渡してます)・・・
みんな箱から、ワイワイ言いながら3個ずつ選んでいきます。・・・
中には、「これ、食べられへん」(もったいなくて)と言う子もいますし、「朝食べて、自転車に乗って食べて、電車で食べて・・」とか言う子もいます。写メを採る子もいます。みんな、喜んでくれました。・・・全員無事合格を祈ります。・・・
そんな中、今日が最後の授業の子がいます。・・・
明日、親類の家に行き、そこから当日の試験会場に向かいます。会場は、大阪の北の方になり、こことは正反対の場所になります。・・・
今日も夕方から22時までしっかり頑張ってくれました。・・・
残念ながら、この子の学力を伸ばせたかどうか、分からないのです。反省してもしきれないくらいです。最後は、本人に任せるしかない。・・・
帰りに、・・・
「もう二度と会えないかもしれん。入試の合格発表は12日。そのまま受かったら、向こうの寮に入る段取りになるやろし、・・最後まであきらめるなよ。風邪ひくなよ。祈ってるから・・」彼女はうなずいていた。・・・
我々には何も出来ません。悔しいですが何も出来なかった。・・・
ただ、最後に・・・
「辛い思いをさせて、ごめんなさい」と、謝った。・・・
彼女は、ここで講師に指導される事が、重荷になっていたはずです。・・・
誰も理解してくれない。誰も分かろうとしてくれない。そんな気持ちだったのではないかと思います。それでも、頑張って休まず来てくれました。・・・
ほんとうは、とても辛かったのだろうと思います。・・・
もう一年近くになりますが、彼女と話が出来たのは、私だけでした。それも、ほんの少しだけ・・・講師スタッフは、彼女の声すら知りません。・・・
スタッフもそんな中で諦めずに頑張ってくれたと、感謝しています。私も無理を承知で頼んで指導して貰った所もありました。ありがとう。・・・
後は、祈るしかありません。・・・
無事に合格しておくれ!・・・
明日に、期待!・・・