学者や知識人は、はじめに理論があり、政治、社会、経済、心理の現実はそれに従って形成されると考える。
そういうこともある。
だが滅多にない。
理論が実践に先行することはない。
理論の役割は、すでに有効性を確認された実態を体系化することにある。
個を一般化し、教え学ぶことのできるもの、一般に適用できるものにすることにある。
:「新しい現実」
理論的に考えても行動に結びつきにくい現実がある。
人間力(ジンカンリョク)が機能していない原因を考えて対策を実施することが問題解決の近道である。
人間力(ジンカンリョク)が機能しないことに対する原因と対策を考えて実行しながら進めていくことが有効である。
従来はコミュニケーションの構築に課題を感じていたが、最近は正統性の確立に課題を感じている。
単純に考えるとリーダー不在である。
リーダー不在の対策として、関係者の総意によるルール創りと運用が考えられる。
ISOの導入・運用にヒントがある。
人間力(ジンカンリョク)を機能させるためには、どのように正統性を確立するかを強く意識する必要がある。
成果をあげるための仕組みを構築するには、正統性を確立して有効性を確認しつつ構成員の位置づけと役割を明確にする必要がある。