皆様こんばんは。
まずは今月の主なお仕事の紹介です。
7/5(火) 囲碁アカデミー級位者クラス
横浜駅近くの宇宙棋院にて、級位者教室が開催されています。
詳細は明日に譲ります。
7/8(金)、7/22(金) ユーキャン囲碁ネット指導碁
毎月第2、第4金曜日の14時30分~17時、ユーキャンのネット対局場にて指導碁を行っています。
7/9(土) 永代塾囲碁サロン指導碁
毎月第2土曜日は永代塾囲碁サロンにて指導碁を行っています。
個人的なサービスとして、対局の棋譜をその場でお渡ししています。
7/10(日) グリーン碁石交流会指導碁
奇数月の第2日曜日の13時~、グリーン碁石交流会でミニ講座と指導碁を行っています。
会場は二十四世本因坊秀芳囲碁さろんです。
7/17(日) 日本棋院市ヶ谷本院指導碁
いつもは有楽町囲碁センターで指導碁を行っていますが、今月は市ヶ谷にて行います。
日曜以外 白石囲碁教室
五反田にて指導碁専門の会場をオープンしています。
指導碁は夕方から夜中心の時間帯で受け付けています。
さて、宣伝も終わった所でいつものように碁盤を使って行きましょう。
本日の題材は3子局です。

白△と下辺の白模様を広げた所です。
黒はどういう作戦で臨みますか?

実戦は黒1の打ち込みでした。
積極的な好手・・・と言いたい所ですが打ち過ぎです。
左右の白石は強いので、入って行ってもただ地を荒らすだけになってしまいます。

そして白1と根拠を奪われると逃げなければいけません。
白7までと一方的に攻められ、左辺一帯の黒模様のスケールが小さくなってしまいました。
また白5の絶好の押さえにも回られ、地でも得をしたとは言えなくなって来ました。

下辺の黒はまだ治まっていないので1以下と補強しましたが、その間に白地が大きくまとまりました。
すっかり白に主導権を奪われています。
後に左辺Aの打ち込みにも回られ、黒地がガラガラになってしまいました。

いきなり押さえられるのはきついので、1回は黒1と打っておきます。
そして白地に焼き餅を焼かず、黒3などと打つのが正しい発想です。
白地が大きく見えるかもしれませんが、黒△で作った黒模様は立体的で、スケールでは比べ物になりません。
それをさらに広げながら白模様の広がりを防ぐ絶好点です。

焼き餅を焼かないと言っても、黒1などは消極的過ぎます。
白2の絶好点に回られ、白模様の方が大きくなってしまいます。

さて、その後の進行を考えてみましょう。
白1以下、下辺を地にされて心配な方もいらっしゃるかもしれません。
確かに40目ぐらいはありますが、しかし何もない所に40目出来たわけではありません。
元々△2子、〇2子の所は白地だったので、増えた地はせいぜい20目です。
しかし黒模様のスケールは比べ物にならないぐらい大きくなりました。

あまりにも雑な図で申し訳ありません
お互いに得たものがどの程度か、視覚的に表現してみました。
大きさの違いは比べるまでもないですね。
お互いに模様を広げ合う展開で、焼き餅は禁物です。
模様の大きさで負けない事を第一に考えましょう。
まずは今月の主なお仕事の紹介です。
7/5(火) 囲碁アカデミー級位者クラス
横浜駅近くの宇宙棋院にて、級位者教室が開催されています。
詳細は明日に譲ります。
7/8(金)、7/22(金) ユーキャン囲碁ネット指導碁
毎月第2、第4金曜日の14時30分~17時、ユーキャンのネット対局場にて指導碁を行っています。
7/9(土) 永代塾囲碁サロン指導碁
毎月第2土曜日は永代塾囲碁サロンにて指導碁を行っています。
個人的なサービスとして、対局の棋譜をその場でお渡ししています。
7/10(日) グリーン碁石交流会指導碁
奇数月の第2日曜日の13時~、グリーン碁石交流会でミニ講座と指導碁を行っています。
会場は二十四世本因坊秀芳囲碁さろんです。
7/17(日) 日本棋院市ヶ谷本院指導碁
いつもは有楽町囲碁センターで指導碁を行っていますが、今月は市ヶ谷にて行います。
日曜以外 白石囲碁教室
五反田にて指導碁専門の会場をオープンしています。
指導碁は夕方から夜中心の時間帯で受け付けています。
さて、宣伝も終わった所でいつものように碁盤を使って行きましょう。
本日の題材は3子局です。

白△と下辺の白模様を広げた所です。
黒はどういう作戦で臨みますか?

実戦は黒1の打ち込みでした。
積極的な好手・・・と言いたい所ですが打ち過ぎです。
左右の白石は強いので、入って行ってもただ地を荒らすだけになってしまいます。

そして白1と根拠を奪われると逃げなければいけません。
白7までと一方的に攻められ、左辺一帯の黒模様のスケールが小さくなってしまいました。
また白5の絶好の押さえにも回られ、地でも得をしたとは言えなくなって来ました。

下辺の黒はまだ治まっていないので1以下と補強しましたが、その間に白地が大きくまとまりました。
すっかり白に主導権を奪われています。
後に左辺Aの打ち込みにも回られ、黒地がガラガラになってしまいました。

いきなり押さえられるのはきついので、1回は黒1と打っておきます。
そして白地に焼き餅を焼かず、黒3などと打つのが正しい発想です。
白地が大きく見えるかもしれませんが、黒△で作った黒模様は立体的で、スケールでは比べ物になりません。
それをさらに広げながら白模様の広がりを防ぐ絶好点です。

焼き餅を焼かないと言っても、黒1などは消極的過ぎます。
白2の絶好点に回られ、白模様の方が大きくなってしまいます。

さて、その後の進行を考えてみましょう。
白1以下、下辺を地にされて心配な方もいらっしゃるかもしれません。
確かに40目ぐらいはありますが、しかし何もない所に40目出来たわけではありません。
元々△2子、〇2子の所は白地だったので、増えた地はせいぜい20目です。
しかし黒模様のスケールは比べ物にならないぐらい大きくなりました。

あまりにも雑な図で申し訳ありません

お互いに得たものがどの程度か、視覚的に表現してみました。
大きさの違いは比べるまでもないですね。
お互いに模様を広げ合う展開で、焼き餅は禁物です。
模様の大きさで負けない事を第一に考えましょう。