

ずる剥けの皮膚から出てくるジュクジュクの滲出液。
いわゆる『化膿』している状態。
抗生物質を飲んで、悪化を食い止めています。
微生物を扱う仕事柄、このジュクジュク滲出液の『正体』(顔)がみたい、と常々思っていました。
『顔』とはジュクジュク滲出液の原因菌の色・艶・形のこと。
先日、廃棄寸前の培地(微生物を培養するもの)がいただけそうだったので、それを使って、再び


一般的に化膿菌とは
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)
などの、病原性のある菌のことをさします。
さすがに今回も、使える器具・試薬等に制限がありますので(お遊びで会社の資材は使えませんから…)、ラフに傾向をみることしかできませんが、私にとって興味深い結果となりました。
さて、わさびのジュクジュク原因菌のお顔は?

ジュクジュクパッドを交換する際に目立った『茶色いジュクジュク』と『黄色いジュクジュク』、そしてパットに浸み込んだジュクジュクのすべて『ミクスチャー ジュクジュク』について実験してみました。
『茶色いジュクジュク』においては、活きがよかったのか、ものすごい勢いで増殖しました。



元々膿んでる状態なので、かなりの菌量のはずです。(おそらく100,000,000コ以上?)
このことも増殖の速さに拍車をかけていると思われます。
『黄色いジュクジュク』も、パッと見、3種類の菌(黄・白・透明極小)が見えます。



見たところ、病原性のある菌ではなさそうです。
抗生物質のおかげでしょうか?
Staphylococcus epidermidis(表皮ブドウ球菌)とMicrococcus luteus/lylae、Corynebacterium といった皮膚の常在菌が異常に増殖した状態なのかもしれません。
ニオイはフツーの菌のにおい。
あの化膿臭ではありません。
では、あの化膿臭は一体何なのか???
謎は残ります

『ミクスチャー ジュクジュク』


…については、ちょっと薄めてみたものを再培養しています。
果たして『顔』が見えるかどうか…。
個人的にはヒジョーに楽しみです

こちらは現在培養中なので、結果はまた後日のブログレポートにて…

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これらはあくまで、経験に基づく見た目のみで判断した結果および考察です。
違う菌名である可能性も大いにあります。
その点は、あしからずご了承くださいませ。
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