大震災の被災地~福島県相馬市の「農人ナベさん」より、おたよりが届いています。 転載します。
大震災・大津波・原発事故の発生時は、何もかもが不足していました。
あれから、8ヶ月半がすぎました。
福島県相馬市の避難所は、すでに閉鎖されています。
自宅が被災された方々は、仮設住宅や自治体が契約した賃貸住宅などに入居されていますが、他の県では、まだ避難所生活をされているところがあると聞いています。
今、問題になっているのは
仮設住宅が町からはなれているために、買い物をしたくても、お年寄りや車のない人は、町にでるのが大変だということ
そのため、ボランティアの方が商品をリヤカーにつんで仮設住宅をまわり、買い物の手助けや安否確認などをしています。
今、困っているのは
津波で住まいをうしなった方々が、今後、どこに住んだらいいのか、
漁船や田んぼや店舗など働く場をうしなった方々が、今後どのように生活していくのか、
また、原発事故で避難をよぎなくされた方々が、いつ、自宅へ戻れるのか、それとも、戻れないのか、
本当に深刻な問題ばかりです。
つづく