今日の補聴器は日本の補聴器メーカー(リオネットポケットタイプHA-27DX)です。
かなり歴史は古く、現在残っている数少ないアナログ補聴器です。
今回のご注文は、介護施設に入居されたご家族のためにと取り寄せ注文でした。
現実的には装用してもしなくても聴力に期待できない方ですが、着けていないと本人様が落ち着かないための手配でして、そのためできるだけ安価に、そして壊れにくいものをとのことでこのポケットタイプに決めました。コード類は切れてもすぐに交換ができます。
補聴器を扱っていて一番もどかしいことは、効果が上がらずお客様もこちら側も悶々とするパターンです。一口に難聴といってもいろんな原因があります。中には補聴器がかえって災いになる場合も。
音声が明瞭にならなくとも環境音でも耳に届けば、それはそれで補聴器の装用効果と言えるのですが…
今年は認定補聴器専門店の更新年、もうすぐ現地調査が入ります。日々勉強です。