室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

第231回東京道産酒の会

2013-02-19 00:59:54 | 日記
2月14日は、今年一回目の《東京道産酒の会》でした。北海道に縁のある北海道サポーターのお酒好き名士の集いです。

いつものように、クラビノーバをプリウスに積んで、カーナビの言う第三京浜国道で行ったら、かなり遠回りしたかな?



        

        あらゆる準備から司会進行まで、一手に引き受けてらっしゃる堀田さん。



        

        


        
        今年一回目の乾杯は、代表世話人の鈴木さん。

        

        「健康を保つには、運動、睡眠、休養と好奇心。益々充実した道産酒の会にしましょう。ヤー!」


        「ヤー!」

        


        美味しいお食事を頂きながら、北海道産のお酒に舌鼓を打つ訳ですが、車で楽器を運搬する身では

        呑めませんので、ついお酒の写真を撮りそびれてしまいました。


        

        小鉢・・鮭親子漬け、胡麻豆富、叩き秋葵、公魚南蛮漬け


     
        

        お造り・・鮪山かけ、鯛芽巻き、


        

        BS11の上田さん。「今年は”日本再発見” と ”楽しい健康” が目標です。健康に努めるにも

        苦しまずに、楽しくやりたいです。腰と膝の調子が良くないけど週末にフルマラソンに出場します。」


     
        

        焼き物・・鰆粕漬け、酢蓮根


        この間に、しばらくお休みの土佐林会員が年末に傘寿のお祝いをされたお話が堀田さんから披露されました。


        また、写真は撮れなかったのですが、本間会員から愉しい話題の提供がありました。

        皆さんで歌う予定で用意していた『早春賦』について「FMを聴いていたら『早春賦』はどうみても、

        モーツァルトの『春への憧れ』の盗作なのだけれど、明治の作曲当初は誰もそう云えなかった、という

        話をしていました。いかにこの二つが似ているか、中山さんに弾き比べをして頂いたらどうか・・」

        と、いうお申し出があり、弾き比べをしました。和音進行が同じではないのですが、同じ”春” を想う曲

        として使われているリズムがソックリなので、確かに似ていると言えます。

        「モーツァルトと確かに似ているのですが、昔は、おおらかで、似てる曲はむしろ尊敬を表していた

        ので、あまり問題にはなりませんでした。むしろ『知床旅情』は『早春賦』にソックリですね。」

        これも弾き比べをして、著作権を主張するようになったのは、音楽がマスメディアに載るように

        なってからの事、とお話しました。


    
        

        笠井さん。「去年は33の山に登りました。富士登山もしましたが、ずっと高齢の方も登っておられる

        ので、まだまだ行けると思います。皆さんも元気な一年を過ごして下さい。」



        

        揚げ物・・帆立貝串揚げ、魚衣揚げ


        

        小鍋・・鱈、白子蒸し鍋(北海道の酒粕入りで美味しかったです)


        

        傘寿のお祝いをされた土佐林さんが苫小牧港開発会社社長をしていらした事を受けて、古谷さんが

        北海道の食料備蓄基地を作る計画が当時の農林省の反対でなかなか進まなかった時代証言をされました。



        

        更に、それを受けて寺本さんも、「土佐林さんの後輩だった私が、なぜ傘寿祝いに呼ばれなかった

        んだろう?」と冗談を交えて、苫小牧開発局に関する苦い思い出を語られました。



        

        もずく温うどん、鰊



        2月お誕生月は慶田さんお一人で、皆さんからの祝福を独占されました。

        


        



        お楽しみの《利き酒大会》

        


        


        

        二回戦で、上田さんが関白殿下位に決まりました。おめでとうございます。



        関白殿下の装束にお召し替えの間に、ミュージック・タイム。

        ここで、皆さんで歌う『早春賦』を、先ほどの本間さんが

        「モーツァルトのメロディで早春賦の歌詞を歌えるんですよ」とおっしゃるので、やって頂きました。

        ~はるーは、名ーのみーの、けさーのさむさや~ を、モーツァルトの速いテンポで『春への憧れ』で

        歌って下さいました。

        その後で、長田さんのリードで正調『早春賦』を皆さんで歌って頂きましたが、すっかりモーツァルトの

        節に惑わされて、どっちのメロディで歌っているかゴッチャになったりで、皆さんで大笑い。

        本間さんの話題提供のお陰で、高尚な爆笑が出来て、新年の慶びを味わいました。

        会場中が愉しい気分になったところで、ドビュッシーの『アラベスク第1番』を聴いて頂きました。


       
        関白殿下の装束の上田さん。

        

        

        表彰状と副賞の授与。

        

        喜びの声。

        


        
        
        上田さんと同じテーブルの皆さんにはお酒のプレゼントが。


        関東一本締め。

        

        
        美味しいお酒、美味しいお食事に舌鼓を打ち、最新の情報や、思い出話に花を咲かせ、更には

        無邪気な大笑いまで飛び出して、まだまだ寒さが残る中でしたが、心暖かく、愉しい会となりました。











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