長岡育英センター・ブログ

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目指そう、わたしたちの音楽

2008-01-24 00:40:08 | きょうの育英
今シーズン2度目の吉岡先生のご指導をいただき、
みんなの合奏がまたグンと良くなりました。

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臨時で行われた23日水曜日の音楽教室には、
元小学校の校長先生で、中越地区の小学校で
長年にわたり器楽合奏の指導にたずさわってこられた
吉岡先生をお招きして練習しました。

子ども達の前に一歩出られると年齢を感じさせない
はつらつとした若々しさで、一つ一つの言葉を
語ってくださいました。



難しいところ、音楽のタテのラインを合わせるべきところは
何度も繰り返し練習するねばり強い取り組みの姿勢、
鍵盤ハーモニカのタンギングを大切にして一つ一つの
フレーズをはっきりとさせること、強弱のボリュームで
メリハリを付けて平坦・平板な音楽にしないこと、
一瞬の静寂の間の大切さ、そして基本の大切さ、
熱い気持ちを持つこと、音楽の楽しみを共に分かち合うこと、
などなどたくさんのことを教わりました。


これら一つ一つ、吉岡先生が言われた言葉を大切にして、
最後の25日の練習で、最高の演奏を作り上げ、本番の
27日に挑みたいと思います。





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音楽の面白さって、なんでしょうね。

一度完成したかに見える音楽でも、どこまでもどこまでも
いい音楽をみんなで探し続ける。

すぐそこにゴールがあることもあれば、いくらでも新たに
ゴールは遠くに設けることも出来る、むしろ、
ゴールであってゴールではない。

あるいは、完成しては壊し、壊しては築き上げ、
またぶち壊しては築き上げ、また壊しては積み上げ。

そしてそこに一人ひとりの演奏者の音が融合し、混ざり合い、
その全体が大きな一つのメロディーを、作曲者が曲にこめた
一つの歌・メッセージを演奏することが出来たとき、
一つ一つの音の足し算では決してない、音楽の相乗効果、
あふれる力、ものすごいエネルギーが核融合のように
そこから噴き出し、飛び出していくのです。

そして、楽譜に書かれたオタマジャクシ=作曲者の音楽は、
新たに生命を得て、時間と空間を飛び越えて、聴く者の
心の中に腹の中にずどーんと入り込んでしまう。

この時、音楽を通して一つの空間を共有している者同志で
しか抱けない、大きな感動が生まれるのではないでしょうか。

もしかしたら、その人の一生を変えてしまうことだって
あるかも知れない。



それが、音楽の醍醐味、演奏の醍醐味、喜びではないでしょうか。




そんな音楽を作りたいと、常々思っています。

そしてそれは、そういう音楽は子ども達にだってきっと作れるのです。


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子ども達は一つの音楽を作るために、精いっぱいにわたしたちと
汗を流し、時には悔し涙も流しながら、これまで努力を重ねてきました。

子ども達の努力に、そして保護者の皆様のご協力に、心から感謝しています。


あと一歩。あと一歩をみんなで乗り越えて、本番を迎えられるように
したいと思います。

本日のご協力、ありがとうございました。

そして、25日金曜日の音楽教室も、どうぞご協力をよろしく
お願いいたします。

そして、子ども達へのたくさんの応援をどうぞお願いします。


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Go For It!! IKUEI!!
 by 川上