扇風機に飛び込んで、羽根をケガしたトンボです。
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「あぁあぁ!」
木曜日、子ども達が叫ぶので何かと思ったら、
扇風機の中に何かが引っかかっています。
黒い物体は、羽根と胴体が真っ黒のトンボ。
急いで扇風機を止めますが、羽根がボロボロに
なってしまい、もう飛ぶことができません。
扇風機から助け出し、観察することにしました。

トンボは図鑑を引っ張り出してきてみると
どうやら「ハグロトンボ」のようです。
雄と雌の絵も出ていますが、見分け方の
ポイントがわかりませんでした。
もはや飛ぶことは出来ませんし、体や羽根を
自分で思うように動かすことは出来ないようでした。

懸命に力を振り絞って、ようやく長い胴をくねらせ、
からまった足を伸ばし、破れた羽根をどうにか
開いたり閉じたりしています。
この姿は、まるで傷ついた龍のようでした。
龍は見たことはないですが、体の動きは本当に
dragonflyの名の通りだったのでした。
この後、そっと窓の外に放してあげました。
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Jump!! IKUEI!!
by 川上
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「あぁあぁ!」
木曜日、子ども達が叫ぶので何かと思ったら、
扇風機の中に何かが引っかかっています。
黒い物体は、羽根と胴体が真っ黒のトンボ。
急いで扇風機を止めますが、羽根がボロボロに
なってしまい、もう飛ぶことができません。
扇風機から助け出し、観察することにしました。

トンボは図鑑を引っ張り出してきてみると
どうやら「ハグロトンボ」のようです。
雄と雌の絵も出ていますが、見分け方の
ポイントがわかりませんでした。
もはや飛ぶことは出来ませんし、体や羽根を
自分で思うように動かすことは出来ないようでした。

懸命に力を振り絞って、ようやく長い胴をくねらせ、
からまった足を伸ばし、破れた羽根をどうにか
開いたり閉じたりしています。
この姿は、まるで傷ついた龍のようでした。
龍は見たことはないですが、体の動きは本当に
dragonflyの名の通りだったのでした。
この後、そっと窓の外に放してあげました。
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Jump!! IKUEI!!
by 川上