きょうの午後、育英センター2階の部屋に、
ハチが迷い込んできました。
---
子「先生大変!大きいハチがいる!」
川上「どれどれ!」
急いでキンチョールを持って2階に急ぐと…、
そこには大人の小指ほどもありそうな大きさの
ハチの姿が。
前に仕留めたアシナガバチの大きさとは
大違いです。直観的に身の危険を感じるほど。
川「で、でか~~い…。
ち、千春先生…、あの、薬局で
【ハチアブ用(マグナム)ジェット】を
買ってきてください…。
子ども達は、下の部屋に移動していてください。」
千春先生「わ、わかりました…。」
子ども達を退避させて、待つことしばし。
ハチは飛び回ることもなく、ファンヒーターの下から
超低空で移動して、子ども達の机の下を静かに徘徊。
じっとにらみ続ける川上。
○○くんの机の下で机の脚に止まったまま、
こちらをじっと見ている(ように感じる)のです。
何分経ったでしょう、千春先生が急ぎ足で
戻ってきてくれました。
黄色い缶の【ハチ・アブ用マグナムジェット】
(以下、ハチジェット)を持って。
ハチは何もしてきてはいないけど、子ども達の
学習する部屋ですから、これ以上いてもらっては危険です。
申し訳ないけど、駆除することに決めました。
およそ2~3m離れた距離からハチジェットを噴射。
ハチは反撃することも逃げることもなく、しばらく
もがいていた後、ぱたりと動かなくなりました。
---
観察です。図鑑でまず何のハチか調べました。
大方の予想通り、オオスズメバチのようです。
続いて、大きさを測りました。
図鑑によれば、メスが45mm。オスが30~35mmくらいとのこと。
どうも、オスの体長をずっと上回っているようです。
実際測ってみると、体長は、くるんと湾曲しているので、
測るのが難しいですが、一番下(シッポ)の腹の部分(※1)が
およそ25mm(くらいかな?)。 ※1「腹部」っていうそうです。
中間部分が13mmくらい。(※2)頭の部分が10mmくらい。(※3)
(※2=中胸と呼ぶそうです。)
(※3=頭部といいます。そのまま。)
合わせると、45mmを超えるくらい。
これはどうも、図鑑によるとメスの体長らしい。
触角の形がオスメスで違い、特徴的なようですが、
素人なので、いまいちわかりません。
顔を眺めると、実に精悍なデザインです。
で、見た目に、悪そうな顔をしています。
石ノ森章太郎氏が「仮面ライダー」をデザインした
ときに、バッタをモチーフとしたのは有名ですが、
このスズメバチの顔もなかなかに迫力があります。
自然の世界は、なかなかにグッドデザイン賞なのです。
ところで、このスズメバチの顔をよく見ると、大きな目が
触角の下にあり、目と目の間の人間だと「眉間」にあたる
部分に黒い丸が三つあります。
「隠れミッキー?」と思ってしまいましたが、違います。
(当たり前ですが。)
大きな目の方を「複眼」と言って、眉間のこの隠れミッキーを
「単眼」と呼ぶのだそうです。
ほら、隠れミッキー見つかりましたか?
---
最後に、チクンと人も刺す、シッポの針を調べます。
生きている時には、腹をぐいんぐいん動かしたりして
シッポの先から鋭い何やらがシュッと出てくるのが
見えるらしいのですが、残念ながら、息絶えたスズメバチの
尻からは、針は見えませんでした。
逆さまにすると、その尻の部分から、黒い針が見えますが、
固い殻に被われていて、針そのものはよくわかりませんでした。
といって、じっくり見ようと思って針に刺さっても困るので、
それでもいいですけどね。
ちなみに、スズメバチの針というのは、産卵管が進化したもので、
オスには毒がないそうです。メスにだけ毒があるらしいです。
参考「都会のスズメバチ」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/
といっても、なかなか普通にはすぐに見分けが付きませんから、
ハチに出会ったら、騒がず静かにその場を離れるのが良いようです。
皆さんも、どうぞご注意を。
---
Jump!! IKUEI!!
by 川上
ハチが迷い込んできました。
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子「先生大変!大きいハチがいる!」
川上「どれどれ!」
急いでキンチョールを持って2階に急ぐと…、
そこには大人の小指ほどもありそうな大きさの
ハチの姿が。
前に仕留めたアシナガバチの大きさとは
大違いです。直観的に身の危険を感じるほど。
川「で、でか~~い…。
ち、千春先生…、あの、薬局で
【ハチアブ用(マグナム)ジェット】を
買ってきてください…。
子ども達は、下の部屋に移動していてください。」
千春先生「わ、わかりました…。」
子ども達を退避させて、待つことしばし。
ハチは飛び回ることもなく、ファンヒーターの下から
超低空で移動して、子ども達の机の下を静かに徘徊。
じっとにらみ続ける川上。
○○くんの机の下で机の脚に止まったまま、
こちらをじっと見ている(ように感じる)のです。
何分経ったでしょう、千春先生が急ぎ足で
戻ってきてくれました。
黄色い缶の【ハチ・アブ用マグナムジェット】
(以下、ハチジェット)を持って。
ハチは何もしてきてはいないけど、子ども達の
学習する部屋ですから、これ以上いてもらっては危険です。
申し訳ないけど、駆除することに決めました。
およそ2~3m離れた距離からハチジェットを噴射。
ハチは反撃することも逃げることもなく、しばらく
もがいていた後、ぱたりと動かなくなりました。
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観察です。図鑑でまず何のハチか調べました。
大方の予想通り、オオスズメバチのようです。
続いて、大きさを測りました。
図鑑によれば、メスが45mm。オスが30~35mmくらいとのこと。
どうも、オスの体長をずっと上回っているようです。
実際測ってみると、体長は、くるんと湾曲しているので、
測るのが難しいですが、一番下(シッポ)の腹の部分(※1)が
およそ25mm(くらいかな?)。 ※1「腹部」っていうそうです。
中間部分が13mmくらい。(※2)頭の部分が10mmくらい。(※3)
(※2=中胸と呼ぶそうです。)
(※3=頭部といいます。そのまま。)
合わせると、45mmを超えるくらい。
これはどうも、図鑑によるとメスの体長らしい。
触角の形がオスメスで違い、特徴的なようですが、
素人なので、いまいちわかりません。
顔を眺めると、実に精悍なデザインです。
で、見た目に、悪そうな顔をしています。
石ノ森章太郎氏が「仮面ライダー」をデザインした
ときに、バッタをモチーフとしたのは有名ですが、
このスズメバチの顔もなかなかに迫力があります。
自然の世界は、なかなかにグッドデザイン賞なのです。
ところで、このスズメバチの顔をよく見ると、大きな目が
触角の下にあり、目と目の間の人間だと「眉間」にあたる
部分に黒い丸が三つあります。
「隠れミッキー?」と思ってしまいましたが、違います。
(当たり前ですが。)
大きな目の方を「複眼」と言って、眉間のこの隠れミッキーを
「単眼」と呼ぶのだそうです。
ほら、隠れミッキー見つかりましたか?
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最後に、チクンと人も刺す、シッポの針を調べます。
生きている時には、腹をぐいんぐいん動かしたりして
シッポの先から鋭い何やらがシュッと出てくるのが
見えるらしいのですが、残念ながら、息絶えたスズメバチの
尻からは、針は見えませんでした。
逆さまにすると、その尻の部分から、黒い針が見えますが、
固い殻に被われていて、針そのものはよくわかりませんでした。
といって、じっくり見ようと思って針に刺さっても困るので、
それでもいいですけどね。
ちなみに、スズメバチの針というのは、産卵管が進化したもので、
オスには毒がないそうです。メスにだけ毒があるらしいです。
参考「都会のスズメバチ」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/
といっても、なかなか普通にはすぐに見分けが付きませんから、
ハチに出会ったら、騒がず静かにその場を離れるのが良いようです。
皆さんも、どうぞご注意を。
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Jump!! IKUEI!!
by 川上