長岡育英センター・ブログ

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ギャンゴかナマコかあるいは王蟲か?

2009-06-18 22:58:01 | 畑日記
テントウムシのサナギと思われるものを発見。

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玄関においてあるサルビアの葉っぱにそうっと
くっついているのを子ども達が見つけて教えて
くれました。

「ぎょへ……。気持ち悪ッ!グロいねぇ。」

という感想が思わず漏れてしまうビジュアルです。


でもって、この虫の見た目があまりに気持ち悪いので
害虫(草花を傷めるめる虫)として排除した方がいいのか、
あるいは益虫(草花の役に立つ虫)としてそっとして
おいた方がいいのかちょっと迷っていました。

でも、「てんとう虫」って知らなければとっとと
追っ払ってしまいましたが、

「この後あのかわいらしい虫になるのなら…」

ということで、そっと見守ることに。

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昨日の夜、本屋さんで買った「野菜」の本で調べたところ、
てんとう虫はなんとアブラムシを食べてくれる「益虫」で
あることが判明。

「シッシッ!」しなくてよかった。(笑


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ともあれ、せっかくじっとしているんだから、観察を
してみることにしました。


風の吹く中、葉っぱをおさえてやっと撮影しました。




サルビアの葉っぱの表にくっついているてんとう虫の
サナギは、こんな大きさ。

川上の親指と比べると、どれだけ小さいかわかります?

でもって、てんとう虫って丸いイメージですが、このサナギは
ちょっと面長(オモナガ)。長いんですよ。

脱皮中?それともサナギってしばらくこんな形なんでしょうか?



 ↑
この写真のサナギの左側はなんなんでしょう。触手のような
触角のようなウニョウニョしたもの、ニョキニョキしたものが
伸びています。

丸みを帯びた楕円の体にウニョウニョの触角的なものは、
まるでナウシカに出てくる王蟲〔オウム〕のようです。

また、体全体は楕円でちょっと長くてエイリアンの頭の
ようでもあります。


この楕円がどうやるとあの丸になるのでしょう。

また、背中の斑点は節だらけでブラインドみたいな感じなのに、
どうやってあのつるりとした形のドーム型の羽根(?)&
クリアーな斑点模様になるんでしょう。


サルビアの葉っぱをいじって、もっといるかと見ていたら、
なんとさらにすさまじいビジュアルの虫が登場!!


それがこれです。どん!



うひゃぁ。これは厳しい。気持ち悪いです。

背中のウニョウニョに見覚えがありますね。

そうです、どうもこれがてんとう虫の幼虫のようです。
これが変態して上の写真のサナギになっているようです。

トンボの幼虫のような長いシェイプ。しかし実際には
結構小さいですよ。

アップにしたモノがこちらです。





どん!







お食事中の人すいません。

大丈夫でした?

この背中の突起がサナギの触手あるいは触角に見えたモノと
酷似しています。サナギの触手あるいは触角に見えていたアレは
背中の突起だったんでしょうか。

そして、この突起なんの役に立つんでしょうか。怪獣みたいです。


気になるところです。

ステゴサウルスとかの背中のごつごつを思い出します。

あるいは、ナマコのようなウミウシのような。

あるいは、往年のウルトラ怪獣「ギャンゴ」のような。


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てんとう虫はアブラムシを食べてくれる益虫だそうですから、
いっぱい増えてもらって、おなかいっぱいそこら辺のアブラムシを
食べちゃって欲しいです。

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Challenge!! IKUEI!!
 by 川上