ものつくり日記

テラコッタ彫刻とインテリア小物を中心に制作しています。
親子で楽しめる粘土教室をおこなっています。

花のレリーフ

2012年02月04日 | テラコッタ彫刻
椿  水仙

お知らせ 
私の作品が近所の器屋さんのブログで紹介されています
↓コチラをご覧ください
http://bbshop.exblog.jp/17397062/
この箸置きも彫刻が生きてる


色々ありまして、体全体が衰弱してしまい
3年ぐらい作品を全く作れませんでしたが
去年ぐらいからぼちぼち少しづつ作品が作れる様になってきました。
こちらは全く作品を作れなくなる前に作っていたレリーフ。 

私は”陶芸やってる”って事になっていますが
大学で勉強していたのは”彫塑”といって
人体彫刻を石膏で作るのが専門だったんですね~。
えらい陶芸家の先生に習ったことも無ければ
窯も持っていないし、釉薬も自分では作れないし
常に働きながらの制作でほぼ独学の作陶方法です。

料理も好きだったし、
自宅で狭いスペースでも続けられるものという事で
今の状態で作品作っています。

でも彫刻の勉強をしたのは私の作品には必要条件だったように思います。


金魚のレリーフ・・・
彫刻を勉強した人にはメジャーな方法ですが
テラコッタといって素焼きの粘土に日本画絵の具で彩色しました。
そのほか色々作ってますので見てみてください↓
http://blog.goo.ne.jp/ikumi40goo/c/a63deba73a4ae94c4e8b26c75d688a06
雪柳と一緒に・・・壁に飾って部屋を明るく!

制作が全く出来なかった期間は
コンビニでアルバイトをする以外に何も出来ませんでしたし
それまで美術を続けてきてしまったことを本当に後悔していました
自分の作品も見たくない時期が長く続きましたが
その間色んな出会いが有り少しずつ心身を回復させていきました。

そんなわけで懐かし~い作品たちです。
彫刻、陶芸、どらも生かしていける
私にしか作れない作品作りという格闘の結果ですので
大切な作品ですね。

世の中には好きな事が続けられる人はほんのわずかです。
さまざまな事情で生きていくため、家族のために
自分の思い通りではない人生を生きなければいけません。
それでも皆明るく元気に生きています。
成功している人が幸せを感じているとは限りません。

こうやって少しずつでも周りの人の理解と協力で
”好きな事”を続けていける事は本当に幸せな事ですし
沢山の人に感謝、感謝で”好きなものを楽しく作る”
をこれからも続けていけたらなあって思っています。